PEACE COIN CR Report_JP_2023

Community Relations Report 2023
PEACE COINホルダーの方や導入検討されている方々へ、
PEACE COINの広がりや今後の見通しなどをまとめたレポートです。
PEACE COIN
ソーシャルキャピタルの循環を可視化する仕組み
©2023 by PEACE COIN PROTOCOL FOUNDATION MTÜ

Index
はじめに
PEACE COINとは
導入事例
これから
1
2
3
4
・・・・・03
・・・・・07
・・・・・14
・・・・・19

©2023 by PEACE COIN PROTOCOL FOUNDATION MTÜ 03
はじめに
1

世界が抱え
ている社会問題
今の世界は
富の格差が広がり続けている
私たちが当たり前のように生きている資本主義社会ですが、
近年になり綻びが見えてきました。
過去200年以上のデータを
分析した結果、
資本収益率
（r）
に対して、
経済成長率
（g）
の方が
低く、
富の格差が広がり続けていることが分かっています。
分散型の仕組みでデジタル資産を作り出した、
歴史的にもイノ
ベーティブなBitcoinでも、
中央集権的な富の支配構造を持たせ
ないという思想は実現出来ていません。
なめらかに富が分散し
循環する、
新しい仕組みが必要です。
ｒ＞ g
the rate of
return on capital
the rate of
economic growth
exceeds
04
①はじめに
※Bitcoinは時価総額約78.7兆円の82.3％を、10BTC
（約4,058万円）以上を持つ、
たった0.3％の人
（155,820ウォレットアドレス）が保有している。
（2023/4/15現在）

PEACE COINのはじま
り
いい人が報われる社会で
あってほしい！
！
社会には、
お金で測れる経済的な価値だけではなく、
やさしさや
誠実さのような、
目に見えないけれどとても大切な価値が存在
します。
ソーシャルキャピタル
（信頼関係）
が増えてめぐることで、
いい人が報われる社会をつくりたい！
再び自分や社会を信じて、
利他的な行動をとりやすくするために
生まれたのがPEACE COINです。
誰かが“ おはぎ ”をくれた、
“ 野菜”をくれた、
すごく感謝され “ありがとう”と言われて嬉し
かった、
そんな定性的価値を可視化・循環させることによって、
人や社会との繋がりを信じやすくなります。
人に少しだけ親切にする循環の中に自分もいるのだと感じる
ことで、
今よりも安心して自分らしく生きられる社会が実現する
と考えます。
05
①はじめに

PEACE COINが目指す世界
多様性を認めあえる、
豊かな社会をつくる
独占
する経済
行き過ぎた資本主義やグローバリズムは短期的な成果を求め、
それらが得意な者へと富が集中しています。
その中で
「自分らしく
ありたい」
と考えても、
例えば環境や福祉、
教育など成果が長期
間かかる分野に対しての活動が限定されます。
富が集中し続けるシステムから循環するシステムへシフトすると、
共感するものにお金が流れ、
多様で豊かな社会へと移行して
いきます。
循環
する経済
PEACE COIN が目指すのは
なめらかに富がいきわたるシステム
06
①はじめに

PEACE COINとは
2

PEACE COINのコンセプト
ソーシャルグッドなことにだけ
使えるお金
資本主義によって人類は豊かになりましたが、
違和感を持って
いる人も多いはずです。
例えば、
人類は現在、
地球の1.75個分※
に相当する生態系資源を過剰消費し、
気候変動・生物多様性の
危機を引きおこしています。
PEACE COINは、
・使えば増えるという特性
（増大）
・貯めることができない特性
（減少）
から、
富を蓄えることが最上の目的ではなく、
使うことを目的とした
お金です。
使うことにより増え、
使わないお金は少しづつ減少
するため、
共感を持てることに、
気持ちの分だけ上乗せして支払
いやすい仕組みになっています。
社会を支える小さな思いやり、
生命の基盤である自然を守る活動などに、
P E AC E C O I N の
仕組みが活かされます。
08
② PEACE COINとは
※出典
：WWF(living planet report 2022)

