長崎大学 工学部 電気電子工学コース
松橋 亮治
興味のある研究分野と
その展望について
私は、現在 3 年生のため研究室に属しておらず、卒業論文に着手しておりませ
ん。これより、私が現在興味のある研究についてここに記します。
私の興味のある研究分野は、水素吸蔵媒体の金属の小型化についてです。なぜ
ならば、私は長崎大学が主催の『夢の懸け橋プロジェクト』という学生が取り組
むプロジェクトで、技術を駆使し、撮影者や周りの環境・人々にとって安全安心
かつ使いやすい既存には無いドローンを、「ドローンを用いた空の産業革命」と
いうプロジェクト名の下で製作中です。人に無害なドローンを製作している中
で、現在のドローンで使われているリチウムイオンバッテリーに着目しました。
これは、最大で約 20 分しか飛行できなく、もしバッテリーが切れたら落下し、人
と衝突する可能性もあります。しかし、長時間の飛行が可能なら突然にバッテリ
ーが切れる事は防げます。私は、この短時間の飛行時間の問題をどのようにすれ
ば解決できるのかを書籍やウェブページを見て探しました。その結果、水素燃料
が一番有効ではないかと思いました。
Figure 1 水素燃料を用いたドローン
(参考ウェブページ 1)http://japanese.engadget.com/2015/05/20/4-hycopter/
しかし、これにも欠点があります。それは、水素を貯蓄するために高圧な水素ガ
スを貯蓄するための耐高圧ボンベをドローンに取り付ける必要があります。この
技術では、高圧に水素ガスを供給するための高価な機器が別に必要となり、そし
て、部品が劣化した場合に破裂して、ドローンも故障し、近くにいた人に怪我を
負わす可能性もあります。この策として考えたのが、水素吸蔵媒体の金属です。
長崎大学 工学部 電気電子工学コース
松橋 亮治
この技術を用いれば、水素を分子の形で保存するため、ボンベや液体水素よりも
コンパクトに、省スペースで保存する事が可能です。そして、低温にする事も必
要なく、圧力も低く設置することが可能なので安全性も高くなり、ボンベで設置
するよりも効率的になります。
http://www3.muroran-it.ac.jp/hydrogen/hstalloy.html(参考ウェブページ 2)
この金属を今現在の金属よりも、コンパクトでかつ軽く、大容量の水素を吸
蔵する能力が備わった水素吸蔵金属を開発すれば、水素燃料自動車並びに、長時
間飛行可能になるためにドローンの将来のバッテリーにも有望と考えられます。
水素燃料の需要は、以下の図のように、年々増すばかりです。
Figure 2 水素燃料の将来の需要推移
http://www.nedo.go.jp/content/100639757.pdf(参考ウェブページ 3)
ガス・液体による水素の保存でなく、金属による水素吸蔵の特性は参考ウェブペ
ージ 2 にあります。しかし、未開拓の部分があり、さらには、Figure2 のようにこ
れから需要のあるものなので、研究するにはとても興味深いものがあります。従
って、私は人に害のないドローン製作並びに、4 年次に行う卒業論文でこれからの
ドローンのバッテリーの代替となる、水素燃料で使われる水素吸蔵の媒体の金属
をより軽量化する研究を行いたいと考えています。
長崎大学 工学部 電気電子工学コース
松橋 亮治

興味のある研究分野とその将来性・松橋亮治

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    長崎大学 工学部 電気電子工学コース 松橋亮治 興味のある研究分野と その展望について 私は、現在 3 年生のため研究室に属しておらず、卒業論文に着手しておりませ ん。これより、私が現在興味のある研究についてここに記します。 私の興味のある研究分野は、水素吸蔵媒体の金属の小型化についてです。なぜ ならば、私は長崎大学が主催の『夢の懸け橋プロジェクト』という学生が取り組 むプロジェクトで、技術を駆使し、撮影者や周りの環境・人々にとって安全安心 かつ使いやすい既存には無いドローンを、「ドローンを用いた空の産業革命」と いうプロジェクト名の下で製作中です。人に無害なドローンを製作している中 で、現在のドローンで使われているリチウムイオンバッテリーに着目しました。 これは、最大で約 20 分しか飛行できなく、もしバッテリーが切れたら落下し、人 と衝突する可能性もあります。しかし、長時間の飛行が可能なら突然にバッテリ ーが切れる事は防げます。私は、この短時間の飛行時間の問題をどのようにすれ ば解決できるのかを書籍やウェブページを見て探しました。その結果、水素燃料 が一番有効ではないかと思いました。 Figure 1 水素燃料を用いたドローン (参考ウェブページ 1)http://japanese.engadget.com/2015/05/20/4-hycopter/ しかし、これにも欠点があります。それは、水素を貯蓄するために高圧な水素ガ スを貯蓄するための耐高圧ボンベをドローンに取り付ける必要があります。この 技術では、高圧に水素ガスを供給するための高価な機器が別に必要となり、そし て、部品が劣化した場合に破裂して、ドローンも故障し、近くにいた人に怪我を 負わす可能性もあります。この策として考えたのが、水素吸蔵媒体の金属です。
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    長崎大学 工学部 電気電子工学コース 松橋亮治 この技術を用いれば、水素を分子の形で保存するため、ボンベや液体水素よりも コンパクトに、省スペースで保存する事が可能です。そして、低温にする事も必 要なく、圧力も低く設置することが可能なので安全性も高くなり、ボンベで設置 するよりも効率的になります。 http://www3.muroran-it.ac.jp/hydrogen/hstalloy.html(参考ウェブページ 2) この金属を今現在の金属よりも、コンパクトでかつ軽く、大容量の水素を吸 蔵する能力が備わった水素吸蔵金属を開発すれば、水素燃料自動車並びに、長時 間飛行可能になるためにドローンの将来のバッテリーにも有望と考えられます。 水素燃料の需要は、以下の図のように、年々増すばかりです。 Figure 2 水素燃料の将来の需要推移 http://www.nedo.go.jp/content/100639757.pdf(参考ウェブページ 3) ガス・液体による水素の保存でなく、金属による水素吸蔵の特性は参考ウェブペ ージ 2 にあります。しかし、未開拓の部分があり、さらには、Figure2 のようにこ れから需要のあるものなので、研究するにはとても興味深いものがあります。従 って、私は人に害のないドローン製作並びに、4 年次に行う卒業論文でこれからの ドローンのバッテリーの代替となる、水素燃料で使われる水素吸蔵の媒体の金属 をより軽量化する研究を行いたいと考えています。
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