8月7日Ppt
- 4. 異文化 人を引き寄せる最も
意見を交わし、議論
交流 個性
伝統と近代化のバランスをとり、
新たな個性が生まれる
共有
新たな常識、価値観の共有
- 5. 人口 世界第十位・1億2800万人
国土 アメリカ、カルフォルニア州と同程度
文化 共通文化
言語 単一言語
社会 格差も無く、バランスがとれている
巨大優良市場
Japan market
- 6. Japan
社会環境 協調的
職場関係 上下関係重視
意思決定 周囲の人間を配慮し決定
教育方針 バランス重視
- 7. コミュニケーション 非言語的、黙示的、間接的
生活習慣 会社のリズムに合わせる
評価方法 過程指向
企画進行の重点 クオリティ、コンセンサス
Japan
- 9. Shang hai
コミュニケーション 直接的、明確
生活習慣 自身の生活リズムを重視
評価方法 結果志向
企画進行の重点 スピード、利益
- 14. Hard Soft
人材
美容室
アプリケーション
パソコン本体
情報
OS
マネジメント
サポート
- 15. E-leaning 翻訳 国内 ソーシャルサービス
電子書籍 ソフトウェア データ売買 アプリケーション
広告 情報サービス Movie
海外美容師招致 国内 ビューティーツアー
海外企業国内コンサル 日本美容レクチャー
人材派遣 現地 教師契約
マネジメント契約 ブランド名の使用権利
現地
法人設立 出店 開校
Soft
Hard
Editor's Notes
- 皆さんもご存知のように昨今サロン業界における美容室の飽和状態、人材の不足が問題になっています。そのような中マーケットの拡大のために海外進出に出る業界関係者は近年後を経ちません。ですが大半の企業が苦渋を飲まされ撤退を余儀なくしているのは周知の事実です。技術、接客、教育どれをとっても世界トップクラスの我々が何故国内市場でしか成り立たないのか、そしてどのような形であれば異文化に受け入れられるのかを皆さんと考えて行きたいと思います。その前にマーケットの拡大以外にどの様な意義が海外進出にあるのかを考えて行きましょう。ではこちらをご覧ください。\n\n※(タップ)\n
- 『ヘアスタイルとはモードの世界、ましてはサロンの中で生まれる物ではない。いつの時代もストリートの文化から生まれるもの』\n\nこの言葉は原宿の美容室SHIMAのオーナー、嶋義憲先生の言葉です。これは異文化に触れる意義を的確にとらえいるからこそでてくる言葉だと僕は考えています。もう少しわかりやすく説明するとこうなります。\n\n※(タップ)\n\n他を理解しようとする事で客観的に自分たちのアイデンティティーを見つめ直す事ができる。そして、近代化と伝統のバランスをとり新たな文化を生み出す。\n\n※(タップ)\n
- 文化とは人を引き寄せる最も自然な手段であり、\nそこで意見を交わし、議論することにより、\n我々は新しい常識や価値観を共有します。\nその後、自己消化することで新しい個性が形成されるのです。\n\n要するに、異文化に触れるということは面白い、新しいを生み出す\n非常にシンプルな手段なのです。\n\n※(タップ)\n
- ここからは何故我々日本人が異文化でのビジネスに参入しずらいのかを考えていきたいと思います。まずは我々自身のアイデンティティーの確認からです。\nこれは日本市場の特長です。\n\nご覧の通り、小さな国土に1億2800万人という膨大な人間が\n詰まった、世界でも例のない市場です。さらにその中にいる人間の習慣、価値観、交流手段も非常に均一化された社会構造になっています。これだけ見ると日本人は非常に恵まれた特別な社会でビジネスをしているのです。その他の人口の多い国では国土が大きすぎるがために習慣、言語、価値観が異国レベルで違うのが殆どです。\n\nさらにビジネスにおける環境、習慣、価値観を詳しく見てみましょう。\n\n※(タップ)\n
- 八つのカテゴリーに分けて日本のビジネスにおける環境、価値観を説明していきます。\n\n社会環境、協調的。職場関係、上下関係重視。\n意思決定、周囲の人間を配慮し決定。\n教育方針、バランス重視。\n\nこのバランスとは、長所を褒める代わりに短所を責めると言った感じの事です。\n突出した個性は嫌悪される傾向にも有ります。\n\nでは、次の四つも見て行きましょう。\n\n※(タップ)\n
- コミュニケーション、非言語的、黙示的、間接的。\nこれは、日本独特の「空気を読む」や「遠回しに伝える」と言ったことです。先ほど出た、周囲の人間を配慮する習慣から来るものです。\n\n生活習慣、会社のリズムに合わせる。\n評価方法、過程思考。\n企画進行の重点、クオリティ、コンセンサス\n\n要するに我々日本人は自分の生活よりも会社を優先する傾向にあり、平和的に物事を進めるよう努めます。そのため、常に他人の気持ちを組むことで、妥協のない製品、技術を生み出してると言えます。\n\nでは何故ここまでチームワークが取りやすく、周囲の考えを考慮して行動する、いわば道徳的な日本人が海外では受け入れられないのでしょうか?\n\nこれは良い、悪いという問題では無く、我々日本人の文化が特別\n恵まれた環境下で孤立した存在が問題なのです。\n\nそれこそが日本人のウィークポイントなのです。\n\n※(タップ)\n
