芸術情報概論の柏崎担当回第4回 (通算第8回) のスライドをおずおずとアップします。今回はそのままアップすると本当にやばいので、やばい箇所には白い霞をかけた上にcensoredマークを重ねています。講義に出てくれた方にしかこのあたりは分からない、ということで。
お話としては第3回で述べた内容の繰り返しになりまして、どちらかというとレポート課題の説明がメインとなります。それから、僕が考える芸術の定義についての紹介とか。僕は「アートをやってます」と口にする人間が、少なくとも自分で納得し得る私家版の芸術の定義すら持っていないことに対して憤りに似た感情を抱いています。まあそれはやっかみにも似た感情ではあるのですが。
毎回時間ギリギリで後半は駆け足な展開になってしまう点が改善されません。前年度や前期の結果を考慮して「このスライドは削ろう」とスライド数をかなり減らしているのですが、減らしたら今度は「このお話もしたい」と枚数が増えてしまって、結果的に増大しているという悪循環です。学習能力がないのか。
藝大では色々とやんちゃしまくったので、今後10年ぐらいは藝大から出入り禁止を喰らうんじゃないかなと思いますので、今後僕の人生において藝大で講義をすることはもうないかもしれませんが、10年ぐらいしてほとぼりがさめたらまたこんな詰め込みまくりの、情報の嵐のような講義をしたいなと思っておりますので、その時までサヨウナラ!
今回紹介した映像の中でネット上で公開されていそうなものは石田祐康さんの「フミコの告白」ぐらいでしょうか。そう、授業中ではこの曲がどうしても思い出せなかったのですが、ツイートや出席カードで何名からか指摘してもらいました。カバレフスキーの組曲「道化師」の第2曲「ギャロップ (道化師のギャロップ)」です。
http://www.youtube.com/watch?v=0QqT1P4VO30