2017年学術情報ソリューションセミナー（大阪）

1. [鹿児島大学 Summon運用事例報告]
鹿児島大学附属図書館 北山 信一
の４年
～導入から現在まで～

2. 0
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200,000
2013年 2014年 2015年 2016年
[ 2013-2016 まなぶたSearch ページビュー ]
導入後、年々増加。2016年になって減少してはいるが
……。

3. 2016年は前年度と比較して全体件数は減少したが
本学では、ある理由からこれをポジティブに捉えている。
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１月 ２月 ３月 4月 ５月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
[ まなぶたSearch 月別ページビュー ] （2013-2016）
2013
2014
2015
2016

4. [導入の経緯]

5. [導入前の職員向けプレゼン資料より]

6. ・それは最短のルートですか？
・それは最適のルートですか？
どこに入れば
いいの？
文献調査 のその前に 入口探し という難題が……
[導入前の職員向けプレゼン資料より]

7. 入口をひとつに
情報の拾い出し
～文献調査の行動そのもの～ に注力できる（はず）
どこでもドア！
（パクリ）
[導入前の職員向けプレゼン資料より]

8. ブックマ
Catalog
電子ジャー
ナル（論文）
文献デー
タベース
機関リポジ
トリ論文
電子
ブック
全部ここから
[導入前の職員向けプレゼン資料より]

9. [導入直後の検索画面（Summon Ver.1]

10. 自らの検索行動に
対して期待している
結果のイメージ
”探していたもの”がヒットする安心感
資料を「特定しなくてはならない」という先入観

11. 欲しい情報が
トップ（検索結果上位）に来ない
電子ジャーナルやOPACを
一括して検索できて便利
面白い使いにくい
わかりにくい
◯◯が検索できて
いるのか不安該当のものに辿りつくのに苦労する
検索結果が多すぎる
OPACの方が
いい
まなぶたSearchはいずれ利用者から見放さ
れ、やがて誰も使わなくなるのでは……？（とい
う図書館員の意見）
[図書館員の”不安” →ガイダンス内容見直し]

12. こうあって欲しいのに…
こうなっている？
[ ディスカバリーサービスの検索集合イメージ ]
[探している情報]

13. [ ディスカバリーサービスの使い方]
[思わぬ発見]

14. ここを使って
選り分ける

19. 内容は理解できましたか？
今後必要な情報を探す
ことができそうですか？
自由記述では
※否定的な意見は無し
・検索機能が便利だと感じた
・大変わかりやすく、興味を持ちました
・楽しい講義でした
・わかりやすく、よく理解できました
[ ガイダンスへの反応]

20. 2016年4月 「初年次教育」カリキュラムの見直し。
（テーマ設定/プレゼンまでをパッケージ化）
図書館担当分については、OPAC及びCiNii中心に、
との要請。
＊一年生へのディスカバリーサービスガイダンス休止
[ 悲報：まなぶたSearchガイダンス休止]
注）2017年度から少しだけ復活

21. [ 利用統計 ]

22. 毎年、同じような波形を描く。授業日程等の影響
[ 2013-2016 まなぶたSearch ページビュー ]
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5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
１月 ２月 ３月 4月 ５月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013
2014
2015
2016

23. 0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
2013年 2014年 2015年 2016年
理学部
法文学部
農学部
水産学部
図書館
事務局ネット
歯学部
工学部
教育学部
基盤センター
医学部
ガイダンス休止の影響からか、2016年の学生利用は
減少したが他は維持もしくは微増の傾向
[ アクセス件数（部局内訳）]

24. 事務局ネット＝新設された留学生施設からの利用
2016年からメディカルオンラインを導入した医学部を除き学部
（教員）ネットワークからのアクセスは増加
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10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
2013年
2014年
2015年
2016年
[ 部局別アクセス件数]

