第11回『for文と型について』 第12回『if文を使ってみよう』 第1３回『便利な処理を関数化しよう』

1. アーティストのための
Maya Python入門
第11回『for文と型について』

2. for文
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３つのリンゴを工場で半分に切って出荷します。
for文では、ベルトコンベアのような流れ作業に適します。
りんご１りんご２りんご３
工場
１つ１つ流れる

3. for文
3
１回目の処理
半分になった
りんご１りんご２りんご３
工場
処理が終わるのを待ち、
終わってから向上に入る

4. for文
4
２回目の処理
半分になった
りんご１りんご３
工場
半分になった
りんご２
処理が終わるのを待ち、
終わってから向上に入る

5. for文
5
３回目の処理
半分になった
りんご１
工場
半分になった
りんご２
半分になった
りんご３
工場で処理済！完了！

6. この処理をPythonにすると
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apples = [“りんご１”、”りんご２”、”りんご３”]
half_apples = []
for apple in apples:
half_apple = “半分になった” + apple
half_apples.append(half_apple)

7. 少しだけ基本の型について触れましょう。
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8. 配列(list)型
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• apples = [“りんご１”、”りんご２”、”りんご３”]
文字列型が３つ入っている配列
• half_apples = []
空の配列
• 様々な型を複数持てる便利なやつ

9. 配列へのアクセス方法
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• apples = [“りんご１”、”りんご２”、”りんご３”]
• apples[0]で“りんご１”が取れます。
• apples[1]で”りんご２”が取れます。
• apples[2]で”りんご３”が取れます。
簡単でしょ！

10. 文字列(str)型
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• 例：“りんご”
ダブルクォーテーションで囲みます。
• Mayaでの使いどころ
主に使うのは、ノード名の変更です。
ノード名は全て文字列です。
• Mayaのコマンド例
cmds.rename (“apple”, “half_apple”)
ノード名を変更するコマンド

11. 整数(int)型
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• 例：1
• Mayaでの使いどころ
タイムスライダーがわかりやすいです。
24fpsの場合、12.5とか値は使いませんよね。
• Mayaのコマンド例
cmds.currentTime(2)
現在時間を変更するコマンド

12. 浮動小数点数(float)型
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• 例：1.0
小数点がある
• Mayaでの使いどころ
数値を与える時はほぼfloat型。
translateやrotateなど。
• Mayaのコマンド例
cmds. setAttr(“node.translateX”)
値を設定するコマンド

13. 真偽値(bool)型
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• 例：True
TrueかFalse、つまり１か０のみ扱える型
• Mayaでの使いどころ
visibilityはbool型です。onかoffしかありませんね。
• Mayaのコマンド例
cmds. setAttr(“node.visibility”, False)
値を設定するコマンドで、Falseで見えなくさせました。

14. アーティストのための
Maya Python入門
第12回『if文を使ってみよう』

15. if文
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もし〇〇が、△ △だったら実行する
例１：もし、ノードAの名前とノードBの名前が同じであれば実行
例２：もし、ポリゴンAの頂点数よりも、ポリゴンBの頂点数の方が大きければ実行
例３：もし、ノードAの型とノードBの型が異なれば実行
など。

16. アーティストのための
Maya Python入門
第1３回『便利な処理を関数化しよう』

17. 関数
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関数というのは、以下のような処理をひとまとめにできます。
• ジョイントだけを選択する処理
• ノード名に”_Copy”を追加する処理
• ポリゴンの情報を出力する処理

18. Pythonでは、defを使う
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関数というのは、以下のような処理をひとまとめにできます。
• ジョイントだけを選択する処理
• ノード名に”_Copy”を追加する処理
• ポリゴンの情報を出力する処理

19. for文、if文 ,関数(def,return)
だけでも覚えよう！
あとはなんとかなります！
次回からは実戦でいろんな処理を通じて
MayaPythonを習得していきましょう。
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