デジタルシネマ・サバイバル・ハンドブック




               Part.   3
煉獄の中の自由
 あるいは
 生き残るための
 レッスン



Hitchcock Welles
1.前回までのあらすじ

 フィルムからデジタルは、「映画メディアの必然」


          見えない映画のサイクル

    観客    内容を共時作業で深化→作家のひらめき
    興行師
    技術者    ブーム   スタイル   ジャンル

    欲望→技術→技法→作品
                         批評
           プロシューマー
      業界人(クリエーター)
2.ハリウッド 夢の工場か地獄の煉獄か
 
ハリウッドは100年以上続くソフト集積産業

ハリウッド映画は芸術性の高いビジネス

大量生産される工業製品としての映画

規格化とクオリティ・コントロールとしての
プロデューサー制度

最新鋭の技術で保守的な作品と自主検閲
             (ヘイズ・コード)

コントロール(制限)が、スタイル(形式美)を生み出す
3.ヒッチコック / ウェルズ 




  アルフレッド・ヒッチコック    オーソン・ウェルズ
     (1899-1980)    (1915-1985)
4.運命の好敵手(ライヴァル)


         普通の人の異常な感情を描く




         異常な人の普通の感情を描く
5.サスペンス映画の巨匠、ヒッチコック




                     40年アカデミー作品賞
                            撮影賞




       1939年ハリウッドへ
6.プロデューサーシステムとの衝突




                 39年アカデミー作品賞
                     含む9部門受賞

デヴィッド・O・セルズニック
7.大いなる自由の不自由さ

                『ロープ』(48)
「イングリッド、
  たかが映画じゃないか」
8.黄金の1950年代
9.演劇、ラジオ、映画
10.非ハリウッド的ハリウッド映画『市民ケーン』
11.留まることのない実験映画作家
12.亡命俳優兼国際自主映画作家
13.『黒い罠』(58)と『サイコ』(60)
14.『黒い罠』のアウトライン

            製作費90万ドル
            撮影期間39日(ほとんどがロケ)
            上映時間96分(修復版111分)
            キャメラ :ミッチェル
                  カメフレックス
            レンズサイズ:30mm(18mm)
            『市民ケーン』の最広角レンズは24mm
15.映画史上の最高と呼ばれる3分20秒のオープニング
16.さらに高度で複雑な表現
17.『サイコ』のアウトライン
            製作費80万ドル
            『北北西に進路を取れ』は400万ドル
            撮影期間36日(ほとんどが撮影所内)
            上映時間109分
            レンズサイズ:50mm
            カメラを観客の目に見立てて自分の目で
            見ているように
18.シャワーシーンの作者は誰か?
19.B級映画がハリウッドシステムを壊した
20.新しい時代の足音



1959


     1960
21.預言者としての映画作家



1963


    1963
22.その後のヒッチコック




        『カレイドスコープ・フレンジー』
                    (未完)
23.その後のウェルズ




     『ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・ウィンド』
                      (未完)
24.自由とコントロール、再考
25.次回予告

デジタルシネマ・サバイバル・ハンドブック03