実現させるために企画したものではありませんが、実現させられる勢いで企画したものです。

1. 1

2. ３〜６歳のこどもとその
親
作り出す喜びや意思表示に喜びを感じる時期であり、この時期の
美術鑑賞はのちの創造性を豊かにする。
乳幼児、こどもは目の前の世界に直接触れることで美術を理解していく。
親子での美術鑑賞は大人と子供で違う感覚を持っていることに気づかせてくれる。
ターゲット
2
展覧会概要
日常の中での「見る・話す」というコミュニケーションが大切な時期であり、
美術鑑賞を通しての「見る・話す」は親子のコミュニケーションと
美術理解の両方を得られ日常とは違う「見る・話す」を体験させてくれる。
３〜６歳のこども
その親
自分のこどもに美術教育が必要だと考えているが、美術館の制限や
こどものことを考えると美術館に行きづらいと感じている人。

3. 親子のコミュニケーションを通して
楽しみながら美術館を理解できる展覧会
目的
3
展覧会概要
親子のコミュニケーションを通して美術館から達成感や非日常を
体験することで、親子の美術館や美術に対するハードルを下げ、
親子の美術館離れを解消する。
こどもが大きくなった時、美術館に偏見なく行ってほしい。
大人が美術を通して、こどもの世界を見ることで、
今までとは違う美術の考え方が生まれる。

4. のびのび
今までの美術館では制限されていたことを親子がのびのびと
ありのままにたのしめる展覧会であるという意味を表す。
展覧会タイトル
4
展覧会概要
のびのび⇄びじゅつかん
⇄
親と子、親子と美術館のコミュニケーションを表す。
どちらか片方ではなく双方向からのコミュニケーションで成り立つ。

5. 2016年３月いっぱい
こどもは春休み。気候的にも寒すぎない。
３連休もある。
開催場所
階層を跨がずに展示でき、恒久展示もこどもが楽しく鑑賞できるものが多い。
その場にいるだけで会話が生まれてくる場所。
金沢２１世紀美術館
入場料
大人 ￥１５００
小学生〜高校生 ￥８００
小学生未満 無料
開催概要
5
展覧会概要
開催日時

6. 「オバケとパンツとお星さま」展
良い点
幼児から小学生までを対象とした展覧会。
美術館での鑑賞方法を楽しく学べ、こどもとしての自然な
振る舞いを抑制することなく美術に親しめる。
参加体験型のアイテムやワークショップなども開催され、
創造の楽しさを実感させてくれる。
悪い点
現代アーティストが多く、様々なジャンルの作品に
触れられるわけではない。
チームラボ 「学ぶ！未来の遊園地」
良い点
体験型展覧会、子供が積極的に参加できる展示物。
現代の子供にかけていると言われる「共創」をテーマにあげている。
悪い点
アミューズメント要素、テクノロジー要素が強い。
大人が参加しづらい。
展覧会リサーチ
6
企画案

7. 親から子へのコミュニケーション
子から親へコミュニケーション
びじゅつかんでやってはいけないことって？
びじゅつかんってどんなところ？
びじゅつひんをとりかえっこしよう！
びじゅつひんをうごかしてみよう！
びじゅつひんになってみよう！
展示企画
7
企画案
子から親へコミュニケーション

8. 親から学ぶ美術館マナー
美術館の規則は、こどもの行動を制限してしまうことが多くなぜそれが制限されているのかもわからない。
一度美術館で制限されていることをやってみることで、なぜそれが制限されているのか
考えてもらうための企画。
親は美術館での美術鑑賞のマナーを知っている。
一度こどもたちが体験してみてから親に本来のマナーを教えてもらうことで成立する親から子への企画。
企画部屋ごとにして良いことを設定。
読み聞かせ→喋る
持って帰れる→喋る、画材
配置換え→喋る、走る、作品に触る
影絵→喋る、体を動かす
マナーを書いた冊子を配布して、企画ごとに
スタンプラリーにしてこどもたちが
マナーブックを作り上げる。
写真撮影は全部でOKにする。
びじゅつかんでやってはいけないことって？
8
企画案
親から子へ

9. 美術関係の絵本を展示
親子に馴染みがあり、コミュニケーションツール
として使える絵本。
親の声で聞く美術・美術館のたのしさから、
で今いる場所が楽しい場所だと思ってもらい美術や
美術館に対する苦手意識をなくすことを目的とする。
びじゅつかんってどんなところ？
9
絵本の中に出てくる美術作品の
実物を展示する
絵本の中に出てくる美術品を実際に展示することで、
絵本を読むだけで完結してしまうコミュニケーション
を外（美術品）に広げる。
企画案
親から子へ