PEACE COINが解決する
こ
と
ソーシャルキャピタルを循環させ
社会の持続可能性を高めます
保存性の高いお金ではなく、
流動性の高いお金へ変わると、
ソーシャルキャピタル
（信頼関係）
など多様な価値が評価される
ようになります。
ソーシャルキャピタルが可視化・循環する社会は、
“ありがとう”
“おかげさま”という身近で大切にしたいやりとりが増えていき
ます。
これまで経済合理性が優先される社会では解決できなかった
課題にも関心が集まります。
長期的な視野が必要な分野や、
日常の細やかな困りごとまで人々の関心が向き、
持続可能性の
高い社会へと向かいます。
09
法定通貨と比べて
経済循環に向いている
法定通貨
貯めたく
なる設計
PEACE COIN
使いたく
なる設計
・富の一極集中が起きやすい
・効率的なことに向いている
・一般的なポイントや暗号資産、
地域通貨も同じ原理で動く
・富が分散される
・関係性を深めることに向く
・コミュニティ独自の価値観や
文化の形成及び可視化

PEACE COINの特長
（1）
USドルに対し流通速度が4. 2倍となり
循環する経済システムを実現
経済指標を見る際には、
GDPだけではなく
「流通速度」
を確認
すると、
多くの人がサービスを享受できているか、
多くの人に
仕事
（役割や居場所）
があったかを確認する目安になります。
流通速度が速いと、
コミュニティ内にお金が循環していることを
表し、
なめらかに富が行き渡るコミュニティになっているといえ
ます。
従って、
GDP
（総トランザクション量）
だけでなく、
GDPからM2※
を割ることで算出される流通速度を見ることも重要な指標です。
※M2 (通貨発行量)=現金通貨+銀行等に預けられた預金を合計したもの
10
交換方程式 (アービン
・
フィッシャー) MV=PT
M (Money Supply): 貨幣量
V (Velocity of Circulation): 貨幣の流通速度
P (Price of Goods and Services): 物価
T (Transaction Volumes): 経済取引量
法定通貨の流通速度
（2022年）
USD
EUR
JPY
PEACE COIN
約 1.20
約 1.02
約 0.36
約 5.05
(GDP 約$25.5T ÷ M2 約$21.2T)
(GDP 約$16.6T ÷ M2 約$16.3T)
(GDP 約$4.2T ÷ M2 約$11.7T)
(総トランザクション約219.5M ÷ 総発行量約43.5M)
出典
：IMF,CEICより
Velocity of Money
USD
JPY
EUR
0.5000
0.0000
1980 2020
2010
2000
1990
1.0000
1.5000
2.0000

PEACE COINの特長
（2）
今まで可視化されていなかった価値を
”アンペイ度”で測定します
11
PEACE COINを送る際のメッセージから、
ボランティアや家事
労働、
感謝や応援の気持ちなど今まで可視化されていなかった
領域の活動を“アンペイ度 ” の高いもの、
法定通貨でやりとり
されている市場代替性が高い活動領域をアンペイ度の低いもの
として、
5段階に分けて測定しています。
アンぺイ度の高いやりとりは、
ソーシャルキャピタル等の今ま
で価値を認められにくかった行為を表し、
可視化が出来ると価
値化に繋がります。
累計トランザクション794,722,551件
（2022年末時点）
のうち、
7 5 . 5 % がアンペイ度 3 ～ 5を占めており、
今まで見過ごされて
いた日常的なソーシャルキャピタルを可視化できました。
可視化されていない価値
市場代替性が高い
法定通貨で支払われるもの
飲食店やタクシーなどのサービス
コミ
ュニティ通貨で支払われる
飲食店やタクシーなど
コミ
ュニティ通貨で支払われる
プロではない、飲食店やタクシーなど
ボランティ
ア、家事、育児、介護など
気遣い、感謝、応援、挨拶など
Low
1
2
3
4
5
High
ア
ン
ペ
イ
度

