Azure Blockchain WorkbenchとAzure Blockchain Serviceを活用したドキュメント管理ソリューションの構築ハンズオンです。

1. Azure Blockchain Workbench ハンズオン
~ ブロックチェーンを活用したドキュメント管理ソリューションの構築~
日本マイクロソフト株式会社
Azure アプリケーション開発 技術営業本部
南澤 拓法 (Takunori MINAMISAWA)
※本資料は2020年11月30日時点でのコンテンツです。

2. ◎サンプルコード
blockchain-devkit/accelerators/attestable-documents-and-media/
blockchain-workbench at master · Azure-Samples/blockchain-devkit (github.com)
◎事前準備
・有効なマイクロソフトアカウント or 組織アカウント
・Azure サブスクリプション
本資料について&各種情報
このコンテンツでは、文書や設計図などのドキュメントファイルをブロックチェーンを活用して管理するシステムを
構築します。変更や監査の証跡をブロックチェーン上に残すことで、真正性を担保することができます。
参考文献: Blockchain - Verify e-Documents with Smart Contracts in Azure Blockchain Development Kit | Microsoft Docs

3. 本ハンズオンで作るもの全体像
・Logic App と Functions を用いて、Storage にアップロード
されたファイルのハッシュ値を作成します
・ハッシュ値を Service Bus 経由で Azure Blockchain Service に
送信します
・情報がどのように格納されているかアプリから確認します
Azure Blockchain Service
Functions
Logic App
Blob Storage
Service Bus
App Service
Blockchain Workbench

4. Azure Blockchain Workbench の作成
ステップ 1

5. Azure ポータルにアクセスをしてください
https://portal.azure.com

6. 画面左上の ≡ から Azure Active Directory を選択してください

7. 「アプリの登録」メニューから「+ 新規登録」をクリックしてください

8. 任意の名前を設定し、「登録」をクリックしてください

9. 「マニフェスト」メニューでマニフェストを一部追加・変更します
※詳細は公式ドキュメントを参考

10. 「API のアクセス許可」から「+ アクセス許可の追加」を選び、「Microsoft Graph」をクリックしてください

11. 「委任されたアクセス許可」を選択してください

12. 「User.ReadBasic.All」にチェックを入れ、「アクセス許可の追加」をクリックしてください

13. 「管理者の同意を与えます」を「はい」として設定してください

14. 「概要」から「アプリケーション(クライアント) ID」をコピーし、メモ帳等に貼り付けてください

15. Azure AD の概要画面より「プライマリ ドメイン」をコピーし、メモ帳等に貼り付けてください

16. 「エンタープライズアプリケーション」から先ほど作成したアプリを検索し、選択してください

17. 「ユーザーとグループ」から「+ ユーザーの追加」をクリックしてください

18. ユーザーを追加し、「選択」をクリックしてください

19. 「割り当て」をクリックしてください

20. 指定したユーザーにロールが割り当てられたことをご確認ください

21. ≡ から 「+ リソースの作成」を選択してください

22. 「ブロックチェーン」カテゴリから「Azure Blockchain Workbench」を選択してください

23. 必須項目を入力し、「次: Advanced Settings >」をクリックしてください

24. 先ほどコピーしたドメイン名と Application ID を入力し、「確認および作成」をクリックしてください

25. 「作成」をクリックしてください (※デプロイには数十分かかります)

26. デプロイが正常に完了したことを確認し、「リソースグループに移動」をクリックしてください

27. -api の付いていない App Service を選択してください

28. 「URL」をコピーし、メモ帳等に貼り付けてください

29. 画面左上の ≡ から Azure Active Directory を選択してください

30. 「アプリの登録」から先ほど作成した Azure AD アプリを選択してください

31. 「認証」から「+ プラットフォームを追加」をクリックし、「Web」を選択してください

32. 先ほどコピーした App Service の URL を貼り付け、「構成」をクリックしてください

33. 「ID トークン」にチェックを入れ、「保存」してください

34. App Service の URL にアクセスし、下記 UI が出れば展開完了です

35. 「New」をクリックしてください

36. json ファイルと sol ファイルをアップロードし「Deploy」します。サンプルコードは GitHub にあります。
https://github.com/NoriMin/AzureBlockchainWorkbench-HOL