25. Web of Scienceと まなぶたSearchの順位逆転
外国語の一次資料を探すツールとして、まなぶたSearch が
認知されてきた。
Wok:WOS
Wok:WOS Wok:WOS
Wok:WOS
Wok:WOS
CiNii
CiNii
CiNii
CiNii
CiNii
PubMed
PubMed
PubMed PubMed
PubMed
SerialsSolutionsReport SerialsSolutionsReport SerialsSolutionsReport SerialsSolutionsReport SerialsSolutionsReport
SerialsSolutions:RefinerQuery SerialsSolutions:RefinerQuery SerialsSolutions:RefinerQuery SerialsSolutions:RefinerQuery
SerialsSolutions:RefinerQuery
SerialsSolutions:uniqeIDQuery SerialsSolutions:uniqeIDQuery SerialsSolutions:uniqeIDQuery SerialsSolutions:uniqeIDQuerySerialsSolutions:uniqeIDQuery医中誌WEB
医中誌WEB
医中誌WEB
医中誌WEB
医中誌WEB
Summon(まなぶたSearch）
Summon(まなぶたSearch）
Summon(まなぶたSearch）
Summon(まなぶたSearch）Summon(まなぶたSearch）
google
google
google google
google
最新看護索引WEB（2016年度
から）
最新看護索引WEB（2016年度
から）
最新看護索引WEB（2016年度
から）
最新看護索引WEB（2016年度
から）
最新看護索引WEB（2016年度
から）
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
[ リンクリゾルバ参照元）]

26. [ 画面表示のちょっとした工夫]
[リンク情報の表示]
*Ver1 時代＝文献情報のみ
*Ver2 ＝全文オプション
2014年途中から
「全文へのナビゲート」

27. 万遍なく利用されており、特定の資料種別に偏ってはいな
い。様々な媒体の資料を提供するというディスカバリーサー
ビスの特性が活かされている。
[ ファセット利用内訳]

28. 医学部
9%
基盤センター
59%
教育学部
3%
工学部
7%
歯学部
1%
事務局ネット
1%
図書館
7%
水産学部
1%
農学部
5%
法文学部
4%
理学部
3%
2015年
医学部
11%
基盤センター
29%
教育学部
4%
工学部
11%
歯学部
4%
事務局ネット
4%
図書館
12%
水産学部
2%
農学部
8%
法文学部
9%
理学部
5%
VPN接
続
1%
2016年
学生利用件数が減る一方で研究者の利用件数が微増または維
持。
結果、研究者の利用の割合が増加している。
[ 部局別利用割合]

29. 学部からの利用について全体件数の他、外国語による検索が
増加。ディスカバリーサービスが研究者の間に受入れられて
きたことを裏付ける。
[ 検索言語比較（201５ V.S.201６）]
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10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
和
洋
２０１５年 ２０１
６年

30. 月に何度もアクセスするリピーターの存在も確認できる。
今後はこういったユーザに、よりリッチなコンテンツを提供
してい
けるようにしたい。
[ 利用者別月間件数]

31. 何故、研究者向けの案内を行わ
なかったにも関わらず、研究者
の利用が増えたのか？

32. 情報検索は「解答」を求めものではなく、考察
を深めていくための単なるきっかけにすぎな
い。
だだ文献を探すというだけでなく、様々なキー
ワードで検索を繰り返していく中で、自分の考
えが整理されたり、自分が思いもしていなか
ったものが見つかることがある。
[ 情報検索に関する研究者（鹿大農学部）の意見]

33. [ 初年次セミナーテキストから]

34. ・情報検索の経験の少ない初学者のみならず、
研究者の検索行動とも親和性が高い。
・探したい情報が予め判っているケースでの利用
は相性が悪い。（図書館のILL業務等）
・研究利用ネットワークからのアクセスが増加してい
ることから、本学では既にまなぶたSearchの有用性
は充分認知されたと言える。
[ 導入後４年が経過した鹿児島大学における
ディスカバリーサービスへの評価]

35. 学生利用が少なく、研究者のみの利用がほとんどで
ある年度末に限れば、毎年の増加傾向はまだ続いて
いる。
[ おまけ ： 最新のまなぶたSearch PV]
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
１月 ２月 ３月 4月 ５月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013
2014
2015
2016
2017

36. [ 2017年度～ 図書館ガイダンス体系化]