PEACE COINの特長
（3）
使えば使うほど増える
PEACE CO INのアルゴリズム
（仕組み）
12
アルゴリズムの増大部分である“ARIGATO CREATION”は
PEACE COINの最大の特徴です。
法定通貨は、
信用創造
（ C r e d i t c r e a t i o n ）
という仕組みで、
誰かが金融機関に借金をした際お金が生み出され、
市場全体の
お金の流通量が増えます。
借金をする誰かは、
市場や事業など
の成長を前提とし、
借金の金利以上の利益を目指しています。
一方、
ARIGATO CREATIONでは、
トークン
（お金）
を使う時に
トークンの流通量が増えます。
信用創造に比べると1度あたりの
増大量は少ないものの、
PEACE COINを持つ全員に対し、
トラン
ザクションごとにトークンが増大するこの分散型システム※
は
大きなインパクトがあります。
これは成長を前提としない市場で
も機能し、
これまで解決できなかった社会課題を解決することに
繋がります。
※増大量は保有トークン量に対する消費トークンの割合などに応じて変化します。

PEACE COINの利用状況
Japan
Korea
Portugal
Estonia
Finland
Germany
France
Cambodia
Myanmar
Indonesia
Nepal
Singapore
Taiwan
Hong Kong
U.S.A.
Mexico
Brazil
Spain
Italia
Tanzania
Vietnam
Philippines
PEACE COINが使われたタイ
ミ
ングの色分け
グリ
ーン
：
2022年以前から
オ
レンジ
：
2022年から
22
使用国
カ国・地域
現在、
PEACE COINは、
ヨーロッパ、
アフリカ、
アジア、
北・南米の22の国
と地域で使用されています。
今後も
世界中へと広がっていくことを期待
します。
100
コミ
ュニテ
ィ数
政府、
自治体、
企業など、
100の地域・
コミュニティにPEACE COINの導入が
進んでいます。
次世代のエコシステム
の構築が可能なPEACE COINは、
食、
住、
環境、
教育、
エネルギーな
ど様々な社会課題に対するソリュー
ションとして活用されています。
63.7
2021年取引総数
約
億
PCE
P E A C E C O I N の 2 0 2 2 年 1 2 月の
M A U は 2 0 5 人、
3 0 日平均 D A U は
35.8人、
月間トランザクション数は
1 , 8 9 2でした。
人と人とのコミュニ
ケーションを活発にし、
利用可能な
サービスを拡充し、
さらなるユーザ
ビリティの向上を目指します。
0.0125
取引価格
USDT
PEACE COINはLBankへ上場して
おり、米ドルと価値が連動するぺッグ
通貨 U S D Tとの取引が可能です。
2022年末の高値0.0255USDTは、
2021年末終値の0.0248USDTより
約3%高い価格を記録しました。
※12月31日終値

導入事例
3

PEACE COIN導入の前に
全ての人が
「供給者」
として
参加できる社会とは
15
③導入事例
便利な社会に、
私たちはいつも
「消費者」
として参加しています。
「供給者」
として参加する場合は、
会社から要求される効率的な
規格に矯正されます。
便利さと効率性は、
「私らしさ」
を隠して
しまいます。
例えば、
下手だけど絵を描くことが好きだったり、
細々した作業や
お手伝いが得意だったとして、
そのことで誰かが
「ありがとう」
と言ってくれるならば、
「供給者」
として社会に参加することが
できます。
PEACE COINは、
コミュニティ毎に増大・減少アルゴリズムを
設計できるローカライズトークンを発行する仕組みです。
その
ため、
コミュニティらしさ
（文化）
を大切にし、
全ての人が
「供給
者」
として社会づくりに参加できます。
このプロトコル
（共通のき
まり
・規格）
による自律分散の活動が、
持続可能な未来に繋がっ
ていくと考えます。
次のページから、
PEACE COIN導入コミュニティの事例をご紹介
していきます。

