1. 「先端技術」
- 気象とコンピュータ -
nakasen_20th

2. 気象とコンピュータ
1. ひとことで言えば？
2. 生まれた背景
3. 概要
4. 周囲はどう見ているか - 好意的視点
5. 周囲はどう見ているか - 批判的視点
6. 今後はどうなる？
7. 星いくつ？

3. 1. ひとことで言えば？
「ビッグデータを用いた天気予報でガッチリ」

4. 2. 生まれた背景
• 正確な予報が欲しい（普遍的な要望）
• 全球レベルの数値モデル計算が可能に
• もっと細かい範囲の予報を知りたい
• 企業活動に直結（イベント、運輸、小売りなど）

5. 3. 概要
• なぜ予報は外れるのか
• ウェザーニューズの取り組み
• V.S.気象庁
• どこまでが気象か

6. なぜ予報は外れるのか
• ゲリラ豪雨は予想できない
2008年豊島区ゲリラ豪雨で水道局作業員死亡
（http://www.asahi.com/special/plus/
TKY200808050211.html）
• 解像度が不足 → センサーが足りない
• 大まかには合っている（数値予報モデル）

7. 数値予報モデル
• 大気の状態を数kmごとの格子点の値で表現し、
計算機の能力に応じた計算を行って将来の状態
を得る
• 格子の取り方によって複数のモデルが存在する
• 全球モデル、メソモデル、アンサンブル予報モデル
• 現在のモデルでは局所的な予測は難しい

8. ウェザーニューズの取り組み
• 一般の人（サポーター）からデータを集める
a. センサー（観測機器）の数が少ない
b. 民間企業では予算が足りない
• ビッグデータの入手に成功
• 統計の分析結果から予報精度を向上させる

9. V.S.気象庁
• 大雪の予報で気象庁に勝つ
• 民間会社の制限（法律による）
• 2009年台風18号の進路予想で気象庁に勝つ
• 気象庁から指導を受ける
• 他にも行政処分あり

10. どこまでが気象か
• 地震は？
• 火山噴火は？
• 地質の変化は？
• 海流は？
• 地球の温暖化の原因を探るのは？
「企業活動に影響する自然現象は全て押さえる必要あり」

11. 4.周囲はどう見ているか（好意的視点）
• 正確な予報が期待できる
• 欲しいデータだけを入手できる
• 企業活動の利益につながる

12. • まだまだ予報の精度が低い（よく外れる）
• 一般人から嘘の情報も集まるのでは
• もっと行政と結びついて減災につなげろ
5.周囲はどう見ているか（批判的視点）

13. 6. 今後はどうなる？
• 予報精度の向上
• 災害予防（減災）への貢献
• 民間予報への規制緩和、活性化

14. 7. 星いくつ？
• トンガリ度 ★★☆☆☆
• 絶対流行る ★★★☆☆
• お金の匂い ★★★★☆
• 敷居の低さ ★★★★★
• 総合おススメ度 ★★★★☆