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食環境プロデューサー
管理栄養士 消費生活アドバイザー
平井由美子
チルド包装惣菜の
商品開発上の留意点
2
チルド包装惣菜の商品開発
 包装惣菜を商品開発する以上、
常温であれ、チルドであれ、
一部の危害要因を除き、重要管理点に大差はない。
 では、チルド包装惣菜の商品開発上で
大切なことは何か?
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
3
本日のイントロダクション
チルド包装惣菜の
「ダ・ヴィンチ・コード」
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
4
About me
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
経験
工場長だけはやらなかったなぁ
資格
管理栄養士
食品衛生監視員
食品衛生管理者
消費生活アドバイザー
5
本日のコンテンツ
1. 市場動向
2. 商品開発のキモ
3. 伝わらない時代に伝える技術
4. 2025年に向けて
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6
解読するために分解する!
チルド包装惣菜を
構成要素に分解しよう!
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
市場動向
第1章
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
8
我が国の人口推移と見通し
出典:農林水産省「平成24年度 食料・農業・農村の動向」平成24年度 食料・農業・農村施策
9
家族類型別にみた
一般世帯の構成割合の推移
出典:農林水産省「平成24年度 食料・農業・農村の動向」平成24年度 食料・農業・農村施策
10
購入先別食料の支出上位5品目
出典:農林水産省「平成23年度 食料・農業・農村の動向」
平成21年(2009年)
商品開発のキモ
第2章
Copyright(c) 2015.3.19 Yumiko HIRAI
12
商品開発の3つのキモ
コンテキスト
脱モノづくり
欲求の高次化
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13
突然ですが、夕日を思い浮かべて下さい
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14
次に、赤い色の食べ物を思い浮かべて下さい
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15
こんな会話がありませんか?
(商品パッケージを見ながら)
「牡丹色みたいな色の方がいいんじゃない?」
「はい、牡丹色ですね」
でも!
参加者の頭の中では「それぞれの思う牡丹色」
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16
高コンテキストの罠
商品開発において、どんなものが欲しいか言葉で調査す
ると、こういうのがいい、ああいうのがいいと言葉は出てく
るけど、
実際に形にしてみると、全然違う。
市場調査を行うと、たいていは、みんないいことを言おうと
して、本音とはちょっとズレてしまう。
人と違うことを言おうとして常識とズレてしまう。
世代によっても常識は違う。
言葉という定規を信用しすぎるために起きる失敗
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17
コンテキスト度
当たり前のことがそれぞれ違うのだから
当たり前なことまで説明しないといけない
その日集まったメンバーたちの
共有の認識や知識がどれくらいあるのか
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18
商品開発のキモ その2 脱モノづくり
高い技術力でよりよい製品を作っていたら売れる
と思うのは幻想
人間は機能でなく「価値」にお金を払う
価値のある商品という「事実」があるのではなく、
その商品に価値があると「解釈」する
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19
マズローの欲求5段階説
自己実現
の欲求
承認の欲求
所属と愛の欲求
安全の欲求
生理的欲求
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伝わらない時代に伝える技術
第3章
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21
コンセプトは誰でも気にかけるが、
それがきちんとアウトプットされて
伝わっているか?
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22
冒頭の構成要素に戻ろう!
分解した構成要素をみる
↓
どの構成要素を
どう伝えたい?
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23
あなたの商品のターゲットは?
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24
どんな人→誰に
「どんな人に」ではなく「誰に」
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2025年にむけて
最終章
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26
2025年問題
団塊の世代が後期高齢者になる
4人に1人が75歳以上
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27
消費構造の変化
消費支出が最大になるのは団塊ジュニア世代
消費支出はゆるやかに増加し、
2020年頃にピークを迎え、
2010年比で約4%増加
食料支出については、
単独世帯において
一人あたりの支出額が最大である。
出典:大和総研 経営コンサルティング部 重点テーマレポート シリーズ2025年問題
28
本日のメッセージ
チルド包装惣菜は
「未知との遭遇」
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チルド包装惣菜の商品開発上の留意点

Editor's Notes

  1. 2014年1月、8月にチルド包装について開催
  2. 2025年 単身 35.6% 核家族 56.6% その他 7.9% 単身 19.8%(1980)→32.4%→(2010年)→35.6%(2025年)→37.2%(2035年)