「読書するエンジニアの会」
第 62 回
        
  「メカ」
 
     アンティキテラ  
      古代ギリシアのコンピューター 
          ジョージ マーチャント 著    
       
 
   さっきの破片の正体は?
   あらゆるメカエキスパートたちが謎解きと
   功名争いに奔走する様を活写!
               
 
   
【概要】
ギリシアのアンティキティラ島沖で 20 世紀初頭に発見さ
れた
沈没船から引き揚げられた謎の金属塊
(世界初の水中考古学)
大体 2100 年前に作られた(紀元前 150 – 100 年)
【なんで話題になるか】
・正確な歯車
・歯車のかみ合わせで動かす仕掛け
・高度な天体運行予測してたっぽい(文字盤の記載から)
    → 18 世紀以降の技術じゃん!
【よく言われてること】
・オーパーツ
・近代沈没船の部品が混ざった
・宇宙人が(以下略
 
   
【では、学術的・科学的に】
 
   
【では、学術的・科学的に】
歯車、「機械」
    
   →現物は残ってないけど、よく調べると
    当時のギリシア文献やローマのギリシア伝に
    歯車や応用装置の記述あり。
     (自動ドア、ヘロンの自動販売機 etc )
 
   
【では、学術的・科学的に】
天体予測
    
  →バビロニアからの天文学が結構蓄積
   &継承されてた。
  (天動説ベースだけど天体の軌道は真円じゃない
   こととか割り出し済み)
   古代ギリシアは意外に機械文明
 
   
 
   
【で、具体的にどう使った
の?】
・ハンドルを回す→歯車が回転
、 連動してる針が天体の位置
や
 予測暦を指す
・針の先についてる天球模型が
 回転して天体の状態を表示
(月の満ち欠けとか)
・オリンピックの開催時期など
、イベント開催時期を割り出し
可能
→ アナログコンピューター
 やクロノグラフ的な働きを
 するメカと判明
 
   
【まとめ】
        メカ・ギリシア
       頭でっかちの文明じゃなかった
【オマケ】
この機械の解析→ X 線写真= X 線写真の開発の歴史
(新しい撮影メカが誕生するたびに新しい発見)

20130921レジュメ2