◾️◾️プログラミング教育の「いま」と「将来への可能性」を知るための保護者向けセミナー[KIKKAKE for Parents]◾️◾️ 「プログラミングを学ぶ」と聞くと、パソコンに向かってコードを書いたり、ロボットを動かしたりする様子が思い浮かびませんか？ ゲームチェンジャー育成アカデミーの舞台は、高校のグラウンドより広い1万㎡以上の自然フィールド。 その農園にセンサー等の先端技術を導入して、キウイやマンゴーなどの熱帯作物や、希少なホワイトイチゴや幻のメロンなどを栽培したり、ドローン撮影による生物の生態探究を行ったり、太陽光や風力、水力などの自然エネルギー設備の製作など、新しい農業や生物・自然探究に、親子でサバイバル挑戦することがテーマです。 農園フィールドは、ビニールハウスでなく、露地のため、雨や強風はあるし、いろいろな生物もやってくる。コントロールできない事態に直面しながら、最新技術を駆使して現実世界の課題解決に取り組むプログラムは、発想力や課題解決力を伸ばします。 このセミナーでは、ゲームチェンジャー育成アカデミーを運営するLead Innovationセンター代表の藤本氏に、このプログラムを立ち上げた背景や、大切にしている点、子どもたちがどんな学びを得られるのか、などのお話を伺います。

1. イベント
レポート
「ゲームチェンジャー育成アカデミー」立ち
上げの背景
「サバプロ」とは？
“予測できない環境”で身に付く力
困難に挑戦する楽しさ
Lead Innovation
センター株式会社
藤本 雄一郎氏
先端技術を農園で活用！
自然と格闘する中で得られる親子の
「特別な体験」とは

2. 「ゲームチェンジャー育成アカデミー」立ち上げの背景
1.とにかく体力と、知的好奇心（知らない事が分かる事が楽しい）
2.自分で組み立てていく力（計画立案力）
3.問題に直面や失敗しても、それを学び、再挑戦するカ
国内外で活躍する人材に必要な要素
様々な先端技術を活用するアカデミーのプログラムを通して、
子どもたちにこれらの力を養ってもらうことが目的

3. 「サバプロ」とは？
・一万平方メートルの農地で、先端技術や自然の
力を活用した新たな農業に挑戦するプログラム
・センサーやカメラ、ドローン等の技術を活用
し、育てるのが難しいホワイトイチゴやオレンジ
色メロン等の栽培に取り組む
・1回数時間、全10回程度のプログラム
・琵琶湖近くの農地や、東京/横浜/名古屋/大阪/
京都などの各都市で実施

4. ・自然のフィールドでは、天候など予測できない要素が多
く、計画通りにいかないことがある
・失敗は良い意味での経験。失敗から学ぶことが重要
・課題発見力が磨かれる。想定と違う事態が起こった時
に、原因をしっかり考えていく
・仮説検証が重要。課題の発見後に再チャレンジし、問題
を解決していく
“予測できない環境”で身に付く力

5. ・プログラムを通して、困難なことに挑戦することの楽しさを
伝えたい
・技術の学習は手段であり、それを上手に活用して自分の人生
を楽しむことが大切
・時には失敗しながらも、小さな一歩を繰り返すことで、10
年後には大きな変化が訪れる
・昨日の自分との比較ではなく、今日の自分との比較
困難に挑戦する楽しさ

6. [Q&A] 行って終わりにならないようにする工夫はあるのでしょうか？
・プログラム後も、自由に質問を受け付ている
・子どもたちのアイデアを現地でのプログラムに取り入れることも
・子どもの「やりたい！」という気持ちを大事にしているので、
希望があればプログラム回数を増やしたりと、イレギュラーな対応もしている

7. [Q&A] アイディアやつくったものの評価はどのようにしていますか？
・つくったもの自体に対する評価はしない
・目的と手段をしっかり考えることが一番大切
「何のためにつくるのか」という目的に向かって、
手段を考える過程を重視
・たとえ飛ばしたドローンが落ちてしまったとして
も、「失敗」ではない

8. ゲームチェンジャー育成アカデミーや
KIKKAKE～ガールズプログラミングフェス～について
もっと知りたい方はこちら
KIKKAKE 2023
ゲームチェンジャー育成アカデミー