A.U.S コイン
（店舗型コミュニティ）
レポート
③導入事例
「A .U. S コイン」
の循環の輪で
コミュニテ
ィコンセプトが感覚的に伝わるように
A.U.S コイン店舗型コミ
ュニティ
参加人数
アクティブユーザー
267人
A.U.S コインホルダー
319人
コミュニティ属性
トークン名
トランザクション
167,946,803
流通スピード
11.26
アンペイ度
3～5の合計が
84.52％
トークン発行量
14,913,181
基礎情報
コミュニティ名：ほしびとたちの庭
「地球循環型スタイル」
でアソぼう
！がコンセプト。
アソビをひっくり返したBISOWA
（ビソワ）
を合言葉に、
新しい時代の美意識や価値観として、
衣食住＋表現を包括した
コミュニティ。
Website: http://hoshibito.bisowa.co.jp/
コイン発行時期：2019年2月
2.09％
13.39％
26.45％
48.41％ 84.52％
9.66％
1
2
3
4
5

③導入事例
導入の目的／導入した結果
定価以外の金額は支払ってはいけないという固定概念ではなく、
みんなそれぞれが価値尺度を自由にし、
BISOWAの感覚が伝わる
ように独自通貨を発行したかった。
気持ちを送り合う、
地球循環型のアソビである
「A.U.Sコイン」
を
使うことで、
例えばコーヒーを入れてもらった時に、
コインを送る
かどうかも自由であり、
受け取った側が多くもらいすぎたと思えば、
こちらこそ有難うと返してしまうなど、
具体的なアソビが生まれ
ている。
BISOWAのコンセプトが言語によるものだけでなく感覚
的にコミュニティメンバーへ浸透していっている。
▼会員向けの
「A.U.S コイン」
レクチャーリーフ
A.U.S コイン
（店舗型コミュニティ）
レポート

その他の導入事例
③導入事例
い～と
地域コミ
ュニティ
導入の目的/結果
参加人数
トークン名
268人
トークン発行量 2,201,615
流通速度 8.19
地域で使われたお金でも、
利益は都市部へ流れ続けて
しまうため、
地域内での経済循環を作りたい。
法定
通貨では表せない
（受け取る方も望んでいない）
活動
に対して、
ありがとうの気持ちを伝える新たな概念の、
共助コミュニティ作りのために導入。
アンペイ度3～5のやりとりが88.4%
（約8,500回）
と
多く、
今まで見えなかった共助等の潜在的な価値が
可視化された。
森林・食・エネルギーなど大切にして
いる価値観から派生する活動を進めている。
代替医療についての安心で安全な医療・健康情報を
得たい人々のコミュニティが広がっており、
無機質な
お金ではなくコミュニケーションツール+αのような
ツールを探していた。
代替医療を仕事とする方やオン
ラインスクールの学生の方・利用ユーザーなど複数
レイヤーにまたがるコミュニティの中で、
有機的な
コミュニケーションの循環に活用。
スクールでは複数
拠点からの受講だけでなく、
グローバルな受講生が
おりオンラインでのトークン利用も広げていく。
ライフデザインスクールや街づくり事業を営む中で、
消費者マインドや取引関係を刺激する既存の貨幣
システムでなく、
つながりを豊かなにはぐくむ地域
通貨や新たな方法を模索していた。
ライフデザインスクール参加者同士での、
感謝を伝える
コミュニケーションなどに加え、
フラワーアレンジメント、
ライブ参加などで実践的に利用。
コミュニティへの
貢献など、
既存指標では測れない取り組みを可視化
することで、
新しいコミュニティの運営方法を開発して
いる。
ホメネクコイン
代替医療コミ
ュニティ
参加人数
トークン名
48人
トークン発行量 44,533
流通速度 4.15
はぐくむ mii
ラーニングコミ
ュニティ
参加人数
トークン名
194人
トークン発行量 419,221
流通速度 1.52

