1. 「先端技術」
- 競技プログラミング -
nakasen_20th

2. 競技プログラミング
1. ひとことで言えば？
2. 生まれた背景
3. 概要
4. 周囲はどう見ているか - 好意的視点
5. 周囲はどう見ているか - 批判的視点
6. 今後はどうなる？
7. 星いくつ？

3. 1. ひとことで言えば？
「プログラミング王におれはなる！」

4. 2. 生まれた背景
• プログラマ個人の知的好奇心の受け皿として
• 優秀なプログラマを発掘したい企業・国家の
イベントとして
• インターネットによる参加のしやすさ

5. • Topcoderの世界
• Redcoderの素顔
• 実際の問題から
• 国際情報オリンピック
• CTF
3. 概要

6. Topcoderの世界
• 世界で最もメジャーな競技プログラミング大会
• アルゴリズム部門のSRMが週一回開催
• ３つの難易度の問題が出題
• 自分の解答提出後、他人のソースを見て
失敗するテストケースを送りつけて撃墜が可能
（撃墜に失敗すると自分にペナルティ）

7. Redcoderの素顔
• Topcoderはレーティング制
• レーティング1200以上でSRMのDiv1に参加可能
1200未満はDiv2にのみ参加可能
• レーティングにより色分け、上からred,yellow,blue,green,gray
• レーティング2200以上のRedcoderは参加者の上位0.1%
• 高橋直大氏がTopcoder入門記事を精力的に執筆
（07JZ塚田氏によるインタビュー記事）
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0911/17/
news102.html

8. 実際の問題から
• SRMのアルゴリズム問題（Div1 Easy）
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/
articles/0908/01/news001_2.html
• 出題は英語
• 問題自体は複雑ではない
• 実行時間に制限があり、計算量を減らす工夫が必要

9. • 世界の高校生のプログラミング競技大会
• 国内情報オリンピック大会を勝ち抜いた上位４名が
世界大会に出場
• 国内大会予選はオンラインで参加可能
上位20名が合宿訓練の後本戦を戦い、４名を決定
• 世界大会では金、銀、銅メダルが
参加者上位半分中１：２：３の比で決定
• 問題例（メモリ制限がある）
https://www.ioi-jp.org/ioi/2005/day2/Jbirzad.pdf
国際情報オリンピック

10. CTF
• セキュリティ技術を競う大会
• Capture The Flagの略
• プログラミング競技ではないが、
宝探し的要素があり人気が高い
• 国内ではSECCON、世界ではDEFCONが有名
• 問題例
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0911/30/
news091.html

11. U-20プログラミングコンテスト
• 経済産業省主催のプログラミングコンテスト
• 年齢制限あり（20歳以下）
• 昨年度JZ学生が入賞！
http://www.u22procon.com/2013/w_b3.php
• 今年度から年齢制限緩和！
U-22プログラミングコンテストに
（大学生が大挙応募か）

12. トピックス：技能五輪全国大会
• 技能五輪は歴史ある技能競技大会
• 年齢制限あり（22歳前後まで）
• 国内では大手メーカーなどが
企業の威信をかけて世界大会を目指す
• Webデザイン部門で日本電子学生が好成績！
• 金メダリストは来年世界大会（ブラジル）へ

13. 4.周囲はどう見ているか（好意的視点）
• プログラミング技術を客観的に評価できる
• 企業が人材スカウトのために利用できる
• Topcoderでクラウドソーシング！
（案件のコンペをハイレベルで！）

14. • 非英語圏は不利では？
• 言語が絞られすぎ（得意な言語で参加したい）
5.周囲はどう見ているか（批判的視点）

15. 6. 今後はどうなる？
• 参加者の多国籍化、低年齢化
• リクルート拠点として
• クラウドソーシング機能の進化

16. 7. 星いくつ？
• トンガリ度 ★★★★★
• 絶対流行る ★★★☆☆
• お金の匂い ★★★★★
• 敷居の低さ ★☆☆☆☆
• 総合おススメ度 ★★☆☆☆