37. File Registry アプリをクリックしてください

38. 「File Registry」を選択してください

39. 「0 members」をクリックしてください

40. 任意のユーザー、任意のロールを決め、「Add」してください

41. 「+ New」をクリックし、任意のレジストリ名を決め、「Create」をクリックしてください

42. 作成されたレジストリを選択してください

43. Contract Address をコピーし、メモ帳等に貼り付けてください

44. Activity をクリックしてください

45. FROM ADDRESS をコピーし、メモ帳等に貼り付けてください

46. Take action をクリックしてください

47. 「Open Registry」を選択し、「Take action」をクリックしてください

48. レジストリがオープンな状態になりました

49. Azure Functions の作成
ステップ 2

50. ホーム画面にお戻りください

51. 画面左上の ≡ から 「+ リソースの作成」を選択してください

52. 「関数アプリ」を選択してください

53. 必須項目を入力し、「次: ホスティング >」をクリックしてください
任意の名前で作成
任意の名前
.NET Core
Japan East

54. デフォルトの設定のまま、「次: 監視 >」をクリックしてください

55. 「いいえ」を選択し、「確認および作成」をクリックしてください

56. 「作成」してください

57. 「リソースに移動」してください

58. 「関数」から「+ 追加」をクリックしてください

59. 「HTTP trigger」を選択し、「追加」をクリックしてください

60. 「コードとテスト」でデフォルトのコードを全て消し、下記リンクよりソースコードをコピー&ペーストしてください
https://github.com/NoriMin/AzureFunction-HashFunction/blob/main/HashFunction.csx

61. 「保存」してください

62. Azure Blob Storage の作成
ステップ 3

63. ホーム画面にお戻りください

64. 画面左上の ≡ から 「+ リソースの作成」を選択してください

65. 「ストレージ アカウント」を選択してください

66. 必須項目を入力し、「確認および作成」をクリックしてください
任意の名前で作成
StorageV2 (汎用 v2)
LRS
先ほど作成したリソースグループ

67. 「作成」してください

68. 「リソースに移動」してください

69. 「コンテナー」を選択してください

70. 「+ コンテナー」をクリックし、任意の名前で「作成」して下さい

71. ストレージの準備は完了です

72. Azure Logic App の作成とワークフローの構成
ステップ 4

73. ホーム画面にお戻りください

74. 画面左上の ≡ から 「+ リソースの作成」を選択してください

75. 「統合」カテゴリから。「Logic App」を選択してください

76. 必須項目を入力し、「確認および作成」をクリックしてください
任意の名前で作成
先ほど作成したリソースグループ

77. 「作成」してください

78. 「リソースに移動」してください

79. 「空のロジック アプリ」テンプレートを選択してください

80. 「Blob」と検索をし、トリガーを選択してください

81. 任意の接続名を決め、ステップ3で作成したストレージを選択し「作成」してください

82. 先ほど作成したコンテナを選択し、「+ 新しいステップ」をクリックしてください

83. 「Blob」と検索をし、「BLOB コンテンツの取得」アクションを選択してください

84. 「ファイルの一覧 Id」を選択し、「+ 新しいステップ」をクリックしてください

85. 「Functions」と検索をし、「Azure 関数を選択する」を選択してください

86. ステップ2で作成した関数を選択してください

87. 作成した関数を選択してください

88. 要求本文に「ファイル コンテンツ」を設定し、「+ 新しいステップをクリックしてください」

89. 再度、「Functions」と検索をし、「Azure 関数を選択する」を選択してください

90. ステップ2で作成した関数を選択してください

91. 作成した関数を選択してください

92. 動的コンテンツを利用して下記要求本文を作成後、「+ 新しいステップ」をクリックしてください

93. 「変数」と検索をし、「変数を初期化する」アクションをクリックしてください

94. 名前を「RequestId」、種類を「文字列」、値を「guid()」に設定し、「+ 新しいステップ」をクリックしてください

95. 再度、「変数」をクリックしてください

96. 「変数を初期化する」を選択してください

97. 名前を「ProcessedDateTime」、種類を「文字列」、値を「utcNow()」に設定し、「+ 新しいステップ」を
クリックしてください

98. 「Service Bus」と検索をし、「Service Bus」を選択してください

99. 「メッセージの送信」アクションを選択してください

100. 任意の接続名を決め、「作成」してください

101. 「キュー」と「内容」を設定します。「内容」は GitHub をご参照下さい。
https://github.com/NoriMin/AzureBlockchainWorkbench-HOL/blob/main/ServiceBus-Content.json

102. 「保存」してください

103. 動作確認
ステップ 5

104. ステップ3で作成したストレージのコンテナに任意のファイルをアップロードしてください

105. Logic App のワークフローが正常に動作したことをご確認ください

106. 「File」を選択してください

107. File の情報が登録されています

108. ブロックの詳細をご確認ください

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