HYOGOロータリーEクラブ 第72回例会 米山学友会兵庫　監事　林文勇（リン　ブンユウ）

1. 2680地区（兵庫）米山奨学生学友会について
HYOGOロータリーEクラブ
米山学友会兵庫 監事 林文勇（リン ブン
ユウ）

2. 米山記念奨学事業とは？
 日本で学ぶ 外国人留学生 を支援
 日本のロータリー独自の事業
（日本全国３４地区合同プロジェクト）
 公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
 世話クラブ・カウンセラー制度による深い交
流

3. 奨学事業の始まりと全国展開
 1952年 東京RC会長 古澤丈作氏が「米山基金」の試案を発表。
－アジア諸国からの留学生を支援
 1954年 第１期生 タイからソムチャード氏来日
 1956年 東日本の二つの地区大会で決議。
「ロータリーの国際奉仕として最もふさわしい企てであって、その連続性が望まし
い。財団法人として全国的な組織となすべきことをここに決議する」 （第60地区大
会決議文） ⇒東京RC単独事業から日本全国RCの合同事業へ
 1957年 全国組織 「ロータリー米山奨学委員会」
初代委員長 ＲＩ理事 小林雅一氏
米山奨学金は、日本のロータリーの父と呼ばれる米山梅吉氏が亡くなったあと、その功績
を永遠に偲ぶことができる事業をやろうと、1952年、東京RCがはじめたものです。アジア
から優秀な学生を招いて研究させようというもので、当時は「米山基金」をいう名前でした。
こうして、東京RCが始めた「米山基金」は、わずか5年で、日本の全ロータリー
クラブの共同事業となり、1967年には財団法人ロータリー米山記念奨学会が設立
されました。2017年には、財団設立50周年を迎えます。

4. 世話クラブとカウンセラー
■世話クラブ （1959年開始：56年間）
奨学生は「世話クラブ」となるロータリークラブの
例会に
月1回以上出席し、会員と交流します。
■カウンセラー制度 （1971年開始：44年間）
世話クラブの会員の一人が「カウンセラー」として、
相談役となり、交流の橋渡しをします。指導教官との
連携も有り。
世話クラブ例会出席
カウンセラーと共に

5. 60年の歴史と人財
年間 人 累計
（これまでの累計18,648人）
中国
39.7%
韓国
14.4%
ベトナム
11.1%
その他
16.8%
（2015学年度730人）
中国
33.0%
韓国
22.9%
台湾
18.3%

6. 国・地域別 奨学生・学友数
1.中国 5,915人 7.ﾊﾞﾝｸﾞﾗﾃﾞｯｼｭ 304人
2.韓国 4,198人 8.ﾀｲ 289人
3.台湾 3,382人 9.ｽﾘﾗﾝｶ 248人
4.ﾏﾚｰｼｱ 865人 10.ﾈﾊﾟｰﾙ 198人
5.ﾍﾞﾄﾅﾑ 689人 11.ﾓﾝｺﾞﾙ 182人
6.ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ 361人 12.ﾐｬﾝﾏｰ 165人
（2014年5月時点）

7. 元奨学生(学友)のご活躍
 モンゴル初の３年制高校を設立
 駐日韓国大使（２人）
 地区ガバナー（３人）
 女性の自立支援（ネパール・ラオス
・アフガニスタンなど）
 台湾で女性初の故宮博物院院長
 剣道を中国で広める

8. 学友会組織について
日本国内：31
韓国
中国
（華北・上海）
台湾
タイ
ネパール
国内31
海外 6
モンゴル
奨学期間が終わったあともロータリーとの接点を持ち、学友同士の友情を深める
学友会という組織があります。学友会は、日本国内に31、海外には台湾・韓国
・中国・タイ・ネパール・モンゴルと、6つの学友会があります。

9. 学友会組織について
 1983年1月 台湾米山学友会 設立
 1989年6月 韓国米山学友会 設立
 2009年3月 中国米山学友会 設立
 2012年3月 タイ米山学友会 設立
 2013年10月 ネパール米山学友会 設立
 2014年3月 モンゴル米山学友会 設立
①海外の学友会の設立について
②学友を中心に設立されたロータリークラブ
 1995年1月 台北東海ＲＣ（第3480地区）
 2007年3月 台中文心ＲＣ（第3460地区）
 2010年3月 東京米山友愛ＲＣ（第2750地区）
 2012年6月 東京米山ロータリーＥクラブ2750 （第2750地区）
 2014年3月 さいたま大空ＲＣ（第2770地区）

