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Social media ry
- 2. AGENDA 研究の背景 問題意識 ソーシャルメディアの状況 SNSの特性 仮説 研究のアプローチ 事例研究 アパレル業界 流通業界 ファストフード業界 食品・飲料業界 分析と考察 分析 今後の課題 参考文献 2
- 15. 5業種のマッピング 価格(高) ECサイト誘導 グルメフード ECサイト誘導 実店舗誘導 ブランド共感・ECサイト実店舗誘導 ワイン スタ US ユナイテッドアローズ プランタン 実店舗誘導 ブランド共感・実店舗誘導 スタバ US スタバ J GapJ 無印良品 対象とする 市場の大きさ (大) テーブルマーク モスバーガー 伊藤ハム セブン イレブン ファミマ ローソン 認知向上 Subways GapUS 実店舗誘導 WalMart ECサイトおよび実店舗誘導 コカコーラ McD ユニクロ 実店舗誘導 SNS活用度が高い(フォロワー数、FBフレンド数が多い) 15
- 19. アパレル業界における事例 価格(高) SNSの活用方法に 改善の余地は多いが 取り組みは積極的 ECサイト誘導 ユナイテッドアローズ 実店舗誘導 GapJ 対象とする 市場の大きさ (大) GapUS ECサイトおよび実店舗誘導 ユニクロ SNS活用度が高い(フォロワー数、FBフレンド数が多い) 19
- 21. ユニクロ 概要 Facebook、Twitter、自社SNS(UNIQLOOKS)を利用 販売促進 : オンラインショップへの誘導(Facebook、Twitter)セール等の告知による実店舗への誘導(Twitter) その他 : SNSと自社サイトのユーザー橋渡し(UNIQLOOKS) ユーザーからの意見や質問にも回答は行われず、企業からユーザーへの一方通行の傾向が強い 考察結果 主としてオンラインショップへの誘導が目的と考えられる。Twitterの利用方法は従来のメールマガジンに近い。コミュニケーションは一方通行だがユーザーが自由にコメント可能。UNIQLOOKSによりSNSと自社サイトのアカウントを紐付けることで、ソーシャルグラフの取り込みとSNS上の行動トレースが容易になると考えられ、データマイニングによる商品企画や販促へのフィードバックに活用されることが推測される。 21
- 22. ユニクロ CM 認知 Twitter (158,932) Facebook (279,756) メルマガ Website 考慮 試行 UNIQLOOKS(自社SNS) ECサイト 実店舗 一過性 顧客維持 定期的 固定的 22
- 24. 流通業界における事例 価格(高) 実店舗誘導 プランタン ブランド共感・ECサイト実店舗誘導 無印良品 対象とする 市場の広さ (広) セブン イレブン ファミマ ローソン WalMart 実店舗誘導 SNS活用度が高い(フォロワー数、FBフレンド数が多い) 24
- 26. 無印良品 概要 自社SNS、Facebook、Twitterを利用 マーケティングコミュニケーション: 提案、質問/意見への回答(Facebook、Twitter)(双方向の質問) 販売促進 : オンラインショップへの誘導、タイムセール、クーポン、商品紹介(Facebook,Twitter) サポート : 質問/提案に対するやり取り(Facebook,Twitter) 情報発信とユーザーサポート、双方向のやり取りがされている。質問や苦情に丁寧に答えている。 考察結果 自社サイトをコミュニケーションのインフラとし、Facebookではより親密なコミュニケーションを、Twitterではカジュアルなコミュニケーションを行っている。Twitterでのサポートはかなりこまめに行われており、ユーザーとの信頼関係を構築する工夫がみられる。 26
- 27. 無印良品 CM CM 認知 Twitter (142,420) Facebook (240,862) メルマガ Website 考慮 試行 暮らしの良品研究所 ECサイト 実店舗 一過性 顧客維持 定期的 固定的 27
- 31. マクドナルド 概要 Facebook(米国のみ)、Twitterを利用 販売促進 : 公式HPからのTwitter連携による販売促進が行われている・ その他 : SNSと自社サイトのユーザー橋渡し Twitter公式アカウントは複数 メルマガ+携帯アプリ 考察結果 実店舗への誘導が主目的 Twitter:双方向(Chiken / Beef) スマートフォンアプリ、携帯アプリによるクーポン発行が重要 Facebookは日本法人のものはなく、公式HPの充実を図るのが最重要にみえる 31
- 32. マクドナルド CM 認知 Twitter(McD_beef, McD_ckn, club_happy) メルマガ Website 考慮 試行 携帯アプリ スマートフォンアプリ Twitter(LOVE_McD) 実店舗 一過性 顧客維持 定期的 固定的 32
