自分の事は棚に上げる

1. 自分の事は棚に上げる
～常にゴールと目的を見失わない～
2017/08/23 長岡賢一

2. チーム体制での案件の進め方
ゴール(納期：XXXX/MM)
機能A
機能B 機能C
機能D
機能E
機能F
リーダー
案件
メンバー

3. チーム体制での案件の進め方
ゴール(納期：XXXX/MM)
機能A
機能B 機能C
機能D
機能E
機能F
リーダー
案件
メンバー
自分の担当機能にのみ目がいきがち。
自分の所さえOKなら他は、、、、、、。

4. チーム体制での案件の進め方
ゴール(納期：XXXX/MM)
機能A
機能B 機能C
機能D
機能E
機能F
リーダー
案件
メンバー
自分の担当機能にのみ目がいきがち。
自分の所さえOKなら他は、、、、、、。
「チームとして取り組んでいる」という
ことを考えると、ここが本来のゴール

5. チーム体制での案件の進め方
ゴール(納期：XXXX/MM)
機能A
機能B 機能C
機能D
機能E
機能F
リーダー
案件
メンバー
自分の担当機能にのみ目がいきがち。
自分の所さえOKなら他は、、、、、、。
「チームとして取り組んでいる」という
ことを考えると、ここが本来のゴール
メンバーも強くゴールを意識することが重要
※あるべき姿

6. ゴールを意識すると言っても、納期だけでなく品質も重要
※可読性、保守性、拡張性、移植性、、、etc
※納期には間に合ったけど、品質が残念
→つまり、高品質なものを納期通りリリースさせることがゴール

7. 今回の話は品質にフォーカスして説明

8. このコード何やってると思いますか？
List<String> userIdList = getUserIdList();
for (String userId : userIdList) {
System.out.println(userId);
}
※上記コードは拡張for文での表現。以下と同じ意味。
for (int i = 0; i < userIdList.size(); i++) {
System.out.println(userIdList.get(i));
}

9. このコード何やってると思いますか？
List<String> list = get();
for (String a : list) {
String b = “H000000001”;
System.out.println(a);
}
• メソッド名や変数名が抽象的すぎる(可読性の低下)
• aという変数名適当すぎる (可読性の低下)
• bという意味不明な変数宣言(保守性の低下？)

10. 先輩や偉い人達がこういったコードを書いてるのを
見たらどうしますか？

11. (再掲)ここで思い出してほしい
ゴール(納期：XXXX/MM)
機能A
機能B 機能C
機能D
機能E
機能F
リーダー
案件
メンバー
自分の担当機能にのみ目がいきがち。
自分の所さえOKなら他は、、、、、、。
「チームとして取り組んでいる」という
ことを考えると、ここが本来のゴール
メンバーも強くゴールを意識することが重要
※あるべき姿

12. (再掲)ここで思い出してほしい
ゴールを意識すると言っても、納期だけでなく品質も重要
※可読性、保守性、拡張性、移植性、、、etc
※納期には間に合ったけど、品質がorz
→つまり、高品質なものを納期通りリリースさせることがゴール

13. じゃあ、指摘するべきなの？
指摘した方が良いのは理解できるけど、、、、
• まだ若手だし、先輩方のコードに指摘するなんて、、、、
• 実は自分もしょーもないコードを書いてるから指摘できない、、、、
※君も書けてないよね？とか言われたらどうしよう
色々な葛藤が脳裏をよぎる
そんな時こそ、、、、

14. 自分の事は棚に上げよう

15. • チーム全員で気持ち良くゴールへ到達するためには、遠慮は不要。
• 品質を上げるためなら遠慮は不要。
※先輩や偉い人たちが書いたコードでも、品質低下の
温床になりそうであれば遠慮は不要
• 「自分ができているかどうか」 と 「品質を上げること」は別問題。

16. 実践するには
リーダーの振る舞い
• 品質のためなら遠慮は不要、品質のためなら自分のことは棚に上げてOK
という方針を打ち立て、チームメンバー間で合意を取っておくこと
• 意見しやすい雰囲気作り
メンバーの心掛け
• みんなでゴールを目指しているということを見失わない
• 品質大事
• 常に謙虚であること
• 指摘は悪意の表れではないことを理解する

17. 是非棚に上げてみてください

18. 以上です
※本スライドはQiitaで見かけた記事を要約しています