10. 全国米山学友会会長セミナー
日本全国の米山学友会会長がご参加するセミナーもあります。
2015年1月17日に東京で開催されたセミナーに米山学友会（兵庫）
の傅建良前会長がご出席されました。

11. RI2680地区四学友会主催合同活動
国際ロータリー第2680地区学友協議会に属する四学友（RYLA学友会、青少年交換学友会、
R財団兵庫学友会、米山学友会兵庫）がセミナーなど活動を積極的に開催しています。

12. 米山学友・奨学生が参加した地区の活動

13. 米山学友会（兵庫）の設立

14. 米山学友会（兵庫）の現状
米山学友会（兵庫）は兵庫県内で在住している奨学生が米山奨学期間終了後も学友同士
及び学友とロータリアンとの交流と親睦を深め、ロータリー米山記念奨学会の事業の発展
を支援することを目的とする学友会です。
その目的を達成するために、次の活動を行う。
１．総会の開催
２．親睦会、座談会及び研修・見学会の開催
３．その他、本会の趣旨に沿う活動
事業年度は7月1日より翌年6月30日までとなります。
本年度の役員構成は：会長１名、副会長１名、幹事長１名、顧問２名、会計１名、
監事１名、幹事７名になります。

15. 私と米山学友会（兵庫）のつながり
私は2006年度にロータリー米山奨学金を頂きました。
その一年間に数多くロータリークラブへ卓話、交流会を参加し、積極的にロータリー
の奉仕の精神に触れるようになりました。
奨学生を卒業してからはもっと奉仕の精神を学びたいと思い、2007年より2680地区米山
奨学生学友会（兵庫）に入会し、幹事として精力的に学友会の活動を参加してきました。
当時は学友会が設立して間もない時期、初代会長とその他の幹事の皆さんと一緒に会則、
規定などの修正、ホームページの立ち上げ、新規会員の誘致などに努めて来ました。それ
以後も学友会の役員として、年間活動の企画などに提案、参加してきました。
色んな活動を通して、大切な経験を身につける事が出来たと思っております。今年度から
は学友会の監事として引き続き、積極的に学友会の活動に参加し、色んな交流活動を通し
て、奉仕の精神をもっと学んで行きたいと考えております。

16. 米山学友会(兵庫)主催活動

17. 米山学友会(兵庫)主催活動
主
催
：
日
本
熊
森
協
会
於
：
兵
庫
県
宍
粟
市
波
賀
町
原
り
ん
ご
園

18. 米山学友会(兵庫)主催活動

19. 米山学友会(兵庫)主催活動

20. 米山学友会(兵庫)主催活動
米山学友会（兵庫） 会長 フケンリョウ（HYOGOﾛｰﾀﾘｰEｸﾗﾌﾞ)
日時：2014年10月25日(土）～26日(日） 場所：和歌山方面
米山学友会（兵庫） 和歌山方面研修旅行記
米山学友会（兵庫） 幹事 林文勇
中国の古文<<庄子.知北游>>の中に：”人生天地之间,若白驹之过隙,忽然而已”と言う言葉があります。
白驹：白色の駿馬、日の影を比喩する。隙：すきま。日の影は駿馬が飛ぶように速いすきまに走ったことです。
これは年月の過ぎ去るのが非常に速いことを意味し中国ではよく使われる熟語であります。あっという間に晩秋
から冬へと変わろうとしています。日本文化・歴史、そして豊かな大自然にふれる機会として、今年も家族や友
人を連れて、米山学友会（兵庫）の定例研修旅行に参加しました。
……

21. 米山学友会(兵庫)主催活動
創立10周年を迎える第2680地区米山学友会は、今年6月27日の総会にあわせてネパール震災
支援の募金活動を企画。総会当日に四学友会（米山・ロータリー財団・青少年交換・RYLA）
が共同で実施しました。

22. 米山学友会(兵庫)主催活動
2015年9月13日、米山学友会と現役奨学生はロータリー須磨クラブの須磨海岸掃除
ボランティア活動に初めて参加しました。子どもたちに社会体験させたい思いも含め、
家族連れで参加して来ました。

23. 本資料の作成に当たり、米山学友会（兵庫）の前会長傅建良様が
資料及び情報をご提供して下さいった事を心より御礼を申し上げます。