国際政治基礎

1. 5.28.15
❐NOTE❐
ソローキンの戦争指標
中世ヨーロッパ
１８、１９世紀 宗教の相対化→戦争の制度化
・民族がひとつになって国家を形成すべきという考え方。→２０世紀には地球の陸地のほぼすべ
てが「主権国家」によって覆われた。
→では民族とは何で、どう定義されているのか。実際、民族意識は不安定なもの。
・民主主義国家が唯一無二の正当な国家であるかのような捉え方。
勢力均衡概念 p.68
ふつうある国がある形で「勢力」を拡大すると、何らかの形でそれに対抗する国が自然的に発生
するものである。
普仏戦争１８７０ 騎馬隊による移動が中心。皇帝が白馬にのって突撃するヒロイックな戦争
第１次世界大戦1914 鉄道の整備によって巨大な兵力がすぐに前線に届くようになった。
戦う国が等しくダメージを受ける戦争をもう一度起こさないために国際法が整備され、イギリスな
どでは理想・平和主義者が台頭する。
だが、２０年後に同じことが起きる。
ただ、その大２次世界大戦ではイギリスは理想主義に走ってナチスに対して「宥和政策」をとった。
→理想主義者は辛酸を嘗めるハメに。(p.86)