色々と話題のピーター・ティールが書いた本です。

2. 賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう？

4. OS SNS検索エンジン
0から作られたもの

5. これらをコピーしているようでは、あなたは何も学んでいない

6. 人類には奇跡を起こす力がある
僕らはそれを”テクノロジー”と呼ぶ

7. 原理からビジネスを捉えています
成功者は方程式ではなく

8. 今回紹介するのはピーターティールの大ベストセラー
ZEROtoONE
この本を紹介していきます。

9. この本は未来に新しい価値を見出し、
0から１を生み出すとはどうい
うことなのかを
現役の企業家兼投資家であるピーター
ティールがまとめた本です。

10. 賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう？
ここで冒頭に戻ります
ティールはこの質問で0から１を作れる
素質を持つ人間かどうかわかるといいます。

11. ティールはこの質問の意図を説明するために
未来と現在の関係を使って説明してます。
未来現在
現実と未来

12. ティールは未来が特別な理由は
未来が現在と異なるからだといいます。
未来現在
≠
未来の価値

13. 先ほどの質問の答えのほとんどは、異なる視点で現在を見てい
るもので、未来に近づくほど良い答えにななるといいます。
未来現在
いい答え
世の中のほとんどの人はXを信じているが、真実はXの逆である。

14. これは未来が進歩している事を前提に考えられています。
ほとんどの人がXだけを信じていることに対して、新しい物を生
み出す人はXとは異なる場所に価値を見出しています。
世の中のほとんどの人はXを信じているが、真実はXの逆である。
真実
X X
思い込み
新X 今はまだないもの

15. 進歩には新しいことを行うタテの進歩と、成功事例
をコピーするヨコの進歩の2種類あるといいます。
2つの進歩の軸
タテの進歩
ヨコの進歩
新しい事を行う
成功例をコピーする

16. 大きい意味でのヨコの進歩をグローバリゼーションとい
います。成功したことをほかの地域に広めることです。
それに対して、物事の新しい取り組み方、手法をタテの進歩
テクノロジーと言います。
大きい意味での進歩
テクノロジー
グローバリゼーション
0to1
1ton

17. 例えばタイプライターを進歩させるとすると、
ヨコの進歩は何かしらでタイプライターがコピーされ増え
ていくこと。それに対してタテはタイプライターが
ワープロになるといった進歩です。
進歩の具体例
ワープロ
0to1
1ton ×n

18. ティールはタテの進歩こそ重要であると言います。なぜなら
中国やインドなどが既存のテクノロジーでアメリカと同じ生
活を行えば、環境を破壊しかねない。手法を変えるタテの
テクノロジーの進歩こそ重要だというのです。
タテの進歩の重要性
ワープロ
0to1
1ton ×n

19. SILICONVALLEY

20. 次はシリコンバレーでの事実を踏まえた上で
スタートアップに流れる空気とその問題点に関して説明しています

21. 2000年

22. シリコンバレーの盛大なパーティー
ドットコムバブルが弾けた

23. このバブルの崩壊によって
４つの教訓が生まれたといいます
そしてこれが今のビジネスの前提となってるといいます

24. 少しづつ段階的に
前進すること
無駄なく柔軟で
あること
ライバルのものを
改良すること
☓
販売でなくプロダク
トに集中すること
ドットコムバブルの崩壊で学んだ４つの教訓

25. しかしこれの逆こそが正しいとティールは言いました

26. 少しづつ段階的
に前進すること
小さな違いを追い
かけるより大胆に
掛けたほうがいい

27. できの悪い計画でも
あったほうがいい無駄なく柔軟で
あること

28. 競争の激しい市場で
は収益が消失するライバルのものを
改良すること

29. 販売はプロダクトと
同じくらい重要
☓
販売でなくプロダク
トに集中すること

30. これからはこの4つに関して説明していきます。

31. 少しづつ段階的
に前進すること
小さな違いを追い
かけるより大胆に
掛けたほうがいい

32. 企業は自分を守るためのウソをつくと言います

33. 独占完全競争 企業B企業A
誤解：どの企業もあまり変わりはない
ティールは外から見るとこのように見えると言います。

34. 独占完全競争
現実：大きな違いがある
実際はこの様に２極化が進んでるといいます
企業A 企業B

35. 企業は自分を守るためにウソをつく

36. 独占企業のウソ
検索エンジン市場 広告市場
68％ ３％
実際
独占企業は監査などから独占利益
を守るため自分を小さく見せる
ウソ

37. 競争企業のウソ
メジャー市場 極端に小さい市場
実際
競争企業は競争に勝つために独自
性を強調し、自分を多きく見せる
ウソ

38. 独占ってなんか悪そうですよね

39. しかし、ティールは独占の重要性を主張します

40. 競争企業 独占企業
目的目的
競争
人々を追い詰める、競争企業と違い、独占企業は利
益以外の社会に対する便益などを考えていく余裕が
あるので、長期的未来を考える余裕がある
企業a企業A

