1. Fiber の
サンプルをかいてみた
2013/02/02
広島Ruby勉強会 #027
13年2月2日土曜日

2. Fiber
13年2月2日土曜日

3. 別名
マイクロスレッド
コルーチン
13年2月2日土曜日

4. 状態管理を意識せずに行える
ため、協調的処理、イテレー
タ、無限リスト、パイプな
ど、継続状況を持つプログラ
ムが容易に記述できる。
13年2月2日土曜日

5. ゲームプログラミングでみたことある
13年2月2日土曜日

6. ということで
それ系のサンプルをかいてみた
13年2月2日土曜日

7. http://www.youtube.com/watch?v=UOIOVLrBDEA
13年2月2日土曜日

8. もっと派手にすればよかった
13年2月2日土曜日

9. どんなコードを書きたいか
13年2月2日土曜日

10. 10回 下に移動する
10回 右に移動する
10回 上に移動する
10回 左に移動する
13年2月2日土曜日

11. 10.times do
down
end
10.times do
right
end
10.times do
up
end
10.times do
left
end
13年2月2日土曜日

12. そうはうまくいかぬ
13年2月2日土曜日

13. Fiber を使わずかいてみよう
13年2月2日土曜日

14. def step
if @time < 10
@x += 1
elsif @time >=10 and @time < 20
@y += 1
elsif @time >= 20 and @time < 30
@x -= 1
elsif @time >= 30 and @time < 40
@y -= 1
else
@x = 0
@y = 0
@time = 0
end
@time += 1
end
13年2月2日土曜日

15. 状態を管理する必要がある
def step
if @time < 10
@x += 1
elsif @time >=10 and @time < 20
@y += 1
elsif @time >= 20 and @time < 30
@x -= 1
elsif @time >= 30 and @time < 40
@y -= 1
else
@x = 0
@y = 0
@time = 0
end
@time += 1
end 状態の更新が必要
13年2月2日土曜日

16. どの状態か判断が必要
def step
if @time < 10 下に移動する時
@x += 1
elsif @time >=10 and @time < 20 右に移動する時
@y += 1
elsif @time >= 20 and @time < 30 上に移動する時
@x -= 1
elsif @time >= 30 and @time < 40 左に移動する時
@y -= 1
else
@x = 0
@y = 0
@time = 0
end
@time += 1
end
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17. Fiber を使うと？
13年2月2日土曜日

18. def step
fiber.resume
end
13年2月2日土曜日

19. @fiber ||= Fiber.new do
loop do
@x = 5
@y = 5
10.times do
@x += 1
Fiber.yield
end
10.times do
@y += 1
Fiber.yield
end
10.times do
@x -= 1
Fiber.yield
end
10.times do
@y -= 1
Fiber.yield
end
end
end
13年2月2日土曜日

20. 10.times do
down
end
10.times do
right
end
10.times do
up
end
10.times do
left
end
13年2月2日土曜日

21. @fiber ||= Fiber.new do
loop do
@x = 5
@y = 5
10.times do
@x += 1
Fiber.yield
end
10.times do
@y += 1
Fiber.yield
end
10.times do
@x -= 1
Fiber.yield
end
10.times do
@y -= 1
Fiber.yield
end
end
end
13年2月2日土曜日

22. 概ね希望どおりかける
13年2月2日土曜日

23. Fiber.yield を呼んだところで止めたままにできる
13年2月2日土曜日

24. 再開するには Fiber#resume を使用する
13年2月2日土曜日

25. メイン サブ
止めておいたところ
からそのまま再開で
きる
13年2月2日土曜日

26. step メソッドで Fiber を再開させるだけ
Fiber の中では必要なとこで止まる
状態をそのまま維持
13年2月2日土曜日

27. 実際にはあちこちまわるけど
プログラムは
真っ直ぐ書ける
13年2月2日土曜日

28. おまけ
13年2月2日土曜日

29. 描画には
OpenGL とかつかってがんばる方法もあるけど
Curses を使いました
13年2月2日土曜日

30. Curses
13年2月2日土曜日

31. http://ja.wikipedia.org/wiki/Curses
curses（カーシス、カーズィス）は
UNIX系システムでの端末制御ライブラリで
ある。
テキストユーザインタフェース（TUI）アプ
リケーションを作成するのに使われる。
名称は cursor optimization に由来する。
13年2月2日土曜日

32. 端末の画面の特定の位置に文字を置く
13年2月2日土曜日

33. Curses.setpos(x,y)
Curses.addstr('*')
13年2月2日土曜日

34. ソースコード
https://github.com/eiel/Fiber-Sample
13年2月2日土曜日

35. ご清聴ありがとうございます
13年2月2日土曜日