1. 祝！通知ハブGA
JAZUG アドバイザ(通称：組長）
Microsoft MVP Windows Azure
Microsoft Regional Director
酒 井 達 明 (@tatsuakisakai)

2. 通知ハブとは
サービス バスメッセージングの拡張
–Windows Azure SDK 2.1 の名前空間は“Microsoft.ServiceBus”
外部のアプリケーションからプッシュ通知
–プッシュ通知だけ利用したい場合に便利
–数百万台のデバイスに対して同時配信を実現
様々なデバイスをサポート(Windows Store, iOS, Android, …)
タグ付けによる配信先のフィルタリング
– 受信者があらかじめ受信したいタグを登録
– 送信者は適宜タグを付加して配信

3. プッシュ通知の仕組み
クライアント側の準備
– クライアントアプリはプラットフォームの通知
サービスに対しハンドルを要求
– 通知サービスはアプリケーションハンドルをク
ライアントに返信
– クライアントはバックエンドに対してハンドル
を登録
メッセージ送信
– バックエンドは受信対象者のハンドルとともに
通知サービスにメッセージを送信
– 通知を通知サービスは対象のクライアントに
メッセージ
管理
– 通知サービスは無効化されたハンドルをバック
エンドに通知
プラット
フォームの
通知サービス
バックエンド
クライアント

4. 通知ハブを利用するとこうなる！
全てのプラットフォーム、一手に引
き受けます！
クライアントの準備
– 各通知サービスにハンドルを要求
– 受信したハンドルは通知ハブに送信
メッセージの送信
– バックエンドは通知ハブにメッセージ
を送信
– 通知ハブは各通知サービスにメッセー
ジを送信
– 各通知サービスはクライアントに対し
てメッセージを配信
APNs WNS
通知ハブ
バックエンド
iOS アプリ Windows ストア
アプリ

5. サーバ側のコード例
string connectionString = ServiceBusConnectionStringBuilder
.CreateUsingSharedSecret(
new Uri("sb://xxxx.servicebus.windows.net/"),"owner",
“Enter your shared secret key");
var hubClient = NotificationHubClient.CreateClientFromConnectionString
(connectionString, “hubname");
hubClient.SendTemplateNotificationAsync(
CreateToastImageAndText02(“画像のURL",
“キャプション”, “メッセージ本文" ));

6. クライアント(ストアアプリ)側のコード例
var cn = ConnectionString.CreateUsingSharedSecret(
new Uri("sb://tatsuakisb.servicebus.windows.net/"), "owner",
" Enter your shared secret key ");
NotificationHub notificationHub = new NotificationHub(“hubname", cn);
（中略）
var channel = await PushNotificationChannelManager.
CreatePushNotificationChannelForApplicationAsync();
List<string> Tags = new List<string> { "Windows8", "Japan" };
await notificationHub.RegisterTemplateAsync(channel.Uri,
テンプレートのインスタンスを指定, “テンプレート名", Tags);

7. まとめ
通知ハブを使えば、、、、
–モバイルサービスを使わなくてもプッシュ通知ができる
–受信者をタグで振り分けることができる
–デバイスごとにバックエンドのロジックを書かなくていい