国民民主党が2024年3月28日に発表した「中小企業・非正規賃上げ応援10策」の解説資料です。
【概要】
今年の春闘の⼤⼿企業の賃上げ率は、5.25%(第2回集計、定期昇給を含む正社員)と1991年以来、33年ぶりの⾼⽔準となった。こうした流れを、中⼩企業、パート・派遣労働者などの⾮正規労働者を含む、すべての働く⼈の賃上げに波及させるため、国⺠⺠主党は3⽉18⽇から25⽇にかけてインターネットで意⾒募集を⾏い、約2,600件(党公式ホームページからのフォーム入力は1,016件)の声が寄せられた。
このうち集計可能な形式での回答を分析した結果、賃上げが「実施されない」(42.6%)とする回答が「実施される」(34.1%)を上回り、賃上げにあたっての課題としては「社会保険料」、「税金(法人税等)」、「電気代・燃料代」等の幅広い項目が挙げられるなど、中小企業や非正規労働者の賃上げに当たって課題が多い実態が明らかになった。(※回答者の属性は記事末尾に記載)