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AWSのアカウントを開設し、Amazon EC2の申し込みが済んでいるかご
確認ください
まだの方は、「AWSのアカウントを開設する」を参照ください。
インターネットアクセス (ネットワークに接続されている)
Webブラウザ(Firefox or Chrome推奨)
Windowsのデスクトップ環境
Tera Termがインストール済み
http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
(マッキントッシュでも実施できますが、Teratermではなくシェルで接続することに注意)
注:このガイドは、お客様がAWSを実践されるのを補助する目的で作られており、非公式のドキュ
メントです。このガイドの実施はご自身の責任でお願い致します。どのような性質の損害につ
いても当方は責任を負いません。
3. • 早速、EC2の起動をはじめましょう。Webブラウザを立ち上げます
• AWSのホームページのhttp://aws.amazon.com/jp/にアクセス
• 画面上側の、『AWS Management Consoleを利用する』をクリック
4. • “My e-mail address is”にAWSアカウント用のe-mailを入力
• “I am a returning user and my password is”を選択し、パスワードを
入力
• ボタン『Sign in using our secure server』をクリック
5. • AWS Management Console(以下、コンソール)の画面になります
• 上部タブで『Amazon EC2』が選択されていることを確認
• 左側の”Navigation”(ナビゲーション)の”Region”をクリックすると、EC2
を起動する地域を選択できます。今回は『Asia Pacific (Tokyo)』を使用
• 画面中央部のボタン『Launch Instance』をクリック
6. • ウィザードのクラシック版か、クイック版が選べるようになっています
• 今回は、『Launch Instance』をクリック
• ボタン『Continue』をクリック
7. • ここでは、起動するサーバ(EC2インスタンスと呼ぶ)の元となる、仮
想マシンイメージ(Amazon Machine Image, 以後AMI)を選択します
• “Quick Start”タブが選択されていることを確認し、上から2番目の
64bitのAmazon Linux AMIの右側のボタン『Select』をクリック
(ちなみに、星印は、無料使用枠に適用されるイメージを示す)
8. • ”Number of Instance”(インスタンスの数)で「1」を確認
(アベイラビリティゾーンに関しては次ページ参照)
• “Instance Type”(インスタンス種類)で、Microの選択を確認
9. • “Availability Zone”(アベイラビリティゾーン)で『No Preference』(とく
に選択しない)を選択
• 画面下部のボタン「Launch」をクリック
10. 東京
アベイラビリ アベイラビリ
ティゾーン A ティゾーン A
シンガポー
南米
EC2 EC2 ル
米国 米国 米国
ヨーロッパ
西海岸1 西海岸2 東海岸
リージョンとアベイラビリティゾーン(AZ)の違い
• AWSは、現時点で世界5か所のリージョンでサービスを展開してお
り、ユーザーは任意にそのうちの一つを選ぶことができる。リージョ
ンの中には、一つのデータセンターではなく、複数存在している
• 東京リージョンの場合、2つのAZが存在し、お互いに、地理的、電
源的、ネットワーク的に分離されている
• 任意のゾーンを選択し、EC2インスタンスを起動できる
(今回は、No Preferenceを選んでいるので、自動的にAかBになる)
• 冗長性を持ったシステムを作る際に、複数AZ併用は有用
11. • ここでは、特に何もせず、画面下部のボタン をクリック
(・もし、サーバ監視のオプション機能であるCloudWatchを使う際には、”Monitoring”に
チェックを入れる
・Termination Protectionは、サーバーの終了防止機能
・Shutdown Behaviorは、Linux内部から終了した際のEC2インスタンスの振る舞いを設
定: Stop(停止)→インスタンスは停止し再開可能、Terminate(終了)→消去される)
13. • “Enter a name for your key pair”に『demo-key』と入力
• “Create & Download your Key Pair”をクリック
• 立ち上がったウィンドウで、秘密鍵『demo-key.pem』を保存
(このpemファイルはEC2インスタンスにアクセス時に使う重要なも
のなので、保存した場所はしっかり記録しておく)
• 画面下部のボタン『Continue』をクリック
14. • “Group Name”に『quick-start-1』が入力されていることを確認(今回
のAMIの場合、自動的に作られます)
• 画面下部の”Custom TCP rules”をクリックし、さらにHTTPをクリック
• ボタン『Add Rule』を選択して、HTTPプロトコルを追加
• SSHもプロトコルとして追加されていることを確認
• 画面最下部のボタン『Continue』をクリック
15. • この画面では、これまで入力してきた項目について確認します
• 画面下部のボタン をクリック
16. • おめでとうございます!!これでEC2インスタンスが起動を設定で
きました!
• はやる気持ちを抑えながら、画面下部のボタン『Close』をクリック
17. • 画面左”Navigation” 内の”Instance”をクリック
• 画面右側に”My Instance”が表示されるので、さきほど起動したイ
ンスタンスが”pending”状態であることを確認
• ボタン『Refresh』を押すと、状態が”running”に変わることを確認。こ
れで起動が完了です!(通常、1分もかかりません!)
