20160728講演資料シリコンバレーを凌ぐ勢いを見せるイスラエル最新状況とベンチャーキャピタリストから見たイスラエル注目の理由
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2016年7月28日のイベント資料です。
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20160728講演資料シリコンバレーを凌ぐ勢いを見せるイスラエル最新状況とベンチャーキャピタリストから見たイスラエル注目の理由
- 1. E : kato@isratech.jp （株）イスラテック 代表取締役 加藤 清司 2016/7/29 「2016年の最新状況と中東のシリコンバレー イスラエルでビジネスする際押さえておくポイント」
- 4. 人口一人当たりベンチャー投資額 イスラテック独自調べ 単位:$ 553 200 12 16 0 100 200 300 400 500 600 イスラエル 米国 中国 EU 数値では、圧倒的に一位を誇るシリコンバレー… ただ、国別にすると、イスラエルが圧倒的に一位。 「イスラエルは、国全体が、シリコンバレー。 R&Dのようなもの」 44.2 600 160 120 0.08 3 13 7.5 ベンチャーへ の投資額 2015年 人口 (億人) (億ドル)
- 5. 2016/7/29 参照：Europe and Israel 1Q16 Venture Capital Deals Done http://www.slideshare.net/gdibner/europe-and-israel-1q16-venture-capital-deals-done で、結局イスラエル何が強いの？
- 6. スタートアップエコシステム 5000-6000 社が存在 800-1000 社が誕生(年間) 300-400 社が停止(年間) 多産多死！ R&D 300 社 Corporate Investor 200+ 国内VC 100 社 海外VC 100 社 Super Angel 20人 Angel 500人 Angel Group 20 グループ 教育 軍 税制 政府移民 起業家 文化2016/7/29 グローバル企業 スタートアップ 資本
- 7. スタートアップエコシステム(人材) 教育 軍 税制 政府移民 起業家文 化 2016/7/29 グローバル企業 スタートアップ 資本
- 8. 教育 2016/7/29 移民 軍 1. 10歳またはそれ以下 基礎的なプログラミング教育開始 2. 12歳から ソフトウェア開発やサイバーセキュリティの教育開始 3. 18歳まで 世界でも渡り合えるレベルの人間が誕生 。 エコシステムを支える人材の供給元 1.10代後半から、20代前半で時代の最新技術に触れることができる経験の大きさ。 2.徴兵制で得たネットワークは、将来の起業のネットワークとなる。卒業後のネットワーク。 8200 部隊では、専用のインキュベータまである。 3.徴兵制を終え、最新の技術を触れた人材が、民間企業へ流れることで、何もしなくても、軍 事技術での経験を積んだ人間、技術が民間へ流れる。 1. 旧ソ連崩壊時に、100万人程度の移民を受け入れ。（※イスラエルの人口 600万人） 技術者、科学者、弁護士、医師など高度人材10万人を受け入れ。 2. 1970年代後半以降、シリコンバレーへ行く人材が急増。VC産業が立ち上がる90年代前半に その人材が帰国、以後往来は継続中。シリコンバレーとの関係は現在も急増。 3. 2015年選出されたスタートアップを対象に、外国人の従業員に2年間のビザ。
- 9. 資本 教育 軍 税制 政府移民 起業家 文化 スタートアップエコシステム(資本) グローバル企業 スタートアップ
- 12. 2016/7/29 VB 投資 欧州各国との比較 (2014Q3-2016 Q1) 参照：Europe and Israel 1Q16 Venture Capital Deals Done http://www.slideshare.net/gdibner/europe-and-israel-1q16-venture-capital-deals-done イスラエル 英 独 仏
- 13. 投資した金額が戻ってくる実績 100件 / 年の企業が買収。 買収額 5,000 億円以上 イスラテック独自調べ 2016年はすでに45～50件のM&Aが成立 買収額 3.3B$ ≒ 3600m$
