JPiereは、オープンソースのERP iDempiereを日本の商習慣に対応させて、iDempiereの日本での普及と、日本の社会のより良い発展を目的に開発していますが、パッケージシステムという特性上、機能は汎用的に作らざるを得ませんし、ERPという非常に広範囲な業務をカバーする特性上、ユーザー企業が望むすべての機能を予め実装しておく事は不可能です。
そのため、システムインテグレーター(SIer)と呼ばれるシステム導入を請け負う会社にJPiereを活用してもらい、JPiereをユーザー企業の業務にあうようにカスタマイズして欲しいと思っています。
そこで、SIerがJPiereをカスタマイズするにあたり、どのように開発及びメンテナンスしていけばよいのか、その指針をいくつか呈示したいと思います。