Gender in Sports

片倉奈緒子富田克将
福富美咲藤原汐理

スポーツという分野における
女、男、LGBTの描かれ方を
メディアを通じて
私たちの見解を述べる
今回の課題

私たちの結論
女、男、LGBTの全員が被害者である。
スポーツにおける性的差異を最も助長
しているのは、メディアである。
最も重要なのは“非ジェンダー化”
ではなく、“再ジェンダー化”である。
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 メディアを通した女性のイメージ
 メディアを通した男性のイメージ
 可視化されないLGBTの存在
 Conclusion

女性のイメージ
スポーツの世界
女性は性的なイメージで
描写される傾向がある

スポーツをする女性のイメージ
メディアが助長している

 「ママでも金」
 「東京フレンドパーク」における女性のハンデ
 コーチが男性や父であるときのドキュメンタリー番組
 ダイエット＝スポーツのイメージ

ダイエット＝スポーツ

Gender in Sports
ジェンダーの最後の砦
男性が女性に対する権力を
最も表している

Men in sports
スポーツ＝男性のためのもの
戦争に行く男性が身体を鍛えたり
体力をつけるため
典型的な男らしさのイメージが形成される
男性のイメージ
ストイック、攻撃的、タフ、アクティブ、筋肉質、マッチョ

スポーツ界における男性の支配
選手、コーチ、トレーナー、解説者、
リポーターも含め
まだまだ男性に支配されている
メディアがスポーツは男のものという
概念を裏付ける手助けになってしまっている

Boys to Men :
Media Messages About Masculinity
スポーツメディアによる男らしさの形成
 must be aggressive
 “playing with pain”
 “giving up their body for the team”

男らしさの固定概念によって
苦しむ男性たちの存在
スポーツの競技別
野球、サッカー、ラグビー
→ 男らしいスポーツ

WATER BOYS
「男がシンクロなんて愚かだ！」

スケート、シンクロなどの「男らしくない」と
考えられるスポーツをする男性
男性性にも多様性がある
「男性らしさ」という固定概念により
隠されてしまっている男性性にも目を向けるべき

LGBTのイメージ
LGBT in Sports

LGBTのイメージ
メディアによって可視化されない
LGBTの存在
メディアの中では男と女が主役
異性愛を肯定し、同性愛を排除してしまう

LGBTのイメージ
スポーツにおけるトランスジェンダーの存在
戸籍上は男
心身は女
「競技の公平性」
と
「性の多様性の容認」
のぶつかり合い

LGBTのイメージ
同性愛プロパガンダ禁止法
ソチオリンピックはかなりのバッシングを受ける
オバマ大統領率いる先進国首脳らは
開会式参列拒否 ≠ 安倍晋三
LGBTの問題を真剣に捉えない日本

LGBTのイメージ
カムアウトするLGBTの存在
リオオリンピックで
過去最大の人数がカムアウト
LGBTカップルの公開プロポーズ
可
視
化
を
促
す

LGBTのイメージ
LGBTに関連する映画やLGBTのカムアウトが
彼らに対する偏見や差別をなくそうとする動き
未だマイノリティ的イメージが残り
メディアでは可視化されづらい存在

 女、男、LGBTの全員が被害者である。
 スポーツにおける性的差異を
最も助長しているのは、メディアである
 最も重要なのは
“非ジェンダー化”ではなく、“再ジェンダー化”である

最も重要なのは “非ジェンダー化”
ではなく、 “再ジェンダー化” である。
カテゴリーとしてのジェンダーを
完全に取り除くのではなく
男性、女性、LGBTの関係を再構築すること

再ジェンダー化の方法
スポーツにおいて男女の競技区別を
なくすのではなく
男子競技の方が優れていて、
その要因となる男性的身体の特徴（強さ、速さ）を
中心に構成された、スポーツの在り方を
変えていくことが大切である。

ジェンダー平等は女性を男性化することで
克服するのではなく、
“男性性”、“女性性”に付与された
価値観を変えることで
克服する考え方である。
再ジェンダー化の方法

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