Six Apart とのお仕事は単に見た目を良くするデザインだけではなく、目に見えないものをデザインすることが多くあります。見えないものを考え、設計することは Movable Type 以外の仕事で欠かせない行程です。Movable Type でお手伝いをさせてもらっている仕事の一部を紹介しながら、そこで意識しているデザイン思考やアプローチについて解説します。
Six Apart とのお仕事は単に見た目を良くするデザインだけではなく、目に見えないものをデザインすることが多くあります。見えないものを考え、設計することは Movable Type 以外の仕事で欠かせない行程です。Movable Type でお手伝いをさせてもらっている仕事の一部を紹介しながら、そこで意識しているデザイン思考やアプローチについて解説します。
Webアクセシビリティは、デザインとかけ離れて存在だと思っていませんか? アクセシブルなサイトを作るとつまらない見た目のサイトになるのかといえば、そんなことはありません。デザイナーが心がけている「シンプルに設計する」という考え方はアクセシブルなデザインを実現するために必要です。
JIS X8341-3 や WCAG のような Web アクセシビリティの規格とは異なる側面から、どのようにアクセシブルなサイトを設計するのかを、ヒントや事例をみながらを解説します。
作る前に始めておきたいコンテンツ設計ですが、あまり注視されていない『未開の地』。パソコン向け Web サイトからの『資産』を散らかしたままサイトを作り続けても、ますます利用から遠い存在になる可能性があります。実は結構やることが多くて大変なコンテンツ設計のノウハウの紹介と、明日からできる改善策を紹介します。
http://www.yasuhisa.com/could/article/how-to-be-a-superhero/
2014年は World Wide Web が世に出て25年という記念すべき年です。Web が世界を変えてきたのと同様、私たちデザイナーも人々の生活に大きな変化をもたらしています。日々の仕事では気づき難いことですが、私たちはクライアント や Web サイト訪問者だけでなく、社会に対しても責任があります。
私たちが作り出すものは、人々の生活を豊かにすることができるだけ でなく、不幸にする力もあります。Web が人々の生活とより密接になった今だからこそ、作ったことによる影響を無視することはできなくなります。仕事だから仕方ないと諦めることで、使う方々に負 担をかけてしまうことがあります。
基調講演ではデザイナーをはじめとした製作者が、どのように影響力を広げ、より良い Web を作り上げるのかを紹介します。
http://www.yasuhisa.com/could/article/wcan-prototype-design/
プロトタイプはスマートフォン向けの Web サイトやアプリケーションの制作では欠かせないツール。しかし、聞いたことがあるけど使っていない、使いどころが分からないという理由で活用できていない人も少なくありません。また、国内外、切り口が異なるプロトタイプツールが無数にあることから、どれを選べば良いのか分かり難いです。
現存のワークフローを変えなければプロトタイプは活用できないのでしょうか?無数に登場するほどプロトタイプツールが溢れているのはなぜでしょうか?プロトタイプツールの見分けどころはあるのでしょうか?そもそもプロトタイプは本当に必要なのでしょうか?そんな疑問に答えながら、プロトタイプの使い所を紹介します。
高機能な Web サイトを低価格で購入できるようになった今、Web プロフェッショナルの力を借りる意味はどこにあるでしょうか。カスタムメイドの素敵な Web サイトをつくったとしても、運営可能な仕組みがなければ意味がありません。Web サイトという納品物を『つくる』だけでなく、サイトへ訪れる人が求めるコンテンツが出せる仕組みを『つくる』ことができるプロフェッショナルが必要とされています。
このセッションでは、重要視されているはずのコンテンツがなぜ壊れているのかを紹介しながら、チェックの方法、コミュニケーションの仕方を紹介します。
Webアクセシビリティは、デザインとかけ離れて存在だと思っていませんか? アクセシブルなサイトを作るとつまらない見た目のサイトになるのかといえば、そんなことはありません。デザイナーが心がけている「シンプルに設計する」という考え方はアクセシブルなデザインを実現するために必要です。
JIS X8341-3 や WCAG のような Web アクセシビリティの規格とは異なる側面から、どのようにアクセシブルなサイトを設計するのかを、ヒントや事例をみながらを解説します。
作る前に始めておきたいコンテンツ設計ですが、あまり注視されていない『未開の地』。パソコン向け Web サイトからの『資産』を散らかしたままサイトを作り続けても、ますます利用から遠い存在になる可能性があります。実は結構やることが多くて大変なコンテンツ設計のノウハウの紹介と、明日からできる改善策を紹介します。
http://www.yasuhisa.com/could/article/how-to-be-a-superhero/
