５S活動初期導入用の資料。 ５Sの目的を説明し、活動に協力してもらうためのもの。

1. ５Ｓ活動の目的とは
５Sとその効果について

2. ① 必要な素養をもった人材の育成
② 業務のバラツキの排除による効率化
③ 対外的信頼性の向上
５Ｓの効果

3. ① 必要な素養をもった人材の育成
６つの経営資源の中で、中心的存在なヒトの強化は必須課題
情報
時間知的財産
モノ
カネ
ヒト

4. 5Sとは･･･？
 整理
 整頓
 清掃
 清潔
 しつけ
5つの単語の頭文字をとったもの

5. 整理とは
必要なものと不要なものを仕分けること
ムダを見わける能力 判断力

6. 整頓とは
必要なものを必要な時に使いやすい状態にしておくこと
ムダを省く能力 改善力

7. 清掃とは
必要なものについた汚れをきれいにすること
異変に気付く能力 観察力

8. 清潔とは
清掃が繰り返し行われた状態が保たれていること
地道に続ける能力 継続力

9. しつけとは
ここまでの４つの行動が、自律的に行われていること
日本の美的感覚にかなっている状態
影響力
躾

10. ② 業務のバラツキの排除による効率化
工程A 工程B 工程C
工程D検査
５分～10分 2分～5分 10分～20分
3分～8分
各工程でのバラツキがあまりなくても

11. 各工程でバラツキがあると、全体で大きくぶれてしまう
効率が悪くなる理由
工程A 工程B 工程C
工程D検査
作業開始 5分後～10分後 7分後～15分後
17分後～35分後20分後～43分後

12. ５S ができていない場合
ムダな移動が多い
探し物に時間がかかる
あの人でないとわからない
何だかよくわからない物がある
あの人とこの人の言っていることが違う
バラツキの要因が多く、作業時間が読めない状態

13. ５S ができている場合
ムダな移動がないことでスムーズに業務ができる
探し物がすぐ見つかるので仕事が進みやすい
誰でもわかるのでいちいち確認する手間が省ける
なんだかよくわからない物など存在しない
みんな同じことを言うので確認する必要がない
バラツキの要因が少なく、作業時間が計算しやすい状態

14. ③ 対外的信頼性の向上
メラビアンの法則・・・人の第一印象を決める割合
視覚（見た目） ：55％
聴覚（話し方・声）：38％
言葉（話の内容） ： 7％
最初の5秒ほどで93％が決まってしまう

15. 会社にあてはめると・・・
視覚（見た目） ：55％
聴覚（話し方・声）：38％
言葉（話の内容） ： 7％
・・・ 整理整頓
・・・ 挨拶

16. ５S ができていないということ
だらしがない
ルールが守れない
契約しても契約通り履行されるか、不安

17. ① 必要な素養をもった人材の育成
② 業務のバラツキの排除による効率化
③ 対外的信頼性の向上
５Ｓ活動の目的
会社を存続・成長させるため

18. ご協力お願いいたします