NFC勉強会第１回資料

1. Android Beam利用アプリ紹介
＋関連技術ネタ
2012/03/17
@korodroid（神原 健一）

2. 自己紹介
■氏名：神原 健一（@korodroid）
■活動：iplatform.org(http://www.iplatform.org/)
■所属：NTTソフトウェア株式会社
■主な活動（iplatform.org＠プライベート）
■ Google Play向けアプリ開発（現在18本）
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3. 目次
1.Android Beamとは？
2.デモンストレーション
3.技術ネタ
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4. １．Android Beamとは？
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5. 【Android Beamの前に】NFCとは？
タッチするだけで簡単にデータの
やり取りを可能とする機構
①NFCの読み書き
②端末間の通信
NFCカード（タグ）
スマートフォン
③カードとして動作
リーダーライター
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6. 【Android Beamの前に】NFCとは？
タッチするだけで簡単にデータの
やり取りを可能とする機構
①NFCの読み書き
②端末間の通信
NFCカード（タグ）
スマートフォン
③カードとして動作
リーダーライター
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7. Android Beamとは？
「端末間の通信」を利用したもので、
利用中のアプリに関する情報を送ることが可能
（Android 4.0端末でのみ利用可能）
例えば、ブラウジン
グ中に端末を近づけると
続いて、
画面をタッチ
【Beamで送られるデータ例】
•WebサイトのURL
•YouTubeのURL 同じURLが相手の端
•アドレス帳の連絡先 末で自動的に開かれる
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8. ２．デモンストレーション
【Android Beam利用アプリ】
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9. 『Profile Beam（Profeam）』
■Beamでお互いのTwitterアカウントを交換
■Android4.0以上のNFC搭載機種に対応（無料）
➡Galaxy Nexus 4.x,Nexus S 4.x

10. Android Beamの特徴
面倒なペアリング不要で、
気軽に軽量データの送受信に向いている。
•タッチ後「タップしてビーム」押下でデータ送信
➡送信データは開発するアプリで制御可能
•Beam非対応アプリでもマーケットURL送信可能
➡デフォルトでは、マーケットURL送信
•一方でも画面ロックしている場合、動作しない
➡Beamするには予め画面ロック解除が必要
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11. ３．Android Beamの技術ネタ
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12. Android Beamによるデータ送信
NDEF(※)形式のメッセージを
Push型で送信することで実現
Android Beamによる情報送信
【方式①】
送信するメッセージをあらかじめセットする[NfcAdapter#setNdefPushMessage()]
【方式②】
端末がBeam圏内に入った時、Beamでの情報送信が完了した時のコールバックを
セットする[NfcAdapter#setNdefPushMessageCallback,setOnNdefPushCompleteCallback]
※NDEF：NFCによる通信時にやり取りし易いデータフォーマット 12

13. 方式②の実装例
a.端末がBeam圏内に入った時
【コールバック登録】
NfcAdapterクラスのsetNdefPushMessageCallback
【コールバックメソッド】
public NdefMessage createNdefMessage(NfcEvent event)
【実装例】
条件を満たした時に送信するメッセージの作成
NdefMessage msg = new NdefMessage(new NdefRecord[] {
new NdefRecord(NdefRecord.TNF_MIME_MEDIA,
"application/org.hogecompany.android.beam.sample".
getBytes(Charset.forName("UTF-8")), new byte[0],
“hellohellohello”.getBytes()),
NdefRecord.createApplicationRecord("org.hogecompany.android.beam.sample")}); 13

14. 方式②の実装例
a.端末がBeam圏内に入った時
【コールバック登録】
NfcAdapterクラスのsetNdefPushMessageCallback NdefMessage
NdefRecord
【条件を満たした時にコールバックされるメソッド】 (送信データ)
public NdefMessage createNdefMessage(NfcEvent event) NdefRecord
(Android Application Record)
【実装例】
条件を満たした時に送信するメッセージの作成
NdefMessage msg = new NdefMessage(new NdefRecord[] {
new NdefRecord(NdefRecord.TNF_MIME_MEDIA,
"application/org.hogecompany.android.beam.sample".
getBytes(Charset.forName("UTF-8")), new byte[0],
“hellohellohello”.getBytes()),
NdefRecord .createApplicationRecord("org.iplatform.android.beam.sample")});
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15. 方式②の実装例
b.Beamでの情報送信が完了した時
【コールバック登録】
NfcAdapterクラスのsetOnNdefPushCompleteCallback
【コールバックメソッド】
public void onNdefPushComplete(NfcEvent event)
【実装例】
送信が完了した旨を画面でユーザに通知する等
（Toast表示、プログレスバー停止等）
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16. Android Beamによるデータ受信
NDEF形式のメッセージが詰まった
Intentから中身を取り出すことで実現
Android Beamによる情報受信
if (NfcAdapter.ACTION_NDEF_DISCOVERED.equals(intent.getAction())) {
Parcelable[] msgs = intent
.getParcelableArrayExtra(NfcAdapter.EXTRA_NDEF_MESSAGES);
NdefMessage msg = (NdefMessage) msgs[0];
Log.i(“TAG”, new String(msg.getRecords()[0].getPayload())));
}
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17. Android Beamのまとめ
•タッチ後「タップしてビーム」押下でデータ送信
•データ送信時のデータフォーマットはNDEF形式
•コールバック実装により、以下の制御を実施
➡端末が近づいたときの送信メッセージ
➡データ送信完了時の任意処理
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18. おわりに
ご清聴ありがとうございました。
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