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Optionalでnilと戦う
- 2. Optional とは？
- 3. Optional とは？ • nil と任意の型を格納できる型 • T? で宣言
- 4. Optional とは？ • “T?” は “Optional<T>” のシンタックスシュ ガー • 通常の型を、nil 値を許容するようにラップ 4
- 5. Optional とは？ • “T” 型の変数に、”T?” 型の変数は代入できな い • “T?” 型に対しては、”T” 型のメソッドを呼び 出せない • → アンラップが必要
- 6. アンラップの方法
- 7. アンラップの方法 • Forced unwrapping • Optional chaining • Optional binding • 比較演算子
- 8. Forced Unwrapping • 変数の後ろに “!” をつける • Implicitly Unwrapped Optional 宣言時の ”!” とは 別モノ • もし nil が格納されていたら、Runtime Error
- 9. Optional chaining • アンラップした変数のメソッドを使用できる。変数の後 ろに”?”をつける • Optional 宣言時の “?” とは別モノ • もし nil が格納されていたら、メソッドは実行されず、nil が返る（→ 返るのは Optional 型）
- 11. Optional Binding • if 文の条件式内で、nil チェックと同時にアン ラップ
- 13. おまけ: ??演算子 • 変数が nil の場合、既定値が代入される
- 14. おまけ: Implicitly Unwrapped Optional • nil と任意の型を格納できる型 • “T!” または “ImplicitlyUnwrappedOptional<T>” で宣 言 • 代入時、メソッドの呼び出し時に、暗黙的に Forced Unwrapping される • 明示的にアンラップすることもできる
- 15. Optional の理想と現実
- 16. Optional の理想 • nil にメッセージを送って予期せぬところで崩 壊したりしない • Optional Value であることを明示でき、静的 解析に対応 • 堅牢なコード！！！
- 17. Optional の現実 • Cocoa / Cocoa Touch フレームワークは Objective-C で書かれている • 返り値が T! で宣言されていても、余裕で nil が入ってくる T?で返せばいいのに…… • → T! でも必要に応じてアンラップ
- 18. まとめ
- 19. まとめ • Optional で nil を厳密に管理できる • アンラップで nil でないことが保証される • Cocoa Touch は nil まみれ • 適切にアンラップして nil と戦おう
- 20. ご清聴ありがとうございました