- 36. コカ・コーラ ・概要 Coca-Cola Park(CGM) 会員会員登録が1000万人を突破(2011.3) Facebook Coca-Cola Park Fan Page 24872件(2011.1~) twitter 54530件(2009.9~) mixiアプリ「サンシャイン牧場」で「爽健美茶」育てる(2010.3) 「コカ・コーラパークスゴイ自販機」 ・活用方法 すべてのソーシャルからCoca-Cola Park(CGM)への誘導がなされてい る。 販売促進:すべてのメディアでCoca-Cola Park(CGM)への誘導 商品開発:Coca-Cola Park「みんなでかんぱい!コカ・コーラ」 レビュー:facebook、「みんなでかんぱい!コカ・コーラ」 ブランド強化:一連の活動が生活者とのエンゲージメントを高めている サポート:なし 36
- 37. コカ・コーラ CM 認知 Twitter(54,530) Facebook(24,872) Coca Cola Park (>10,000,000) 考慮 試行 Coca Cola Park 自販機 実店舗 一過性 顧客維持 定期的 固定的 37
- 39. 考察まとめ SNS活用度が高い事例 SNS活用が高くない事例 実店舗(+ECサイト)への誘導を狙う 自社チャネルの保有(ユニクロ、Wal-Mart、スターバックス、コカコーラ) 自社SNSによる囲い込み 無印良品、コカコーラ、UNIQLO, 7&i 情報発信の頻度 1日数回以上の情報発信 双方向(無印良品、マクドナルド) 購買頻度 頻繁に購入(低価格) ブランド共感の育成 価値あるコンテンツ 企業の姿勢 (無印良品) ECサイトのみへの誘導、認知向上のみ Eマーケティング戦略が混乱 「チラシ」的な内容 情報発信の頻度が低い 39
- 47. ユナイテッドアローズ 概要 Facebook、Twitter、自社SNS(ポータル的な位置づけ)を利用 マーケティングコミュニケーション : 質問/意見への回答 販売促進 : オンラインショップへの誘導セール等の告知による実店舗への誘導 その他 : 自社SNSによるSNSと自社サイトのユーザー橋渡し ユーザーの意見や質問へ回答が行われ双方向性がある。ただしサポートのような密度の濃いやり取りはなく日常的な内容。 考察結果 従来のブログによる情報発信から、SNSによるコミュニケーション型への移行過程にあると考えられる。各SNSや従来型の手法がネット上に複数混在し、利用目的や使い勝手も各々異なるため、アクセスするユーザーには不便に感じられる。ネット利用の全体的な見直しが必要と思われる。 47
- 48. ギャップ(日本) 概要 Facebook、Twitterを利用 マーケティングコミュニケーション : 質問/意見への回答 販売促進 : 新商品・セール等の告知、クーポン配布による実店舗への誘導 頻度は少ないがTwitter上でユーザーからの意見や質問に回答が行われる。しかし企業からユーザーへの一方通行の傾向が強い。 考察結果 オンラインショップが無いため、告知やクーポンの配布を通じた実店舗への誘導が目的と考えられる。ネット上での購買に結び付かず、アカウントの紐付けによるエスノグラフィーへの活用も困難なためか、積極的な取り組みとは言い難い。ただしSNSでのコメント頻度や内容により貢献度の高い顧客と判断された場合に個別の対応がされる可能性はある。 48
- 49. ギャップ(米国) 概要 Facebook、Twitterを利用 マーケティングコミュニケーション: 質問/意見への回答(Facebook) 販売促進 : オンラインショップへの誘導(Facebook,Twitter)ブログ、Facebookへ誘導(Twitter) サポート : 質問/提案者、GAP、他ユーザーのやり取り(Facebook) 情報発信とユーザーサポート、双方向のやり取りがされている。商品やオンラインショップへの苦情等ネガティブな情報も多い。 考察結果 Facebookはコミュニケーションのツールとして、Twitterはユーザーの注意喚起に用いられている。オンラインショップへの誘導も一部にみられるが、日本と比べ量は非常に少ない。 49
- 50. CHUO GRADUATE SHCOOL OF STRATEGIC MANAGEMENT アパレル業界サマリー ブランド価値はインターブランドの調査($m) 現状では企業の取り組みよりもブランド価値/認知度に依存しているのでは? ユニクロでTwitterが多いのは大規模な連動企画が行われたからか? H&M<ZARAであり一方通行か双方向かの違いは認知度等に比べ小さい? 50
- 52. セブン&アイ・ホールディングス 概要 セブンスウィート(Twitter) 会員制コミュニティ「プレミアムライフ向上委員会」を2009年10月からスタート(企業によるSNS) 委員会参加メンバー数 14794名(7/23現在) PB製品開発のための情報収集と、PB製品のPRが目的だと考えられる NANACOカード番号をオプションで入力できるため、企業が持っている購買データと紐づけた分析が可能 考察結果 マーケティングリサーチ会社を使わずに、生活者の生の声を直接ヒアリングする場を設定 PB製品のリニューアル時に大きな効果 Publicのインターネットメディアを使わない理由については質問する予定 52
