HOMEROOM 事例①新入社員.pdf
- 2. - 1 -
離職理由 入社1年目
業務アンマッチ 9名
人間関係 9名
処遇不満 2名
本人都合 1名
将来不安 1名
合計 22名
離職理由(直近3年間の合計)
【主な理由】
✓ 思っていた以上に難易度が高く、向いていないと感じた
✓ 一人で担当する業務が多く、人間関係を作れない
✓ ミスが続き、これ以上迷惑を掛けれない
✓ 希望していた配属と違い業務に意欲を持てなかった
➢ 業務にチャレンジするポジティブマインドを醸
成すること
➢ 社内ルールである「報連相の徹底」「メンター
との1on1の活用」が出来る
➢ 周りから教えたいと思われるような姿勢(マ
ナー含め)を身につける
【研修に求める成果】
リアリティーギャップを
自ら乗り越える力を身につける
GOAL
- 3. - 2 -
学習体験1 社会人としての心構え
【事前学習】
【研修】
【反転学習】
【フィードバック】
学習体験2 3つの壁の乗り越え方
自責と他責の違いを調べ、
これまでを振り返る
【マインドセット】
✓自責と他責 ✓ 3つの壁
【スキルセット】
✓ビジネスマナー
✓ロジカルコミュニケーション
【メンタルヘルス】
✓気持ちを切り替える3R
✓レジリエンス
自責×レジリエンスの
実体験をまとめる
成果発表会(オンライン)
【事前学習】
【研修】
【反転学習】
【フィードバック】
半年間を自己評価する
(10項目)
【マインドセット】
✓人間関係の作り方
✓3つの壁の乗り越え方
【スキルセット】
✓報連相の使い分け
【メンタルヘルス】
✓レジリエンスの再確認
✓ストレス耐性の上げ方
うまく行かなかったこ
とをロジックツリーに
まとめる
1on1コーチング
- 4. - 3 -
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
全体スケジュール
研
修
(
2
日
間
)
研
修
(
1
日
間
)
1
年
目
事前
課題
反転
学習
事前
課題
反転
課題
フィード
バック
フィード
バック
- 5. - 4 -
【事前学習】
• 直すべき点が自分の中ではっきりしていても、時間が無かったりほかの作業に気を取られ
てしまい、実際に行動に移すまでに時間がかかってしまっていました。
• 試作品を作成した際、必要な形状にデータ段階で気が付くことができず、追加工が必要と
なった。
• 入社して半年間、とりあえずやってみるという楽観的な考え方で業務に取り組んできまし
た。その中で、具体的な目標がうまく立てれてなかったと思います。実際に9月末に同行
販売に行かせていただいた際、私は、検証という部分で何をどういう風に売ろうかシュミ
レーションができてなかったと思います。予め売りたい商品は自分の中で決めていたので
すが、どうやってお客様に説明するのか具体的な内容を考えられていませんでした。次回
から主要な製品のサンプルを準備して実際にお客様に使っていただきながら説明していこ
うと思います。
• 自責サイクルの改善の段階に難しさを感じました。配属後は先輩方に御指導いただき様々
な機器や薬剤を扱い、少しずつできることを増やしていくことが主な業務でした。私が難
しく感じたのは機器や薬剤を用いて実施した試験の報告書作成時です。報告書は上長への
提出前に先輩に確認と修正をしていただいているのですが、指摘された修正箇所がなぜ
誤っているかは理解できてもそれに代わる文章を作成することがうまくできませんでした。
知識不足と適切な言葉選びに慣れていないことが主な原因だと考えています。知識も言葉
選びもその都度学んでおりますが、知らないということが与える負の影響の大きさ驚きま
した。慣れにはある程度経験が必要だと思いますが、なるべく少ない回数で多くを吸収で
きるよう努力致します。
• 私は「改善」が難しいと感じました。 私は、8月末から検査員として製品の予備検
査・工程検査を担当しており、稀に規格外のものが見られました。その際には、先輩方が
「水をもう少し足してください」「もう少し攪拌してください」と、的確に指示をなさっ
ていましたが、私はまだ製品の知識が無く、製造課の方々に的確な指示を出すことができ
ませんでした。 製品の知識が無いことから改善策を見いだせなかったため、「改善」
が難しいと感じました。
• 1つ1つの仕事の品質と正確性を上げていくことを目標にします。作業を覚えることで精一
杯で、先輩や上司に訂正を頂いてばかりでした。自分1人の力で客先に報告書を提出でき
るように勉強します。
• 一つ一つの仕事の品質、正確さ:金型等の知識がまだ足りていない為、今後の業務を通し
て学習し、仕事の品質、正確性をあげていきたい。
• 改善したい項目は、成果への達成意識です。入社して半年間まだ正式に担当を持っておら
ず数字に対して執着しきれてないところがあります。営業は数字だと思うのでまず、目標
に対しての計画を立てる。その計画に対して、具体的な提案を考える。その中で、具体的
な提案の部分で、上期では、全くできていなかったと思います。その反省点を下期、来期
では、どうしたら数字が伸びるか考え失敗を恐れず行動に移していきたいと思います。
• 「一つ一つの仕事の品質、正確さ」を改善していきます。以前課内の進捗状況の定期報告
にて、私が報告した内容に対して「ヒューマンエラーなのではないか。」という指摘を受
けたことがあります。試験結果について手元の狂いによる影響があるのではないかという
ことです。もし今後も同様の指摘を受けるようであれば私の報告した結果を再度第三者が
検証する必要すらあり、最終的には私に作業を割り振れないという事態も考えられます。
よって、より品質、正確さを改善する必要があると考えています。安心して仕事を任せら
れ、常に信頼性の高いデータを提示し続ける研究員を目指します。
• 先ほど挙げた例の他、規格内でも先輩方や製造課の方々から見れば異常値である。といっ
たケースがあります。この場合でも、製品や原料の知識がなければ工程検査の際に気づく
ことができず、早急に対処することができせん。そのため、私は残り半年間、製造課の
方々とよりコミュニケーションをとり、製品・原料について学びたいと思います。
• スケジュールでの自己管理をしっかり行い、あたりまえのことはあたりまえに。お客様と
の期日の共有を徹底して、信頼関係の構築に努めていきたいです。
1.自責サイクルを回すにあたって、検証・改善・確認・行動のどこが難し方ですか? 2.以下の10項目について、自己評価してください
- 6. - 5 -
時
間
学習項目 内容 進め方
A
M
本研修で伝えたいこと
・研修をする目的(当事者意識)
・研修を受ける姿勢
・自立と依存の違いを理解する
講義
自責と他責
・1年目の行動姿勢は、自責サイクルを回
すこと
・自責と自虐、自滅の違い
・他責に入った時に自分を切り替えるマイ
ルール
・自責サイクルを回すために、なぜ人間関
係が重要なのか?