18. • 起動したインスタンスの行をクリック
• 画面下部のそのインスタンスの詳細情報が表示されることを確認
• 下のほうにスクロールして、様々な情報が記載されていることを確
認
19. • 特に、”Public DNS”がこのインスタンスに付与されているグローバ
ルアドレスであり、”Private DNS”が、ローカルIPアドレスであること
を確認
• Public DNSを選択してコピーする
(このインスタンスに、ターミナル経由でアクセスする際に使用)
20. • Tera Termを起動し先ほどコピーしたアドレスを、”ホスト”にペースト
• 『SSH』を選択し、”SSHバージョン”には、『SSH2』を選択
• ボタン『OK』をクリック (セキュリティ警告が出ても無視)
(注意: マッキントッシュから接続する場合は、鍵のアクセス権を変更し
てからsshでアクセスする)
① chmod 400 秘密鍵
② ssh -i 秘密鍵 ec2-user@”グローバルアドレス”)
21. • “ユーザ名”に『ec2-user』と入力
(このec2-userというアカウントは、AMIによって設定されている)
• “RSA/DSA鍵を使う”をチェックし、ボタン『秘密鍵』をクリック
• 以前に保存しておいた『demo-key.pem』を開く
(『すべてのファイル』を選択しないと、表示されないので注意)
• 画面下部のボタン『OK』をクリック
22. • おめでとうございます!!EC2インスタンスに、Tera Term経由でア
クセスできました!!
• ものの数分で、仮想サーバを立ち上げ、その仮想サーバにアクセ
スして、なんでも好きなことができることが実感できましたでしょう
か?
24. • ローカル環境のWebブラウザに、http://(public DNS)/を入力して、
Apacheのデフォルトページが表示されることを確認
(public DNSは、Tera Termにアクセスするために、以前コピーしたも
のを使用)
• おめでとうございます!!Webサーバーまで公開することができま
した!
30. Elastic IP Address (固定IPアドレス)の割り当て
• 立ち会ったEC2インスタンスには、グローバルアドレスが
自動的に降られるが、EIPを利用すれば、固定IPアドレス
を割り当てることができる
• 画面左“Navigation”内の”Elastic IP Address”をクリックする
と、”Addresses”が表示される
31. • “Allocate New Address”をクリック
• 表示されたウィンドウの、“EIP used in”で『EC2』をクリックし、『Yes,
Allocate』をクリック
32. • 新しいIPアドレスが取得されたことを確認する
• そのアドレスのチェックボックスにチェックを入れ、『Associate Address』
ボタンをクリック
• 表示されたウィンドウの、“Instance”において、作成したEC2インスタン
スを選択し、『Yes, Associate』ボタンを押して、IPアドレスをEC2インスタ
ンスに紐付ける
(紐付けたIPアドレスは課金されないが、紐付けていないものには課金
されることに注意。)
34. AMI (Amazon Machine Image)の作成
• EC2インスタンスを、AMIとして、コピーをとっておくことで、いつでもそ
の時点のAMIから、EC2を起動できます
• EC2インスタンスの一覧の表示画面から、EC2インスタンスを選択し、
右クリックし、”Create Image (EBS AMI)”をクリック
35. • “Image name”にAMIを名前を、”Image Description”にAMIに関する
説明を入力し、『Create This Image』ボタンをクリック
• Create Image画面で、『Close』ボタンをクリック。これで、しばらくすると
AMIが作成されます(EC2インスタンスが再起動されることに注意)
• これでAMIの作成は完了です
36. • 実際に、このAMIを使用するには、EC2インスタンスの『Launch
Instance』ウィザードの中で、AMIを選択する際に、”My AMIs”タブをク
リックすると、作成したAMIを選択できるようになります
38. EC2インスタンスの停止
• EC2インスタンスを立ち上げたままにしておくと課金が続くので、不要になった
らEC2インスタンスを止めておきましょう
• EC2インスタンスには、終了(Terminate)と停止(Stop)の2種類があります
• 停止すると、EC2の稼働料金はかからないがEBS(ディスク料金)はかかります。しかし
データを保存しておいて、またサーバを立ち上げられます
• 終了するとサーバー、データともに完全に無くなります
• ここでは、停止してみましょう。EC2インスタンス一覧の中で、停止したいEC2イ
ンスタンスを選択し、右クリック
• 表示された”Stop Insntace”ウィンドウで、ボタン『Yes, Stop』をクリック
(この瞬間に課金は停止され、数分以内にインスタンスは停止します)
41. • 画面左部の『Account Activity』をクリック
42. • “Amazon Elastic Compute Cloud”の横のボックスをクリック
• 展開された中で、EC2の使用料を確認
• 2010年11月1日以降にアカウントを作成すると無料ティア(無料使用
枠)が存在するので、マイクロインスタンス1個だと無料で使用可能で
あることが分かります!!
43. おめでとうございます!
さらに、仮想サーバ(Amazon EC2)やその他のサービスを使ってみたい
方は、下記のブログ、フォーラム、書籍、スライドをご参考に、アマゾンクラ
ウドの世界をご体験ください!!
AWSガイドブック
日本語のAWS本でAWSを使いこなそう!
JAWS-UG(AWSユーザ会) AWSブログ
フォーラムで質問OK! 日本語で最新情報入手!