子どもとメディアを考える地域づくり事業　ワークショップ資料

1. Sauve qui peut
（ソーブ・キ・プ）
「生きられる者は生き延びよ」
「生きられる者は生き延びよ」
「生きられる者は生き延びよ」
情報の海は「てんでんこ」で進め
201 1 /1 1 /1 7 NPO 法人シャーロック・ホームズ 宮島真希子

2. てんでんこ
＝てんで、ばらばらに
津波史研究者
の山下文男氏
（８７歳）
2

3. 津波のときだけは、「てんでばらばら、親子と
いえども人を頼りにせず、走れる子どもは一目
散で逃げろ、そして一家全滅、共倒れになるこ
とを防げ」という三陸地方の知恵

4. みんな一緒に、ではなく
「自分の命は自分で守る」
情報を自分で集
め、判断し行
動！

5. 私たちの生きる世界
＝情報の海＝

6. 津波のような
情報の流れ

7. どうやって泳ぐか？
どうやって逃げるか？
どうやって乗るか？

8. アナログな地図の読み方
対極ではありません。
デジタルな
ソーシャルメディア

9. どうやって
「生き延びるための情報」を
つかむか

10. 作家・内山樹さん
どのような事態も、それを「贈り物」だと考え
る人間の前では脅威的なものにはなりえませ
ん。
みずからを被贈与者たると思いなす人間の前で
は、どのような「わけのわからない状況」も、
そこから最大限の「価値」を引きだそうとする
人間的努力を起動することができるからです。
（街場のメディア論、 201 0 年）

11. 「生きられる者は生き延びよ」
Sauve qui peut
「生きられる者は生き延びよ」
船が難破したり、前線が崩壊したりしたときに、船長や指揮
官が最後に宣言する言葉

12. 非常時に日常が問われる
アンテナをはって
確かめながら動く

13. 「てんでんこ」の精神
あるいは
「 Sauve qui peut 」の言葉を
わたしたちも、こどもたちにも。