中学社会・歴史　　南北朝の内乱と室町幕府の成立

1. このごろ都にはやるもの
南北朝の内乱と
室町幕府の成立
稲葉 通太 Michio Inaba
でマスター 中学社会科 歴史

2. 唐隋漢 三
国 晋 南北朝
弥 生 古 墳 飛鳥 奈良 平 安 鎌 倉 室 町
安
土
江 戸
明
治
大
正
昭
和
平
成
五
代
十
国
北宋
南
宋
元 明 清
中
華
民
国
中国
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
14世紀
み ん
中国は明に…

3. 鎌倉幕府
ご だい ご
後醍醐天皇
朝 廷
幕府は
ほろんだ。
新しい政治を
始めるぞ！
1333年
鎌倉幕府
ほろぶ
けん む しん せい
建武の新政

4. 政治を行う
ちょう てい
朝 廷
ばく ふ
幕 府
天 皇
貴 族
将 軍
武 士

5. ご だい ご
後醍醐天皇
く げ
公家中心の政治 武士は反発
あ し か が た か う じ
足利尊氏

6. に
じ
ょ
う
が
わ
ら
ら
く
し
ょ
二
条
河
原
の
落
書
こ
の
ご
ろ
都
に
は
や
る
も
の
。
夜
討
ち
、
強
盗
、
に
せ
綸
旨
。
召
人
、
早
馬
、
虚
騒
動
。
生
頸
、
還
俗
、
自
由
出
家
。
に
わ
か
大
名
、
迷
い
者
、
安
堵
、
恩
賞
、
虚
軍
。
本
領
は
な
る
る
訴
訟
人
。
文
書
入
れ
た
る
細
つ
づ
ら
。
追
従
、
ざ
ん
人
、
禅
律
僧
。
下
剋
上
す
る
成
出
者
…
。
建武の新政で混乱する当時のようすが表現されている

7. 朝 廷
新しい
天皇を
立てよう
朝 廷
京 都
吉 野
北 朝
南 朝
約60年間
二つの朝廷が並び立つ
南北朝時代
武士たちは
有利な方について戦う

8. 奈良・吉野の吉水神社。後醍醐天皇が皇居とした。

9. 朝 廷
朝 廷
京 都
吉 野
北 朝
南 朝
む ろ ま ち
京都に室町幕府
征夷大将軍に
任命
1338年

10. 朝 廷
朝 廷
京 都
吉 野
北 朝
南 朝
守
護
各地の守護を
幕府の味方に
つけなければ…。
年貢の半分を得る権利を
守護に与えよう。

11. 荘 園
荘園領主
(寺社や貴族)
守 護
は ん ぜ い
半 済

12. 守護の力が強くなる
鎌倉時代
室町時代
軍事・警察
軍事・警察
経済力
し ゅ ご だ い みょう
守護大名
室町幕府認定

13. おもな守護大名とその領地（1360年ごろ）
国司の代わりに
国を支配するようになった

14. あし かが よし みつ
足利義満
京 都
吉 野
北 朝
南 朝
3代将軍
1392年
南朝を北朝に合一
南北朝時代 終わる

15. 将軍の邸宅 花の御所
京都の室町

16. しょう ぐん
将 軍
かん れい
管 領
中央(京都) 地 方
さ
む
ら
い
ど
こ
ろ
侍
所
も
ん
ち
ゅ
う
じ
ょ
問
注
所
ま
ん
ど
こ
ろ
政
所
記
録
・
文
書
保
管
軍
事
・
警
察
裁
判
財
政
・
事
務
じ
と
う
地
頭
し
ゅ
ご
守
護
か
ま
く
ら
ふ
鎌
倉
府
関
東
・
甲
斐
・
伊
豆
の
統
治
室町幕府のしくみ

17. 将 軍
かん れい
管 領
有力な守護大名が就任
三管領
斯波氏
細川氏
畠山氏将軍を補佐する

18. 政治を行う
ばく ふ
幕 府
将 軍
武 士
政治権力は
幕府に集中