AIツールを使った研究の効率化
伊藤‧能勢研究室
2025/06/24 M2 林崎 由
AIサービス、使ってますか?
AIサービス、使いこなせてますか?
今⽇の趣旨
• もっと楽に‧早く作業を進めるためにAIを効率的に活⽤して欲しい
• 既に使っている⼈も「もっと便利な使い⽅‧サービス」があるはず
狙い
1. 知らないAIサービスに対する知⾒を広げる
2. AIサービスへの⼼理的ハードルを解消する
⽬次
• Geminiの無料アップグレード
• 各種AIサービスの紹介
‒ ⽣成AIサービス
‒ AIブラウザ
‒ コーディング⽀援
• 使⽤例 (林崎の場合)
• ハンズオン
‒ DeepResearch‧NotebookLM
Geminiの学⽣無料アップグレードは6/30まで
• 今⽇紹介するGemini‧Deep Research‧Notebook LMが使い放題
‒ 43,500円相当 (⽉額2900円 x 15ヶ⽉)
• 2TBのクラウドストレージ + Google Meet使い放題付き
• dc.tohoku.ac.jp以外のメアドとクレジットカードが必要
⾃動更新による課⾦が怖い⼈へ
• 加⼊したらすぐに「メンバーシップを解約」へ!
• 解約しても15ヶ⽉間は無料で使い続けられる
• ただし2TBストレージが消える点には注意
⽣成AIサービス
⽣成AIサービス
• おそらくよく使っているサービス
Gemini ChatGPT Claude Copilot
Deep Research
• 難しい質問に対して検索ツールを使って情報を収集
• 10分程度でレポートを作成する
• 参考⽂献の洗い出しに最適
• ChatGPTでも同じ機能をサポート
Elicit
• 学術論⽂特化のAIリサーチツール
• 論⽂形式で検索結果をまとめてくれる
• 基本英語だが、情報検索の精度が⾼い
Notebook LM
• Googleのリサーチアシスタントツール
• ドキュメントをアップロードするとその内容を要約‧分析
• ハルシネーションが少ない + 引⽤情報がついてくる
• 論⽂の精読に最適
AI ブラウザ
Dia
• 「The Browser Company」が作っているAIブラウザ
• Chromeに近いUIでとても使いやすい
• まだBeta版‧Mac限定
• デモ (検索バー‧「Chat」ボタン)
Genspark AI ブラウザ
• 最近注⽬されているブラウザ
• 広告ブロッカーつき
• MCP (Model Context Protocol) を使って機能を拡張できるらしい
コーディング⽀援
GitHub Copilot
• GitHub発のAI コーディングアシスタント
• VSCodeの拡張機能として使⽤できる
• 学⽣無料 (学⽣証での認証が必要‧クレカの登録は不要)
Cursor (1/4)
• VSCodeに互換性のあるAIコードエディター
‒ 拡張機能などはそのまま使⽤可能
• いちいちブラウザを開いてコピペする必要がないので便利
• トラブルシューティングが⾼速に‧コードリーディングにも便利
Cursor (2/4)
• Tab補完機能: ⾃動でコードを補完してくれる
• 簡単なコードや繰り返しの記述ならこれで⼗分
Cursor (3/4)
• チャット機能: コード全体やターミナルを⾒て質問‧修正
• (林崎の場合) すぐにチャットできるようにショートカットを設定
‒ 「Shift + Cmd + L」でチャット画⾯を開く
Cursor (4/4)
• inlineチャット機能: コード内で修正を指⽰する
• (林崎の場合) すぐに使えるようにショートカットを設定
‒ 「Shift + Cmd + K」でinlineチャット
Claude Code (1/2)
• ターミナル内で動作する(=CLI) AIコーディングツール
• 有料だが性能は⾮常に強い
• 簡単なシステムならこれだけで作れる
Claude Code (2/2)
• 実際に⾃動で作ったAI広告⽂⽣成システム
他にも...
• ⾊んなAIツールが次々と⽣まれている
• AIコードエディタで広まりつつあるのはCursor
‒ VSCode本体が追い越す可能性は⾼い
• AI エージェントは時勢が読めない
‒ まだしばらく⾊んなものが出てくると思われる
Cline Devin Open Hands
Windsurf OpenAI
Codex
使⽤例
使⽤例 (林崎の場合)
⽂献調査 精読
ロジック
作成
実装
● 調査するトピックに対して、以下の2つを並⾏作業
○ Deep Research‧Elicitによる論⽂調査
○ 先⾏研究の「引⽤」から芋づる式に探す (⼈⼒)
● 良さそうな論⽂を⾒つけたらDiaの「Chat」で概要を掴む
● 精読することに決めたらZotero (⽂献管理ツール) へ
● (注) ハルシネーションがあるので⽣成の結果は信頼しない
使⽤例 (林崎の場合)
⽂献調査 精読
ロジック
作成
実装
● Zotero + NotebookLMで論⽂を精読
● ZoteroではDeepLの拡張機能を使⽤しながら必要に応じて翻訳
● 分からないところがあればNotebookLMに質問
● 論⽂の概要と課題点‧疑問点を軽くまとめておくと便利
○ 適宜NotebookLMを使いながら⾔語化
○ メモはNotionにまとめる
使⽤例 (林崎の場合)
⽂献調査 精読
ロジック
作成
実装
● 良いネタが⾒つかったらロジックを作る
● ChatGPTなどを使って⾔語化することも多い
● たまにVSCodeのOpenleaf拡張を使って、Cursorのコード補完機
能を使うことも
● 各論⽂の概要‧課題点をプロンプトに⼊れて「論⽂の
イントロを作って」という指⽰をしていることが多かった
使⽤例 (林崎の場合)
⽂献調査 精読
ロジック
作成
実装
● コードが⻑⽣きするように全体の設計は⾃⼒で考える
● 先に関数名‧クラス名‧docstring‧型定義‧READMEを作成
○ AIが実装の意図を汲んでくれるので補完の精度が上がる
○ 良いドキュメントを先に作っておくのがコツ!
● 上記の情報に基づいて実装
○ 基本的にはCursorを使う
○ 再現実装は論⽂の内容を⼊⼒すればそれなりにできる
ハンズオン
DeepResearch‧Elicitを使ってみる
• Deep Rearchでいずれかの内容を調査してもらう
‒ {⾃分の研究テーマ}の最新論⽂を調査して
‒ {最近読んだ論⽂}の関連研究を調査して
‒ {ベンチマーク}で最先端の性能を出した論⽂を調査して
‒ その他何でもOK!
• Deep Researchを使ったことがあるならElicit
‒ 論⽂のタイトル⾵のクエリを⼊れるとうまく⾏きやすい (らしい)
NotebookLMを使ってみる
• 調査した論⽂の中から気になったものを3つピックアップ
• PDFをダウンロードして、NotebookLMにアップロード
• 以下のトピックについて質問してみる
‒ {関連研究}との違いは?
‒ 実験の結果をまとめて
‒ 提案⼿法の独⾃性は?
‒ 使っているデータセットは?

AIツールを使った研究の効率化 Improving Research Efficiency with AI Tools