- 53. ローソン 概要 Facebook、Twitter、GREEおよび自社サイト(PC/携帯)を利用 Twitterは2010 年4月、あきこちゃん(キャラクタ)を利用した展開 Facebookは2010年10月、コンビニ初、約5万名のユーザ 新しい技術の積極的な取り込み 考察結果 店頭への誘導が目的 フォロワーに対するメリット ツイリク、クーポン、ツイデコ、コラボ等 「新しい技術×エンタメコンテンツ×ソーシャルメディア」を軸にしたプロモーション展開 なんとなくローソンへ行ってしまう を狙う 53
- 54. ファミリーマート 概要 Facebook(2011年5月31日) 義捐金キャンペーン チェックインでFamima Caféクーポン(先着順) Twitter(2009年12月) 食べたいおむすび(2010年9月)->新商品3点 モバイル GREE,Mobage, Ameba ファミコイン(2011年5月) 考察結果 新商品開発と、店頭への集客2つを狙う。 Facebookのクーポン(GPS連動)等では、店舗側での対応が、十分ではない 54
- 55. プランタン 概要 Twitter 祭事情報、商品やテナントの紹介 考察結果 Twitterでは、商品告知と店舗への集客がメインだが、1日1tweetのためコンテンツ不足の印象。 また、内容にばらつきがあり、フォロワーが内を期待しているか、十分に絞り込まれていない。 55
- 56. Walmart(米国) 概要 Twitter:5アカウントを運用 Walmart Specials, Walmart Carriers, Walmart Giving, eMarketing担当者のオフィシャルTwitter等 Facebook:3アカウント運用 積極的な商品紹介、寄付(社会貢献)アイデアの投票、キャリア 考察結果 2006年のやらせblog事件等を起こしたが、その後も積極的にソーシャルメディアを利用 2011年4月、ソーシャルメディア企業コスミックスを買収、ネット小売りに向けた布石だと考えられている 2年連続売上減、労働条件・給与水準・サービス・製品の品ぞろえと評価が低いWalmartであるが、社会貢献への注力等をテコに企業イメージの変革を図っているように思われる 56
- 62. サントリー ・概要 公式ブログ twitter(2010.5~) フォロワー数:2308件(2011.7) Facebook(2011.6~) 友達:18,224人(2011.7) mixi 』(2010.6~) 『サントリーみんなのまち』 販売促進:角ハイボールなどヒット事例 商品開発:??? レビュー:書き込みのコミュニケーション上 ブランド強化: サポート:なし 62
- 63. 味の素 ・概要 twitter フォロワー数 /アジパンダ 30432件(2010.11~) /ほんだしサスペンス劇場 Facebook 友達数 /アジパンダ 900人 /節電レシピ 1711人 mixiアプリ みんなDEキッチン ・活用方法 販売促進:売り場への誘導、 twitter 上でのキャンペーン 商品開発:食べたものの写真かコメントを投稿 レビュー:上記同様 ブランド強化:ブランドイメージUP サポート:なし 63
- 64. 伊藤ハム 概要 facebook(2011.4~) いいね数:開設2ヶ月で3,500人以上 現在11,467(8月時点) ※6/9「NHK総合あさイチ~女性がホレる ステキな?係長」 で紹介。ゆるキャラ系で課長でも部長でもない「係長」 がキャラクター何となく身近に感じる役職の上、 一般ユーザから自発的に投稿しやすいコンテンツを提供 活用方法 販売促進:売り場への誘導 商品開発:なし レビュー:書き込みのコミュニケーション上 ブランド強化:ゆるキャラでブランドイメージUP サポート:なし 64
- 65. テーブルマーク ・概要 twitter フォロワー数 @katokichicoltd 30000件超(2009.10~) @TableMark/4133件 目的:Twitterによるコミュニティ構築で、 生活者とのコミュニケーションの場作り 展開:「どうかしましたか?」 「お題の提供」「ダジャレ」 をつぶやく ・活用方法 販売促進:売り場への誘導、twitter 上で のキャンペーン 商品開発:食べたものの写真かコメントを投稿 レビュー:上記同様 ブランド強化:ブランドイメージUP サポート:なし 65
- 66. ハウス食品 ・概要 twitter(2010.4~) フォロワー数:6232件(2011.6) ○新製品やプレゼント ○イベントの最新情報 ○レシピランキング ・活用方法 販売促進:新製品やプレゼント、イベントの最新情報、売り場への誘導 商品開発:レシピランキング レビュー:書き込みのコミュニケーション上 ブランド強化:あまり?? サポート:なし 66