講義
個人ワーク
P
M
1年目に訪れる3つの壁
・会社はたくさんの負荷を与える
・1年目に訪れる3つの壁
・3つの壁を乗り越えるために必要な3つ
の筋肉
講義
個人ワーク
指示の受け方、報連相の
仕方
・ビジネスにおけるコミュニケーションの
ルール
・報連相
・指示の受け方
講義
グループワーク
他責と感じた時、
レジリエンスを発揮する
・他責に入ったときに発揮する力 レジリ
エンス
・後天的に発揮できる6つの考え方
講義
ケーススタ
ディー
時
間
学習項目 内容 進め方
A
M
“心”を中心とした
ビジネスマナー
• ビジネスマナーは何のため?
• 大事なことは「後工程を考える」(例:期限厳
守などのルール)
• 印象:挨拶、表情、態度、身だしなみ
• 言葉遣い:尊敬語、謙譲語、丁寧語、クッショ
ン言葉、フレーズ
• 名刺交換:紹介の仕方とされ方
• 席次:応接室、車(社用車、タクシー)、列車、
エレベーターにおける上座・下座
講義
個人ワーク
ペアワーク
グループ
ディスカッ
ション
PM
“型”が必要な
ビジネスマナー
• 電話応対:電話のかけ方・受け方・取り次ぎ方
• 電子メールの基本構成
• 電子メール作成、社内メール、送信の際の注意
事項
• 事例)内定期間中のコミュニケーション、内定
式を活用
• ケーススタディを用いた演習
• 社内文書:議事録とは(サンプル提示)
• 社外文書:送付状とは(サンプル提示)
講義
個人ワーク
ペアワーク
グループ
ワーク
✓4月 DAY1 ✓ 4月 DAY2
【研修】
- 7. - 6 -
時間 学習項目 内容 進め方
AM
1.研修の目的
・本日の研修の目的
・4月の研修の振り返り
・これからの働き方
講義
2.入社からの半年を振り返る
(グループワーク)
・キャリアチャート
・3つの報連相の本質
・教わり上手にならないと、仕事が上達しない
講義
個人ワーク
PM
レジリエンスの再確認
・訪れた壁の整理と共有
・レジリエンス/他責から切り替える習慣を決める
・乗り越えるためにワークシートを作成
講義
個人ワーク
グループワーク
改善プランの作成(ワーク)
・ROG Checkの再受講
・グループフィードバーク
・3月までの目標設定(3つの改善プランの作成)
・発表/会社からの期待値(上司アンケートより集計)
個人ワーク
フィードバック
発表
✓ 10月
【研修】
- 9. - 8 -
✓ 成果発表会LIVE! ✓ 1on1コーチング
テーマ:自責×レジリエンスの実体験を発表 テーマ:求められる視座と課題の進捗について
【フィードバック】
- 10. - 9 -
定着率 受講者満足度 上司からの評価
・新入社員からの報連相の徹底された。数も質も多く人事も上司も助かった。
・年間通じて学ぶ機会があるため、リアリティーギャップが発生してもその場で相談で
き解決できた
・研修のプロセスが可視化されており、上司が新入社員の実態把握ができた為素早くケ
アすることができた
検証
現職,
29
離職, 1
大変満足,
26
満足,
4
やや不満,
0
不満, 0
大変満
足, 17
満足, 10
やや不満, 3
不満, 0
【主な理由】
✓ HOMEROOMを通じて挙げられたレ
ポートを担当する上司に共有し、指
導に役立てた
✓ 人事部主導の面談を行い、メンタル
ケアができた
【主な理由】
✓ 研修を通じて気持ちの切り替えがで
きた
✓ うまく行かないことを乗り越えるス
キル(特に報連相のタイミング)を
学べてよかった
✓ レジリエンスを知れたことは今後も
活用できるメンタルケアだと思う
【主な理由】
✓ 昨年と比べ、中間報告の回数も精度
も高く、明らかに研修の効果だと思
う。
✓ 環境のせいにせず、自責で考えるこ
とができている。
✓ 本人の努力もあると思うが、成果を
上げる速度が早い