連合東京 地球温暖化防止に向けたCO2削減の取り組み ～わたしたちが地域でやること、できること～

1. 連合「植樹祭」の意義と経過

2. Ⅰ.経過
１．連合本部における議論と取り組み
（１）植樹祭のはじまり
1990年5月、国際ﾒｰﾃﾞｰ100周年記念行事として、八王子市・高尾山に於いて初めて植樹祭を行った。
その後、５年間（年１回5月、計５回）連続開催し、それ以降断 続的に開催している。
（２）植樹祭（＝「連合の森」づくり）の全国展開
①議論
1992年2月「第１回国民運動委員会」に於いて、「環境保全に係る運動」のなかで、以下行動について議論
された。
・各種の環境問題に係る会議、シンポジウムへの参加
・クリーンキャンペーン
・「連合の森」づくり
②取り組みの全国展開
その後同年、本部において以下の方針が確認され、各地方連合会において「植樹祭」 が実施されるよう
になっ た。本部は、以下の通り「植樹祭」を行っている。
「連合の森づくり」
将来的には、野外レクリェーションや児童の自然体験、自然保護教育の施設建設を 展望した「連合の
森」づくりを提唱し４年を経過し、全国半数の地方連合会で植樹運 動が展開されてきた。豊かな森の保
全は、水源涵養、治水、国土の保全にとって不可 欠であり、全国で植樹推進を展開されるようめざしてい
く。中央における連合植樹祭 は５月14日（土）に高尾山で行う。

3. Ⅰ.経過
２．連合東京（地方連合会）の取り組み
（１）第１回目： 1997年４月12日 檜原「都民の森」
連合本部より「植樹祭」の委託を受け、連合東京は1997年に4月12日に、はじめて植樹祭を実施した。この
時は、東京都森林整備公社に依頼し、土地と苗を斡旋いた だく中で、檜原村人里６８２９－イ（森沢１号
造林地）に杉の苗を植樹した。連合東 京としては、政策制度の観点から、広葉樹の植樹の希望を持って
いたが、公社の性格 上、経済林の斡旋しかできず、やもえず杉の植林となった。
（２）第２回目： 2001年3月31日（土） 特別養護老人ホーム 檜原苑前
（３）第３回目： 2002年3月30日（土） 特別養護老人ホーム 檜原苑前
前檜原村長で現在社会福祉法人緑水会理事長の中村正巳のご厚意で、広葉樹の植林 に対して土地を
提供していただいた。山桜の植樹と連合東京との共同管理が実現する 運びとなった。また植樹する山桜
の苗については、東京緑化推進委員会より無償で150 本の提供を受けることができた。

4. Ⅱ.意義
連合は、植樹の取り組みを、植樹及びそれらの継続的な管理と取り組みを行う中で、環境保全の問題と過
密・過疎問題を考える運動としている。連合東京の取り組みについても、具体的には、貸与頂いた土地につ
いて最低10年間の下草刈りや補植を行うこととしている。