9. co-production of knowledge and action
研究者・住民・自治体と知の共生産
アリゾナ州立大学 Decision Center for a Desert City (https://dcdc.asu.edu/)
地域主導研究者コミュニティ、レジデント型研究の進展
水供給問題の大型調査、シミュレーションと教育、行政、住民との協働
地域住民との定期的ワークショップ、情報収集、社会科学的手法を用いた意思決定
出典 https://dcdc.asu.edu/watersim/watersim-v5-0/
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37. Case study 1: MITメディア・ラボのモチベーション
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自分のやりたいことが既存の研究分野
内でできるのなら、メディア・ラボにいる
必要はない。
ー 伊藤穣一(MITメディアラボ 所長)
成功の評価基準:
Uniqueness(独自性)
Impact(インパクト)
Magic (魔法)
出展:http://www.inktalks.com/people/joiito
なんかおもしろそう
38. Case study 2: Ars Electronicaの
マネジメントとモチベーション
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「様々な分野をつなげる日々の実践が、根源的で重要なイノベーションのバッテ
リーである」という考え方。
“Shared Creativity(共有された創造性)”という概念がベース
出典:http://www.aec.at/futurelab/en/research/
39. Case study 2: Ars Electronicaのマネジメントとモチベーション
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“Transdiciplinary”な
プロジェクトに研究者、様々なアーティスト、学生が集まる
出典:http://www.aec.at/futurelab/en/research/
40. IMPU研究等は2012年社団法人日本建設業連合会の第53回BCS賞受賞
Case study 3: カブリ数物連携宇宙研究機構のメ
ンターシップ
コラボレーションがおきやすい、わくわくする
環境設計。
数学者、物理学者、天文学者が隣同士に
混ざって座る配置。
「都市広場=そこに研究者が集い,いつ
でも学問的な意見の交換ができる場所」
「全研究者が毎日15時に集まる(必須
の)ティータイム」
「野外劇場」
出典:http://www.ipmu.jp/ja/mission/support-ipmu
研究の世界で、人々の多様性が活かされ、集合知が発揮されるようにするにはどうすればいいか
女性や外国人、高齢者の積極活用といったことだけでなく、障害があること、性的少数者であること、アカデミアの外にいる人々など。そういった様々な立場、ライフスタイル、興味関心の人々がチームを組み、お互いの長所を活かしながら、発見や知識の蓄積に貢献できるような環境を作りたい。
備考1:多様性を排除しない取り組み、は文科省の科学技術・学術審議会、先端研究基盤部会の下で取り組む予定
備考2:Genspaceは非営利団体
備考3: “Co-production means delivering public services in an equal and reciprocal relationship between professionals, people using services, their families and their neighbours” (new economics foundation) or “the public sector and citizens making better use of each other‘s assets and resources to achieve better outcomes and improved efficiency” (Governance International). ※本来は当事者研究のための用語ではないが、ここでは援用する