事例報告_CMSによる図書館サイト運用の試み(平成17年）

ＣＭＳによる
図書館サイト運用の試み
平成17年度学術ポータル担当者研修
ポータル事例報告
鹿児島大学附属図書館情報管理課
　情報基盤係北山信一

報告内容
ＣＭＳとは何か
ＣＭＳ採用に至る経緯
開発（運用）の作業過程
ホームページリニューアルの作業報告
その後　～評価と展望～

運用実験までの経緯
H.16年4月：各業務サーバの検証
～6月：結論=サーバ移転は必須
～11月：仕様検討・開発実験
CMSの実験と選択

運用実験の提案と経過
H.16年12月中旬：デモサイト設置
12月下旬：ワーキンググループ設置
CMSの運用実験と評価
H.17年3月4日：リリース
H.17年1～2月：コンテンツ移行

リニューアルの理由
•ハードウェアの老朽化
•サポート終了
•開発環境
•業務体制
全般的な問題

運用についての問題意識
利用案内
DB・EJ
(リンク集)
開館情報等
サービス停止
トライアル
EJ/DB関連
学術情報
ストックフロー
死蔵している
活用できないか？

更新の仕組み
HTML
JPG
CSS
CGI
HTML
JPG
CSS
CGI
PC サーバ
FTP

HTML
<HTML>
<head><title>ホームページ</title></head>
<body>
<H1>●● 図書館</H1>
　　<p>
　　館内研修のためのサンプル
　　</p>
</body>
</HTML>

Home Pageビルダー
●●図書館
館内研修のためのサンプル

ファイルの転送
パソコン側サーバ側

TOP
目次
一覧
記事
記事
記事
記事
分類
運用パターン 1
負担が集中

運用パターン 2
TOP
目次
一覧
記事
記事
記事
記事
分類
情報が死蔵しやすい

実現したいこと
簡単操作と迅速決済
情報を死蔵させない
“よく更新される“イメージ
必要な機能は？

1.記事担当者から
HTML、FTPその他の知識が不要
操作は簡単に
記事管理の負担を軽減

2.システム管理者から
オープン・ソース
インストール環境
開発期間
ＣＭＳ導入の検討

ＣＭＳ(Contents Management System)
CMS
WWWサーバ
•ユーザ管理 / 記事の公開制御
•全てブラウザ上で操作
パッケージ

様々なＣＭＳ
Zope
Plone
PHP-Nuke
Drupal
XOOPS etc….
どれを選ぶ？

XOOPSの理由
コミュニティが活発
初期設置が簡単
対応モジュールが豊富
eXtensible Object Oriented Portal System

設置環境(ソフトウェア)
サーバOS：　　　　 Linux
WWWサーバソフト： Apache
データベース：　　 MySQL
開発言語：　　　　 PHP
Web開発の標準的な環境
LAMP

XOOPSの仕組み
ＤＢ
更新
サーバ
モジュール
PHP
モジュール
PHP
モジュール
PHP
　コア
PHP
デザイン
CSS
HTML
コンテンツ
ブラウザ
ブラウザ

コンセプト（評価基準）
フロー情報の活用
特定の担当者に依存しない運用
コミュニティ・ポータルとしての可能性

実験（運用）体制
主査企画・統括
モデレータ承認処理
コンテンツ担当操作性の評価・学術情報
デザイン担当デザインの検討
システム担当各モジュールの設定

ＣＭSのワークフロー
リンク
記事
カレンダー
ＤＢ
NEWS
リンク
記事
カレンダー
NEWS
記事
NEWS ○
×
○
×
○
○
モデレータ承認処理
公
開

試みは成功したか？
体制は改善されたか
フロー情報は活用されたか
操作は簡単か

参考：アクセス数
NEWSタイトルアクセス数
日本の論文引用動向の研究機関ラン
キング
472
電子ジャーナルアクセスツールが新
しく生まれ変わりました
360
平成17年度司書及び司書補の講習
実施大学
328
文献情報オープンアクセスへの新た
な取り組み
303

参考：アクセス数
NEWSタイトルアクセス数
学術機関利リポジトリの普及に向け
て
253
日本に関する統計資料の英語ガイド
が公開
200
「図書館からのお知らせ」への
　　　アクセスは　１１０件前後

XOOPSは最適解？
適性はコミュニティ・サイト
他の手法との併用も
CMSは今後のスタンダードに

今後の展望
登録ユーザへの特典
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業務システムとの連携

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