社内LT用資料 AWSが「できる」っていうけど、どこからなんだろう。 未経験からはじめたとき、どこまでやればできるのだろうか。 少なくとも学習段階で試してほしい内容をかんたんにリストアップしました。

1. AWSが「できる」とは
・未経験者が「AWSできます」といえる境界
・いえるためには何をすれば良いのか

2. 本資料でお話することしないこと
する
• AWSが「できる」という境界は
どこか
• 「できる」というためには何をす
るべきか
• 各事例でなにを学べるか
しない
• AWSとはなにか
• AWSサービスの詳細
• 紹介した事例の構築手順
• ベストプラクティスの紹介
• AWSの活用方法

3. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• きっかけはある人の愚痴から
• 「AWSができる」メンバーがいる
が実際には「できる」と言い難い
• 例えば、EC2インスタンスの起動
がままならない
• 「できる」という境界はどこからなの
だろう
▶きっかけ
道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
得られた仮説

4. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• AWSはある目的を達成するため
の道具(インフラ)
• 例えば……
サーバーレスでWebアプリ構築
EC2で業務アプリ構築
・AWSを使うこと自体が目的には
なりにくい
きっかけ
▶道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
得られた仮説

5. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• 「できる」という表現は定性的
• ハンズオンをしたら「できる」と言い
たい、アピールしたい
• 「できる」が目的達成のためなら
「EC2起動」が最低ラインとは
一概に言えない
例:サーバーレス
きっかけ
道具は目的のために
▶ 境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
得られた仮説

6. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• 道具を使うだけで目的がない
• ゴールが無いので学習の達成感
を得にくい
• アプリのデプロイはしないので、完
成しても正常かがわかりにくい
• テスト用アプリケーションを作るとそ
れだけで時間がなくなる
きっかけ
道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
▶学習しにくい?!
得られた仮説

7. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• 最低限使えなければならない
AWSサービスがあるわけではない
• しかし、サーバレスでもEC2起動
する際の一部知識は必要(VPC、
IAM……)
きっかけ
道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
▶得られた仮説(1/3)

8. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• 目的を達成するために
複数のAWSサービスを使うことは
よくある
• 例:EC2を起動してssh接続
→VPC,Subnet,sg,IGWの設定
が必要
• インフラ部分だけで完結しても学
習は可能なはず
きっかけ
道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
▶得られた仮説(2/3)

9. AWSが
「できる」という
境界はどこか
• ある課題をクリア
→「できる」人が見ると、少なくとも
一定の境界は超えているとわかる
はず
• この「共通認識」を持てて、インフ
ラで完結する課題があれば「でき
る」といいやすい
きっかけ
道具は目的のために
境界がわかりにくい?!
学習しにくい?!
▶得られた仮説(3/3)

10. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
下記を満たす課題が望ましい
アプリ不要インフラ部分で完結
完了したことがわかりやすい
複数サービスが関わっている
サービス空間の認識が必要
▶前提(1/2)
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること

11. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
課題をクリア後にできること
詳細な構成図を作成できる
サービス空間を意識して構築できる
アプリデプロイ前に自身でインフラ部
分だけのテストができる
目的と使用するAWSサービスを紐
づけて説明することができる
▶前提(2/2)
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること

12. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
課題 :EC2インスタンスの起動
ゴール:自端末からssh接続をする
前提
▶課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること virtual private cloud
Amazon
EC2
構成図(※意図的に簡略化)

13. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
インスタンス起動までに必要な
VPCの各項目(subnet,sg)
VPCの概念(AZ,リージョン)
sshのためのインターネット接続と
鍵認証の知識
インスタンスタイプとEBSの概念
前提
課題1(EC2)
▶学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること

14. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
課題 :S3バケットの作成と活用
ゴール:EC2インスタンスからaws-cli
でファイルをアップロードする
前提
課題1(EC2)
学べること
▶課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること virtual private cloud
Amazon
EC2
構成図(※意図的に簡略化)
bucket

15. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
aws-cli使用開始までの設定
S3にアクセスするためのIAMと
バケットポリシー設定
VPC不要、IAMが必要なサービ
スであることの認識
バケット作成とオプションの設定
前提
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
▶学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること

16. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
課題 :RDSインスタンスの起動
ゴール:EC2インスタンスからmysql
コマンドでDBに接続をする
前提
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
▶課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
学べること
virtual private cloud
Amazon
EC2
構成図(※意図的に簡略化)
Amazon
RDS

17. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
RDSに伴う設定(パラメータグ
ループ、メンテナンスウインドウ)
VPCの再利用
IAM不要、VPCが必要なサービ
スであることの認識
EC2から接続するためのsg設定
前提
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
▶学べること
課題4(CloudWatch)
学べること

18. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
課題 :CloudWatchアラーム設定
ゴール:CPUに負荷をかけ、閾値を
超えたらアラートメールを受信する
前提
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
▶課題4(CloudWatch)
学べること
Amazon
EC2
構成図(※意図的に簡略化)
alarm
Amazon
CloudWatch

19. 「できる」と
いうためには何を
するべきか
メール通知のためのSNS設定
SNSへのサブスクリプション設定
アラームとメトリクスの関係
メトリクスで取得できる項目
CloudWatchLogsとの違い
前提
課題1(EC2)
学べること
課題2(S3)
学べること
課題3(RDS)
学べること
課題4(CloudWatch)
▶学べること