- 14. 2016/7/29 2016 H Exit TOP8 総額 3500m$ 程 / 50社 811 m$ 430 375 320 293 242 212 175 イスラテック独自調べ
- 15. 教育 軍 税制 政府移民 起業家 文化 エコシステム グローバル企業 スタートアップ 資本
- 16. 1. 教育、軍、グローバル企業により高度人材が育ちやすい 環境。起業する人材の供給源がしっかり醸成されている。 2. 起業し、成功（EXIT）すれば、再起業、起業支援側に回 っていく好循環。（数百人規模） 3. 起業し、失敗してもグローバル企業で再度働ける環境。 （リスクを取りやすい環境） 4. そうした環境下で、行政、政府支援等がしっかり確立。 スタートアップエコシステム(まとめ) イスラエルでは、起業し、「成功」「失敗」どちらの人材でも、 エコシステムの構成要素の一部になっている。 2016/7/29
- 17. 2016 年 新規参入組
- 18. 欧米企業のイスラエルでの活動実態、 アライアンス手法 １．R&D １９９０年代まで ２．CVC、M&A ２０００年代～ ３．アクセラレータ ２０１０年代～ アクセラータプログラムの稼働は２０１０年までは「０」 ※２０１５年末時点で２３０。 ※. スピードの変化によるアクセラレータの台頭 ※. 古い方法がなくなるわけではない。
- 19. 1989 1991 1998 20122000 2001 2002 2003 Haifa R&D Center 1st Branch Outside USA, 3 employees Invest in Orion Fund Acquired Maximal Innovative Intelligence Acquired Peach Networks Acquired Pelican Security Acquired Gteko Acquired Secured Dimensions Acquired Yadata Acquired Whale Communications Herzliya R&D Center Acquired Zoomix 2006 2008 2009 Acquired 3DV Systems 2011 Acquired VideoSurf Acquired WebAppoint Acquired Farecast Acquired Kidaro Microsoft accelerator for Windows Azure 2013 Acquired Pando Invested Accelerated 66+ 8+ 2013 ～ 2012 ～ 1998 ～ Acquired 22+ マイクロソフトの歴史 E．
- 21. Judea Pearl Dov Moran Zeev Suraski Andi Gutmans Amnon Shashua 基本、技術は一人の天才が創造 フラッシュメモリ 複眼でなく単眼カメラに よる自動運転技術 PHPの拡張性AIに統計学的手法 →BigData 観点を持込 2016/7/29
- 23. R&D, M&A, Invest, アクセラレータ オープンイノベーション 23
- 25. 実施企業 250のプログラムが稼働中。( 2016年6月末時点 ) → R&Dの数へ肉薄 25
- 26. 事例 1. M&A 3. 複合的 2. アクセラレータ主導 買収しそのまま拠点へ R&D, M&A, Invest, アクセラレータの戦略的組み合わせ R&D, M&A,Investより、まず、アクセラレータを先行
- 27. なぜ、アクセラレータ主導にするか。 P2P 港湾 ローンサイバー セキュリティ 銀行間通信CRM 株取引 １．秘匿性が高い事 - 秘匿性を一部開放してもいい領域 ２．時間がかかる分野→半導体、インフラなど - 自社ではノウハウが蓄積できない領域 ３．莫大な投資を必要とする分野 - 大規模投資判断が不明瞭な場合 A.リーズナブル (R&D,M&A と比較) B.他社が同じ手法で先行中
- 29. 現地で稼働するアクセラレータ の支援企業数 約 80 社 約 20 社 約 53 社約 21 社 約 20 社 約 4 社 約 5 社 約 86 社 約 20 社
- 30. サイバーセキュリティ音声関連技術 センサー 音声関連技術 3D 関連 IoT(農業) スマートホーム関連 無線通信関連技術 センサー（がん） ブレインコンピュータ ミドルウェア関連 ソフトウェア関連 センサー（ペット） エネルギー Fintech SIM ※こうした企業を弊社では日々追っております。