環境・貧困・紛争等、地球規模の問題がますます深刻になり、また日本社会の 閉塞感が強まる中、国境を越えて活躍する国際ボランティア活動の持つ様々な力が 大勢の方々に注目されています。NICEは、「国際ボランティア大賞」を国内外の 沢山のNGOやボランティアと共に創設し、より多くの方に魅力をお届けします！2015年国際ボランティア大賞ボランティア部門にノミネートした、井村元さんのスライドです。 .

1. 福井・勝山（ＮＩＣＥ）（大賞１５）
「親子ワークキャンプに参加して楽しかったゾ」
い村元（小３）
サポートｂｙおとうさん

2. ０１活動背景
ボクは、お兄ちゃんと、お父さんと3人で、夏休みに1しゅうかん、ナイスの親子
ワークキャンプにさんかしました。
ボクが過ごした村は山の中にあります。昔は木の炭をつくっていて、たくさんの人
がすんでいたそうです。でも、だんだんと木の炭が必要とされなくなって、村での
仕事がなくなると、住む人が少なくなって、今年ついにひとりになってしまいました。
村を残したいという人たちのお手伝いをみんなでしました。
お父さんが教えてくれたんだけど、日本には「しょうめつかのうせい都市」という言
葉があって、ボクたちが大人になったときには住む人がいなくなってしまっている
町がたくさんあるそうです。ボクはいやだなと思いました。

3. 4かぞく12名、サポートボランティア3名がさんかしました。

4. ０２地域の課題解決
ボクたちは、きょ年亡くなった住民の方のたいせつな
畑の草むしり、長年手がつけられずにいた、あれてい
た貯水そうのそうじ、たまっていた土と砂をみんなで
動かして、水路がつかえるようにしたり、
たいひをつくったり、たたみをはこんだり、トイレのそう
じをしたりしました。
でも、これで課題が解決したといえるのかな？

5. きょ年亡くなった住民の方の大切な畑を再生！

6. 長年、あれていた貯水そうを再生☆

7. 土と砂をみんなで動かして、水路を再生★

8. ボクたちがあそんでいた声はひとりしか住んでいない
村の中であふれていました。住民の方は、よろこんでく
ださったのかもしれません。ボクたちにスイカを差し入
れてくださいました。

9. ０３成長 ０４感じたこと
「親子ワークキャンプに参加して楽しかったゾ」
「またさんかしたいゾ」

10. ワークキャンプは今から95年前、フランスのベルダンという町で始まり世界に
広まった、とお父さんにききました。
フランスとドイツの若者たちがせんそうでこわされたのうちをいっしょになおし
たそうです。
「おたがい友達だったらたくさんの人が死んだり、きずついたりしなかったの
に。おたがいりかいをふかめて、きょうりょくすればよかったのに」
お父さんは、よくボクに「知ることがさいしょの課題解決」と教えてくれます。
「せかいはつながっている。目の前にいる人がよろこぶことをいっしょうけん
めいなさい。えがおはつながる。つながりはえがおのもと。ワークキャンプは
せんそうのないせかいをせっきょくてきにつくっているんだよ。」
むずかしくてまだよくわからないけど、ワークキャンプまたいきたいゾ。
あと、毎ばんいっしょにトランプで遊んだ友達とボクはせんそうをしないと思う
な。だって、友達だから。。。

11. おわり。さいごまできいてくれてありがとう。