- では他国はどうなのでしょうか?今アジアで最も国際的都市である上海と比べてみると日本の国際社会におけるウィークポイントが見えてきます。比較したのち、今後我々はできることを考えていきたいと思います。\n\nこの上海、市中心部で長期滞在している外国人だけでも15万人いるニューヨークに次ぐ国際都市です。短期滞在も合わせるとその倍の外国人が出入りしていると考えられています。\n\nこれは先ほどと同じように職場環境を八つのカテゴリーに分けたものです。\n\n社会環境、競争的。職場関係、対等姿勢重視。\n意思決定、自身の倫理が判断基準。\n教育方針、個性や得意分野を重視。\n\nここまでを見てみると単なる非常識な人間ですね。\n\n※(タップ)\n
- コミュニケーション、直接的、明確。\n生活習慣、自身の生活リズムを重視。\n評価方法、結果志向。\n企画進行の重点、スピード、利益。\n\n要するにビジネスのゴールが全く違い、過程も非常に合理的、ビジネス上の問題も進行しながら解決して行く形になっているのです。\n\nここで一つ質問です。\n\n※(タップ)\n
- これ程までに相反する彼らの習慣、価値観を我々は受け入れられると思いますか?\n\n残念ながら時間をかけ経験を積まない限り順応は出来ません。\n正直、4年いても中国人に限らず外国人の行動は理解に苦しみます。\n\n大陸の人間は商売上手という人がいますがこれは違うと思います。\nただ単に強引なだけです。\n\nゴールまでに起こると想定されるトラブルを洗い出し、念入りに準備をする所や、非を認めやすく、妥協案を常に持つ日本人には非常に相性の悪い商売相手です。\n\nおそらくこれに一番対応できる業種は日本ではヤクザだけでしょう。最近、ヤクザに学ぶビジネスの本が良く出ていますが。読んでみると海外でのビジネスに通じるものがたくさんあります。\n\n※(タップ)\n\n\n
- これでわかったと思いますが、\n・オペレーションを日本ですることは不可能。\n・日本の優秀なスタッフを現地に送り、オペレーションさせること も非現実的。\n\nでは我々はどうすれば良いのでしょう?\nオペレーションは日本で我々がビジネスの場で優位に立つ方法はあるのでしょうか?\n\nそこでこんなことを提案します。\n※(タップ)\n情報の商品化、ソフトの供給\n\n我々は過去に蓄えた美容に関する情報を商品化することで\n日本人にあったビジネスを海外でも行えるようになるのです。\n\n※(タップ)\n
- どうしても海外進出となると現地での出店を考えがちですが\n果たしてそれしか手段は無いのでしょうか?\n\n現地に出店するということは、法律、習慣、価値観の理解が必要になります。先ほども言ったようにそれではダメです。\n\n我々はどうしてもパソコンでいうハードウェアとしての役割を担おうとしますが、そもそもこの発想自体が非常に貧困なのです。\n\n例えば、現地での出店。もしくは、現地で安く生産し、日本で販売する方法など。これらの方法は現地での経験、仕組み、資本が無ければ成功しません。\n\nですが、もしハードウェアとしての体質ではなくソフトウェアとしての体質を取れるのであれば、ビジネスの幅はかなり広がります。\n\n※(タップ)\n\nそこで必要になるのが、情報です。\n技術、トレンド、ノウハウ等、様々な情報が商品になるのです。\nこう言った情報を現地の美容業界に提供することでビジネスが発生します。その上、現地のシステムすなわちハードウェアを利用するので非常にシンプルな形でビジネスがスタートできます。必要なのは現地のネットワークと情報。\n\nこれならばオペレーションは日本です。情報の供給がストップして困るのも我々ではありません。在庫を抱えて商売するわけでもありません。現地に対して優位な立場での交渉が可能になります。\n\nこう言った形から徐々に相手のホームでもビジネスができるような\n耐性を身につけていくべきではないでしょうか?\n\n\n
- これらは単なる一例にすぎません。\n勘違いしないで欲しいことは合弁会社の設立は違うということです。\n単に情報を商品化して販売するということです。\n資本提携はコンテンツの供給以前に最もリスクの大きい形なのでご注意ください。今回は詳しく説明しませんが。相当な優位性がない限り合弁会社での進出は失敗に終わります。\n\n単純に商品を提供して代金を得るということです。\nその商品が輸送費のかからない情報商品という点が違うだけです。\n\n物作り日本にはピッタリのビジネスステージになるでしょう。\nアジアでトップクオリティを維持し続けた日本だからこそ情報が商品になるのです。このステージを逃すのは非常に惜しいと僕は思います。\n\n海外への夢やロマンもあり、業界の近代化に携わることができるこう言ったビジネス系帯は非常に刺激的なステージとなるでしょう。\n\nせっかくこの美容業界にいるのですから皆さんには常に刺激的なことにチャレンジし続けてもらいたいと思います。\n\n今後我々ピンポンは新しいステージの開拓につとめます、\n皆さんもぜひ一緒にチャレンジして頂ければと思います。\n今回はお忙しい中お集まり頂きありがとうございました。\n\n