コラーゲンやゼラチンの研究者が、消化吸収のしくみとからめ、動物の骨や皮やコラーゲンの観察を通じて体のつくりを学び、ゼラチンの消化実験をつうじて「食べ物から体が作られる」しくみを伝えます。 投票の手引はこちら http://www.kyouikuouen.com/award2014/voting/

1. 出前実験教室部門賞
体の中でも外でも大活やく！
コラーゲンとゼラチンのひみつ
2014年度
エントリー
番 号7
株式会社ニッピ
対象：小学生

2. 教育CSR活動の基本情報
タイトル体の中でも外でも大活やく！コラーゲンとゼラチンのひみつ
教育目標理科離れの解消、理科と社会のつながり、食育
実施概要
ノミネート部門
コラーゲンやゼラチンの研究者が、消化吸収のしくみとからめ、動物の骨や皮やコラ
ーゲンの観察を通じて体のつくりを学び、ゼラチンの消化実験をつうじて「食べ物か
ら体が作られる」しくみを伝えます。（小学生/ 45～60分）
受賞のポイント
出前実験教室部門
活動に活かす自社技
術・活動への思い
コラーゲンやゼラチンのプロとして、からだのふしぎや科学の面白さを伝えたい。工
場のある地元に貢献したい。
継続するための工夫
工場や研究所がある地域に密着した活動にすることで、社員の関心を高め、活動の継
続を図っている。
テーマテーマが学校の授業単元とリンクしている
活動学校ではできない体験・実験ができる。
社員研究部門などテーマの技術に明るいスタッフが関わっている
ブランド関わりの深い地域で実施

3. 科学が好きで研究をしているからこそ伝えられることがある。
製品を通じてではなく、人とつながることができる活動を！
研究所が中心となり、出前教室を開始！
生き物の骨や皮に含まれるコラーゲンの研究者が、からだのふしぎを伝えます
スタッフごとに内容をアレンジ。
研究所や工場のスタッフが
話をします！
想い／プログラム概要
「からだをつくる」食べ物は
どんな風にからだをつくるの？

4. プログラム詳細
体の中でも外でも大かつやく！
～コラーゲンとゼラチンの性質と利用～
私たちのからだをつくる、骨や皮膚などで活躍しているコラーゲンを例に、そのふしぎな特徴を調べ、
体の中での働きを考えます。また、食べたものからコラーゲンなど体に必要な部品が作られるしくみ
についても一緒に考えていきます。
骨からカルシウム
を抜くとどうなる
かな？
牛や豚の骨や腱をさわ
ってみよう
班に１人、スタッフがつき、
会話をしながら体験を進めることを
大切にしています
ゼラチンは消化される
とどうなるのかな？
コラーゲンの性質を利
用した、ソーセージの
皮をさわってみよう
形体：体験型プログラム
対象：小学5年生～
時間： 60～90分
関連単元：からだのつくりと働き
★プログラムで行う様々な実験

5. 実施実績
工場のある静岡県富士宮市、研究所のある関東地域にて実施
実施校を増やしました！ 高校の家庭科との連携に挑戦しました！
高校の家庭科と連携し研究と食のつながりを伝えました
担当者の想い
2013年度は富士宮市内小学校
3校で実施しました
理系技術者にとって、このように子どもたちに科学の魅力を伝える場は、伝え
る人間にとっても楽しい時間です。子どもたちにとっても楽しく有意義な時間
になり、この授業が将来理系を目指すきっかけになれば至上の喜びだと思いま
す。このような活動は、企業として積極的に行っていくべきだと思います。

6. 今後の展望（今後の活動予定、発展）
今年度は富士宮市サイエンスワールド、
富士宮市立の小学校で実施する予定です。
小学校の理科授業だけでなく、中学校や高校の理科や家庭科な
ど様々な場面で子ども達と話すチャンスを作っていければと思
います。
年間開催回数は少なくても、永く継続していける活動にしたい
と思っています。