2014年は World Wide Web が世に出て25年という記念すべき年です。Web が世界を変えてきたのと同様、私たちデザイナーも人々の生活に大きな変化をもたらしています。日々の仕事では気づき難いことですが、私たちはクライアント や Web サイト訪問者だけでなく、社会に対しても責任があります。
私たちが作り出すものは、人々の生活を豊かにすることができるだけ でなく、不幸にする力もあります。Web が人々の生活とより密接になった今だからこそ、作ったことによる影響を無視することはできなくなります。仕事だから仕方ないと諦めることで、使う方々に負 担をかけてしまうことがあります。
基調講演ではデザイナーをはじめとした製作者が、どのように影響力を広げ、より良い Web を作り上げるのかを紹介します。
http://www.yasuhisa.com/could/article/wcan-prototype-design/
プロトタイプはスマートフォン向けの Web サイトやアプリケーションの制作では欠かせないツール。しかし、聞いたことがあるけど使っていない、使いどころが分からないという理由で活用できていない人も少なくありません。また、国内外、切り口が異なるプロトタイプツールが無数にあることから、どれを選べば良いのか分かり難いです。
現存のワークフローを変えなければプロトタイプは活用できないのでしょうか?無数に登場するほどプロトタイプツールが溢れているのはなぜでしょうか?プロトタイプツールの見分けどころはあるのでしょうか?そもそもプロトタイプは本当に必要なのでしょうか?そんな疑問に答えながら、プロトタイプの使い所を紹介します。
高機能な Web サイトを低価格で購入できるようになった今、Web プロフェッショナルの力を借りる意味はどこにあるでしょうか。カスタムメイドの素敵な Web サイトをつくったとしても、運営可能な仕組みがなければ意味がありません。Web サイトという納品物を『つくる』だけでなく、サイトへ訪れる人が求めるコンテンツが出せる仕組みを『つくる』ことができるプロフェッショナルが必要とされています。
このセッションでは、重要視されているはずのコンテンツがなぜ壊れているのかを紹介しながら、チェックの方法、コミュニケーションの仕方を紹介します。
41. カトリック VS プロテスタント
すべてが見える VS 見たいものだけ見る
ルーベンス VS レンブラント
このカトリックとプロテスタントの関係を、もう1つの対立として提示したすべてが見えることと見たいものだけ見るという
関係と、対置するとなかなか面白いと思っています。
あるいはルーベンスとレンブラントと。ルーベンスに比べ、明らかに、光と闇のコントラストで見るべきものとそうでないも
のの区別が明確になったレンブラントの絵。
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42. すべてが見える VS 見たいものだけ見る
すべて耳に入る VS 見たいものだけ見る
閉じられない耳 VS 閉じられる目
また、別の対比もできます。
情報を受け取る側にとって、その受け取りを拒否できないのは見ることより、聞くことでしょう。
まぶたを閉じたり顔をそむけたりすることで見ることは回避できますが、耳は閉じられないし、手でふさいでも音から完全に
は逃げられません。そして、何より音は聞くつもりがなくても聞こえてきます。
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43. 閉じられない耳 VS 閉じられる目
音声 VS 文字
そして、ここまでくれば、この対比に気づくはずです。
音声と文字。口から発せられた次の瞬間には消えていく言葉と紙の表面に定着し続ける文字。
あるいは、大聖堂でのミサと聖書。集団でのミサ、個室での読書。音読と黙読。個室での黙読が、人の頭のなかという個室に
自分の声、自分の考えというものを作っていく。内面。
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76. イニゴー・ジョーンズ(1573-1652) Engraving published in Les Plaisirs de L'Isle (1673-74)
ジェームス朝の途中からは、観客が一方向から絵画的舞台を眺める形の劇場に。
大聖堂での集団によるミサと、聖書を個室にこもって黙読することに対応するような、参加型で体験的な演劇と、傍観者的に
鑑賞する演劇。この変化がまさに17世紀半ばを境に起こったのです。
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82. Adriaen van de Venne Friedrich V and Elizabeth Stuart Returning from the Hunt (1628)
この薔薇十字団の登場に大きな影響を与えたといわれるのが、1613年、イギリス国王ジェームズ1世の娘エリザベスと、神聖
ローマ帝国のファルツ選定侯フリードリヒ5世の結婚というトピックでした。
1619年、ボヘミアのプロテスタントの貴族たちは、カトリックの神聖ローマ皇帝フェルディナント2世を排除すべく、フリー
ドリヒ5世をボヘミア王に即位させます。ちょうど、そのボヘミアの首都プラハでケプラーが、ロバート・フラッドの著作に論
争をしかけていた頃です。
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