これから
4

PEACE COINのこれから
（1）
ソーシャルキャピタルの循環によって
「食」
の地産地消を活性化
近代以降、
一次産業や食料生産は人件費の低い地域に集約
される傾向があります。
この傾向から先進国でも所得の低い職業
として固定化されることが予測され、
一部の地域に農業が集中
することで土壌破壊や長距離輸送による環境への悪影響が
懸念されます。
また、
食料は生活に欠かせず、
安全保障の脅威
になる可能性があるため、
一次産業は分散的かつ持続可能な
生産が必要です。
PEACE COINの法定通貨に換算可能な仕組み
及び循環を促す特性を活かし、
地産地消を進め、
グローカル※
な
社会を目指します。
自分たちが食べる分をみんなで育て、
食を通じて自然の恩恵を
体験する新たな地域づくりは大きな可能性を秘めています。
子供から老人まで社会参加でき、
ソーシャルキャピタルと食が
循環する社会、
食を通じた地域間のつながりを生み出し、
持続
可能な社会づくりに貢献します。
20
④これから
※グローバルとローカルの合成語で、地球規模の視点で考え、地域性を考慮しながら行動すること。

PEACE COINのこれから
（2）
インパクト指標の共通プロトコルとして
社会的意識の高い投資家や消費者にとって、
インパクト指標や
E S G 基準は、
気候変動、
教育格差、
貧困などに取り組む企業
活動の評価に役立ちます。
しかし、
現状ではテーマごとに個別の
指標が設けられており、
複数のテーマにわたった評価をする
指標が欠けているという課題があります。
PEACE COINは、
コミュニティ内の循環評価を前提とした設計
プロトコル
（共通のきまり
・規格）
となっており、
複数のテーマ間や
コミュニティ間での利用ができます。
また、
ローカライズトークン
は、
増大・減少率をコミュニティに合うようにカスタマイズして
利用できるため、
当事者たちが自律的に改善することを評価し、
各テーマ間の計測に共通の指標として用いることができます。
これにより、
外部から与えられた達成すべき指標ではなく、
自ら
のコミュニティを持続的によくする活動と、
客観的な計測のそれ
ぞれに効果的であると考えられます。
21
④これから
分岐の多い個別指標
PEACE COINプロ
ト
コル
によ
る共通指標
※整理はされているが、複雑な現実社会との乖離が大きい

PEACE COINのVISION
お互いに多様性を認めあえる、
豊かな社会をつく
ります
22
④これから
現代社会にも依然として様々な課題が存在していますが、
より
豊かな社会へ進むために、
私たちは経済成長や物質的な豊かさ
だけでなく、
従来の尺度では測定できないような領域にも活動
を広げることができるのではないでしょうか。
それは、
身の周り
の大切な人や大切にしていることをおざなりにしないことです。
互いの価値観を認め合う豊かな社会の形成においては、
画一
的な尺度に限らず、
コミュニティ単位の参加者の主体性による
自律分散的なシステムを作り上げることが有効だと考えます。
ソーシャルキャピタルなどの共助の力にスポットライトを当てた
試みを通じて、
PEACE COINは資本主義システムをより前進
させる
「新しい資本主義」
の方向性を示す、
重要な役割を果たす
ことができると考えます。
本レポートで紹介したように、
具体的な
活動が増えていくことで、
多様性を認め合う豊かな社会の実現
に一歩近づくでしょう。

＊本資料はあくまで英語版の翻訳であり、
万一双方の内容に
相違がある場合は英語版を優先するものとします。
https://peace-coin.org
https://www.facebook.com/PEACECOIN.PCE/
https://www.linkedin.com/company/peace-coin/
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