10. その他に候補に上がった絵本
「名画であそぶあそびびじゅつ」/「こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん」
「美術館ってどんなところ」/「美術館にもぐりこめ！」
美術館の楽しみ方や成り立ち方、美術作品についてが
分かりやすく描かれ、会話が生まれる絵本。
展示絵本
10
企画案
親から子へ
『ケイティと星月夜』
『ペネロペ ルーヴル
びじゅつかんにいく』
『うさこちゃん
びじゅつかんへいく』
『みーつけた！絵のなかで
動物たちがかくれんぼ』
『おばけのマールと
ちいさなびじゅつかん』
『ケイティの
はじめての美術館』
『名画であそびじゅつ
世界をぐるりと美術鑑賞』
『キュッパのはくぶつかん』『ババールの美術館』『はじめてであう美術館』

11. 案
11
配置作品
絵本に登場する美術作品
《星月夜》
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
《サモトラケのニケ》
《ダイナミック・シュプレマティズム》
カジミール・マレーヴィチ
《聖母》
フーベルト・ファン・エイク
ヤン・ファン・エイク
《グランド・ジャット島の日曜日の午後》
ジョルジュ・スーラ
《浅草田甫酉の町詣》
歌川広重
《アテナイの学堂》
ラファエロ・サンティ
子から親へ
企画案

12. 美術館に行ったこと、美術館でしたことなど展覧会を
思い出すきっかけになるものを持って帰れる企画。
モノを持って帰れば、帰ってからもコミュニケーションを
生むことができる。
最初の展示作品は、現代アート作家に作ってもらう。
参考：フィリックス・ゴンザレス＝トレス
ゼロゼロエスエス
びじゅつひんをとりかえっこしよう！
12
企画案
子から親へ
思い出すきっかけになるものを
自由に制作できるスペース
こどもたちが自由に制作できるスペースも設ける。
こどもたちが制作したものと展示してあるものと
トレードで持って帰れるようにする。
自分で制作したものを持って帰ることも可。
参考：近藤晃子

13. 作品の色味が多いこども向けの作品を制作している作家
その他候補に上がった作家
ヨーガン・レール/地球はだれのもの？
展示作家
13
企画案
子から親へ
小沢剛
「あなたが誰かを好きなように、
誰もが誰かを好き」
船井美佐
「楽園／境界」
伊藤史子
「My Own Light」
富田菜摘
「ものものがたり」
近藤晃子
「みんなでつくろう！
ボタンまつり」
関野宏子
「さわって遊べる不思議空間」
土壁綾
「現代美術の動物園」
藤浩志
「風景 —なぜこんなに
おもちゃが集まるのか?—」

14. 現存する、多くの人が見たことあると感じる美術品などのレプリカを好きなように置き換え作品の
見せ方について考える企画。
美術品は配置や展示の仕方も含め美術品が成り立っているということを感じてもらう。
こどもが配置し、その理由を親に伝えることにより生まれるコミュニケーションは誰かにモノを伝
える楽しさをも味あわせてくれる。相手にモノを伝える方法を考えるようになってもらう。
びじゅつひんをうごかしてみよう！
14
企画案
子から親へ
作品の見せ方について考える

15. 配置作品（国外作品）
15
企画案
子から親へ
多くの人が見たことあると感じる有名な作品
《モナ・リザ》
ダヴィンチ
《叫び》
ムンク
《マリリン・モンロー》
アンディ・ウォーホル
《考える人》
ロダン
《ミロのヴィーナス》
アンティオキアの
アレクサンドロス
《真珠の耳飾りの少女》
フェルメール
《ダビデ像》
ミケランジェロ
《ゲルニカ》
ピカソ

16. 16
配置作品（国内作品）
企画案
子から親へ
多くの人が見たことあると感じる有名な作品
《童女図》
岸田劉生
《埴輪男女立像》
《天橋立図》
雪舟
《鹿角横立朱塗具足》
《鳥獣人物戯画》
《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》
東州斎写楽
《風神雷神図》
俵屋宗達
《阿修羅像》

17. お題を引き、その影絵を親子で体を使って作ってもらい、その影絵の写真と影絵を作っているポーズ
の写真を撮影し、並べて展示し自分たちが美術品になってみる企画。
影絵を制作している場面も他の来場者に見られることで作品となる。
なんの影絵を作るかはくじ引きで決める。
お題例）うさぎ、車、鳥、木、かに、犬、家、飛行機、メガネ、帽子
親子でどうすればお題の形が作れるかを一緒に考えることでコミュニケーションが生まれる。
開けたコミュニケーションと作るために複数の親子で１つの影絵を作っても良い。
撮った写真はプリントアウトして持って帰れる
カメラマンは１週間に１人、４人集める
びじゅつひんになってみよう！
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企画案
親子ともに
自分たちが美術品になってみる

18. 親子写真の撮影経験があり、親子写真以外の
写真作品の経験がある日本人カメラマン
他候補：ブルース・オズバーン/野口浩史/熊谷正
18
カメラマン
企画案
親子ともに
谷本哲平 織田隆一
小山一芳
植本一子