41. 中の人にとって、独占が良いのはわかったけど、外の人にとってはどうなのか？？

42. 中の人にとって、独占が良いのはわかったけど、
外の人にとってはどうなの？

43. 価格を調整でき
る悪いヤツ
変化なし 変化あり
選択肢を与えて
くれる良いヤツ
現実の世界は変化しているので、creativeな独占企業は、
変化に対応することで全く新しい選択肢を与えている良いや
つだといいます。

44. よってスタートアップはより小さな市場から始めることを勧めてい
ます。少数の特定ユーザーが集中していながらライバルがほとんど
いない市場こそスタートアップにとって理想的な市場だといいます。
ニッチ市場
関連市場
関連市場
理想的なステップ
市場規模
シェア

45. できの悪い計画でも
あったほうがいい無駄なく柔軟で
あること

46. ティールは人生は宝くじではないという

47. あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在
ティールはこの図を使って説明する

48. あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在
この図は、地域別に
①未来をどのように捉えているか
②どのくらい具体的に捉えているのか？
を表した図である。

49. あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在
先ずはヨーロッパ。方向性の定まらない官僚制度に流されてきたヨーロッパは
暗い未来を予想しながらそれに対処できないという状態です。
これを”あいまいな悲観主義”と説明しています

50. あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在
次は中国。中国は未来を予測することは可能だと思っている。
そしてその未来が暗いために備えが必要だと考えている。
中国がこれほど早く成長できるのは、出発点が低いからだといいます。
これを”明確な悲観主義”と説明しています

51. 次はアメリカ。1960年代までは自からの計画と努力によって、より良い
未来が来ると信じていて、ビジネスマン、エンジニア、医師が世界を豊かに
していった。その前提には綿密な計画があった。
これを”明確な楽観主義”と説明しています
あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在

52. 最後もアメリカ。右肩上がりに経済が発展していった世代なので、自分とは関係なく生活
が良くなっ他世代であり、かれらは偶然を過大評価し、計画の大切さを過小評価す
るように刷り込まれていったといいます。
これを”あいまいな楽観主義”と説明していおりティールはこれを否定しています。
あいまい明確
楽観的
悲観的 中国 ヨーロッパ
アメリカ
1982年-現在
アメリカ
1950年-60年代
現在 現在

53. ティールは、”あいまいな楽観主義’は筋が通らないといいます。
確かに計画を持たないのになぜ楽観的にいられることは矛盾しています。
それでも企業家予備軍は未来は予測できないものとされ、
つねにリーンであれと教えられるといいます。
未来は宝くじではない

54. 未来をランダムだと見る世界では、明確な計画のある企業はかならず過小評価されるといいます。
ただ、ビジネスは実験ではないのでこれを証明する手段はないと、ティールはいいます。
しかし、
ジョブズは他人を真似ることなく念入りな計画によって世界を変えられることを証明しました。
どうやら計画は重要らしい

55. 競争の激しい市場で
は収益が消失するライバルのものを
改良すること

56. ティールはベンチャーキャピタリスト（以下VC）を使って解説していきます。

57. ものすごくざっくり言うと、成功しそうな企業に
お金を提供して、お金を儲けるのがVCの仕事です

58. VCは正直どこが成功するかわからないので、
わりとテキトーに投資を行うと言います
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦です。

59. そしてほとんどのVCや企業は成功することなく潰れてしまいます
ティールはこれには理由があるといいます。
☓ ☓
それは”べき乗論”に気づいていないからだといいます。

60. VCは投資先を増やせば徐々にリターンが帰ってくると思い込んでいます。
VCが直面するする現実と常識の違い
一般認識
投資リターン
企業格差
現実
しかし、実際は一握りのほんの少数の企業だけが利益を得ています。
いこれをべき乗論といい、大規模に成功できる可能性がある企業にだけ
投資するのが良質のVCだとティールはいいます。つまり中間はないということです。

61. 勝ち組企業 それ以外の全ての企業
VS
WIN
簡単に言うと
市場の中で勝った企業が他の全てに勝る
ということです

62. 未来を測れないという考えには他にも理由があるといいます。
不可能簡単
定説 隠れた真実
難しい
溶けない謎
これ以上あたらしい事は生み出せないとおもっているか、
不可能なことだと思っているということです。

63. 販売はプロダクトと
同じくらい重要
☓
販売でなくプロダク
トに集中すること

64. 長くなったんで
ここで終わりにします。
書こうと思ったんですけど

65. 他にもいいこと言っ
てるんで、読んでみ
てください