1. GITで過去に戻りたい

2. このスライドの目的
• 誤操作の取り消し方法をまとめた。
• gitでできることを知っておく
• どこまでがヤバいのか？どこまでは問題無いのか？を知る

3. コミット漏れ、ちょっとした編集ミス
hoge.txtとfuga.txtを編集した
正解
$ git add hoge.txt fuga.txt
$ git commit -m "大事な変更をしました"
ミス
$ git add hoge.txt
$ git commit -m “大事な変更をしました” //ここで足りない事に気がついた
$ git add fuga.txt
$ git commit -m “大事な変更をしました(その2)"
やりたいこと：commitが1回であったようにしたい

4. 解決策1 新たにコミットを作る
$ git add fuga.txt
$ git commit --amend
前にしたcommitとは別に、新しい歴史を作り、そこにcommitした状態
解決策2 コミットを取り消してから、改めて作業する
$ git reset --soft HEAD^
コミット前の状態に戻るので、改めて作業を行う
解決策3
commitをまとめて1つにする
$ git merge –squash (ブランチ名)

5. コミットメッセージをミスった
書いてはいけない事を書いてしまった
$ git commit -m "犯人はヤス”
解決策 このまま何もせずに
$ git commit –amend –m “犯人は一体誰なのか！？”
とすれば、新たにコミットメッセージを登録できる

6. この編集、全部いらない。
特定のファイルを、最後にcommitした状態に戻したい
解決策1
特定のファイルを戻す
$ git checkout -- readme.txt
解決策2
commitごと取り消して、ファイルの中身もあの頃に戻る
$ git reset –hard HEAD^
解決策3
編集はしたけど、addもcommitもしてない場合
$ git stash
$ git stash clear
※この方法は一般的でないし、ログに残らないのでやらない方がいい。

7. よくわからないけど戻りたい
$ git reflog
今までのHEADの移り変わりが出てくる。指定した点まで戻る。
$ git reset --hard HEAD@{1}
例
新しい機能追加なのにgit commit --amendしてしまった
解決策：$ git reset HEAD@{1}
この場合reflogには
a0c1e2g HEAD@{0}: reset: moving to HEAD@{1}
と記載される。

8. 注意
これらの動作はローカルリポジトリなら問題無い。
リモートリポジトリでは、新たにcommitする方が良い。
複数人で使っているリモートリポジトリでの作業は危険。応相談。
参考
リモートのcommitを削除
$ git reset HEAD^ --hard
$ git push origin -f
あるいは
$ git push -f origin HEAD^:master

9. まとめ
* gitの流れに沿っていれば、やり直しができる
* それでも、削除する系の動作には注意しよう
* リモートの扱いには注意

10. 参考文献
• Git初心者が絶対に覚えておくべきコマンド - idesaku blog
• http://d.hatena.ne.jp/idesaku/20091106/1257507849
• 【派閥別】Gitのコミットを間違えたときの対処法まとめ - 本当は怖
い情報科学
• http://d.hatena.ne.jp/keisukefukuda/20111105/p1
• git commitをやり直しする＆取り消しする(「get commit --
amend」と「git reset」) - hogehoge foobar Blog Style5
• http://d.hatena.ne.jp/mrgoofy33/20100910/1284069468