IaC事始め

Infrastructure as Code(IaC)
事始め
morita_dragon

自己紹介
• 森田ドラゴン 20歳

• Re:Invent行きます

• サーバーワークスで 
インターン中

• 好きなAWSサービスは 
Lambda

• ラズパイにハマりそう

今日はAWSのIaCについて話します

お品書き
1. IaCって何？

2. AWS の IaC, CloudFormationについて

3. CloudFormationの拡張 SAMについて

4. 便利サイト

コンピューティング・インフラ（プロセス、
ベアメタルサーバー、仮想サーバーなど）の
構成管理・機械処理可能な定義ファイルの設
定・プロビジョニングを自動化するプロセス
IaC(Infrastructure as Code)
wikipediaより抜粋

コードで、インフラ構成を表して
自動化する

なぜIaCをやるのか？
・AWSリソースを管理したい

・リソースの依存関係を明確にしたい

・使用したインフラ構成を再利用したい

・ソフトウェアのようにインフラ構成をコード化し、 
レビューしたい

AWS CloudFormation
• テキストファイル(テンプレート)を用いて,全てのリージョン 
とアカウントでAWSリソースをプロビジョニングできる

• プロビジョニングされたリソースの変更/削除が可能。 
-> インフラ構成をプログラムのように自由に可変できる 
• 無料(プロビジョニングされたAWSリソースに課金)

特徴
• JSON, YAMLを用いて記述

• 安全な管理

• 変更のプレビュー

• 依存関係の管理

• 拡張機能

アプリケーションを担当インフラを担当

全体の流れ
テンプレート CloudFormaiton スタック
JSON,YAML
テンプレート
リソースの定義
フレームワーク
スタックの作成/削除/変更
エラー検知とロールバック
リソースの集合

テンプレート
• JSON/YAML

• スタックの設計図

• 依存関係は自動

• リソースの 
起動方法も指定

Resourcesがコア
• テンプレートに必須

• 使用可能なリソースは 
公式に記載

• リソースごとに 
プロパティを設定

論理IDと物理ID
論理ID

• テンプレート内で一意

• 他のリソースを参照するために使用

• !Ref や !GetAttで使用
物理ID

• AWSリソース上でのID

• テンプレート外のリソースを 
使用する際に用いる
!Ref 論理IDで物理IDを取得
論理ID

組み込み関数
• パラメータの参照や値の加工に利用する関数

• 「Fn:xxx」または「!xxx」の2種類で書ける

• 組み込み関数の例

• !Ref, !GetAtt 値を参照

• !Sub スタック作成まで使用できない値を含ませる

• !Join 文字列結合

組み込み関数の使い方
!Ref

• テンプレート内の論理IDを物理IDに変換

• リソースによって返り値が異なる

• !Ref EC2 -> EC2の物理ID

• !Ref RDS -> RDSの名前が出力
!GetAtt

• リソースが持つ属性値を取得する

• !GetAtt Bucket.BucketName 
-> “name”が出力される

組み込み関数の使い方
!Sub

• スタックを更新するまで使用できない値を用いた出力に使用

• {AWS::Region}を用いたBucketNameの指定が可能

テンプレートまとめ
• JSON/YAMLで記述

• リソース間の依存関係や、指定していない値はCloudFormtion 
がいい感じにしてくれる

• Parametersを利用すれば、変数の設定ができる

• わかんないときはResourcesだけ使う
• インデントやスペルミスに気をつける

検索ワード
• CloudFormation template Doc

• AWS Quick start

• Git template AWS CloudFormation
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/template-guide.html

最初はサンプル例見ろ!

SAM
Serverless Application Model

Serverless Application Model
• サーバレスアプリケーションのデプロイに特化した 
CloudFormationの拡張機能

• JSON/YAMLで記述

• サーバレスアプリケーションの開発を支援するCLIが
提供されている

CloudFormationよりも簡単に書ける

SAMを利用することで簡単になる
この構文で、

• Lambda

• Api GW

• IAM Role

が作成される

CloudFormationの場合は上の２つ

を別々に定義する必要がある

SAMの構文
拡張を表す
拡張によって追加された
リソース

https://github.com/awslabs/serverless-
application-model

SAM Command Line Interface
• ローカル環境でLambdaやAPIのエンドポイントを起動できる

• Docker上で動作するので、事前インストールが必要

• SAMを利用したサーバレスアプリケーションの雛形を 
作ってくれる

SAM CLI install
$brew tap aws/tap
$brew install was-sam-cli

ファイル構成
ルートディレクトリこの2つがメイン

・lambda

・template

デプロイコマンド
$sam package
—output-template packaged.yaml
—s3-bucket upload先bucket
$aws cloudformation deploy
—template-file packaged.yaml
--stack-name deploy
—capabilities CAPABILITY_IAM CAPABILITY_NAMED_IAM
—region ap-northeast-1
①
②

SAMまとめ
• JSON/YAMLで、CloudFormationより簡単に書ける

• sam init で雛形を作れば、よしなにやってくれる

• localで実行して確かめる

• lambda/app.pyとtemplate.yamlだけを触る

• 20190814 AWS Black Belt Online Seminar AWS Serverless Application Model 
https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20190814-aws-black-belt-online-seminar-aws-serverless-application-
model-165314501?ref=https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-aws-serverless-application-model-2019/

• Why use infrastructure as code? 
https://containersonaws.com/introduction/infrastructure-as-code/

• AWS CloudFormation の仕組み 
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/cfn-whatis-howdoesitwork.html

• AWS Black Belt Online Seminar AWS CloudFormation アップデート 
https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt-online-seminar-aws-cloudformation?ref=https://aws.amazon
blogs/news/webinar-bb-cfn-update-2018/

• [小ネタ] CloudFormationの組み込み関数を使った文字列操作の備忘録 
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/cloud%E2%80%8Bformation-intrinsic-function-memorandum/
参考URL

蛇足: Outputs
• スタック構築後に指定したい情報を定義

• エンドポイントや、IAMユーザー名などがある場合に便利

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