Ultimatefrisbee104 Defence

アルティメットフリスビー 104
ルール＆SOTG
BEGIN ULTIMATE (2020/4/10作成)

Contents
• アルティメットにおけるルールの基本的な考え方と「SOTG」の理念
• セルフジャッジについて
• よくある反則とプレー再開方法
• ハンドサイン

ルールブックは無料で手に入る
日本フライングディスク協会(JFDA)のホームページ内「協議規則」からダウンロードす
ることができる。
ルール本文、まずは
こちらから読もう
服装規定や大会の運営
方法などについて記載
https://www.jfda.or.jp/introduction/officialrules/

スピリット・オブ・ザ・ゲームとは？
各選手に求められる「フェアプレイに対する責任感」を指す。アルティメットはセルフ
ジャッジ性を採用しているため、各選手のフェアプレイ精神がなければ競技が成立し
ない。WFDFはスピリット・オブ・ザ・ゲームの構成要素として以下5つを挙げている。
https://mods.mb.ca/news/view-news-post/35/spirit-of-the-game-new-working-group/
上から順に
Know the Rules - 正しいルールの理解
Avoid Body Contact – 身体接触の回避
Be Fair-minded – 公正な判断
Enjoy Playing – スポーツを楽しむ姿勢
Communicate Respectfully – 誠意をもって接する態度
https://www.wrightlife.com/ultimate-frisbee/discs/custom-
unique/discraft-ultrastar-sotg-spirit-of-the-game-usau/

SOTG推進の取り組みが進む
SOTG普及に向け、JFDA主催の公式戦ではチーム内のSOTGに責任を持つ「スピ
リット・キャプテン」任命を各チームに求めている。併せて毎試合相手チームのSOTG
の取り組みを採点し、SOTGスコアが高いチームを表彰している。
https://www.jfda.or.jp/2018wmucc/
2018年にカナダウィニペグで行われたWorld Masters
Ultimate Club Championshipでは4部門中3部門で日本
チームがSOTGスコアで優勝した。

セルフジャッジとは
アルティメットではプレー中にルールに反する行為があった場合、選手自身が判断して
反則行為があったことを申告(コール)する。反則行為をコールされた側の選手はコー
ルの内容に同意するか、公正な理由をもって自身の考えを伝える。議論の結果は当
事者同士で決定しなければならない。
円滑な議論のためにはSOTG(特にルールの正しい理解、公正
な判断、誠実な態度)は必須。
https://www.facebook.com/spiritofthegamesotg/photos/a.609
702952385347/2217440671611559/?type=3&theater

反則行為について
反則行為は①コール後プレーを中断する「バイオレーション」と②コール後もプレーが
継続する「インフラクション」に大きく分かれる。
バイオレーションが発生した
ことをハンドシグナルで周囲
に伝えてプレーを中断する。
https://www.facebook.com/JapanFlyingDiscAssociation/photos
/a.1163835083788813/1163835143788807/?type=3&theater
プレー再開時はストールカン
トなどのプレー再開時の状
況を周囲へ伝える
https://www.facebook.com/JapanFlyingDiscAssociation/photos
/a.1170015019837486/1170018489837139/?type=3&theater
ディフェンスがディスクにタッチする
(チェック)することでプレー再開。3m
以内にディフェンスがいなければスロー
ワーが地面をタッチして再開
https://www.youtube.com/watch?v=j9G5mPOk8YE

ファールコール発生時からプレー再開まで
反則行為は①コール後プレーを中断する「バイオレーション」と②コール後もプレーが
継続する「インフラクション」に大きく分かれる。
議論のときにはSOTG
を忘れずに!
https://mods.mb.ca/news/view-news-post/35/spirit-of-the-game-new-working-group/
ファールコール発生。
異議(コンテスト)があるか
プレー継続(インフラクション)
プレー再開(バイオレーション)
プレー中断し議論を行う。
議論の結果合意に至ったか
ファール発生
前の状況から
プレー再開
(コンテスト)
合意した内容
でプレー再開

よくある反則行為－ファストカウントー
(インフラクション)
(18.1.1.1)ストールカウントの間隔が1秒以内の場合にコール。
https://www.youtube.com/watch?v=fGfOGq9TaoA
「ストーリング1,2,3,」
⇒ファストカウント
⇒「2,3,4,5…」 (2秒戻す)
カッコ内の数字はルールブックの項目

よくある反則行為－ディスクスペースー
(18.1.1.3)ディフェンス側の選手がスローワーの胴部に対し、ディスク1枚分の距離
よりも近づいた場合に発生。

よくある反則行為－ダブルチームー
(18.1.1.5.)スローワーの3m以内に2人以上のディフェンスがいる場合に発生するイ
ンフラクション。ただし、マーカー以外のディフェンスがスローワーの3m以内を駆け抜け
ただけではダブルチームにはならない。

よくある反則行為－トラベルー
(インフラクション/バイオレーション)
(18.2)①②③どのケースでもオフェンスはディフェンスが指定した場所に戻りプレーを
継続する。
(18.2.7)トラベルコール後スローワーが正しい位置に戻る前にスローをし、パスが成
功した場合、ディフェンス側は「トラベルバイオレーション」をコールできる。その場合プ
レーを中断し、ディスクをスローワーに戻しチェックから再開する。(18.2.8)パスが失
敗した場合プレー継続でターンオーバーとなる。

よくある反則行為－ピックー
(バイオレーション)
(18.3)身体接触につながる走路を選んだ場合に発生するバイオレーション。

よくある反則行為－ファール・ストリップー
(バイオレーション)
(17.1)安全を軽視するプレイは危険なプレイとみなされファールとなる。
①身体接触の場合には「ファール」と
コールし、②身体接触の結果ディス
クが手から離れた場合には「ストリッ
プ」とコールする。

ハンドサインを覚えよう
周囲のプレーヤーや観客にコールの内容を伝達するため
ハンドシグナルを行うことが推進されている。
さっき紹介したファールコールのハンドサインも調べてみよう。
https://www.facebook.com/WJUC.U20/photos/a.79661393702
0686/3372964709385583/?type=3&theater

SOTGについてもっと知りたいときは
SOTGのFacebook(英語)やゲームアドバイザーと呼ばれる大会スタッフのWebペー
ジを見てみよう
JFDA Spirit of The Game
https://www.jfda.or.jp/seminar-qualifications/jfda-spiritofthegame/
WFDF SOTG Facebookページ
https://www.facebook.com/spiritofthegamesotg/

END
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