2020年までに、個人が生成する1日あたりのデータは1.5GB、スマートホームは日々50GB、そしてスマートシティは日々250ペタバイトのデータを生成すると予測されています。クラウドとエッジデバイスが有機的に連携して、このような膨大なデータを利用する インテリジェントエッジ、インテリジェントクラウドが重要となります。
インテリジェントエッジは、クラウドに常時接続していなくても、見て、聞いて、推論し、予測する、コンピュータと現実世界のインターフェースとなる存在です。
「インテリジェントエッジ インテリジェントクラウド」の世界において、開発者による新しいアイディアとソリューションが生まれる中で、マイクロソフトは開発ツールとクラウドサービスを提供し、開発者を継続的に支援していきます。
Intelligent Cloud
Software as a Service
Solution Accelerators
Preconfigured Solutions for common IoT scenarios
Remote Monitoring
Predictive Maintenance
Connected Factory
Platform Services
=> Helping Partners Deliver Solutions Faster
Intelligent Edge
On-premises
Edge
IoT
冒頭で申し上げた通り、IoTは技術によってもたらされるビジネスの変革です。
IoTをビジネスに活かすためには、データの発生源であるモノから発生したデータに基づく分析を行い、洞察に基づくビジネスのアクションへつなげていきます。どのデータを集め、どのように分析し、そこからどんなアクションを起こすかということが重要なポイントです。
もの(Things) データの発生源
洞察(Insights) データに基づく分析
アクション(Action) 洞察に基づくアクション
洞察:課題と関連させて全体の状況を把握し直すことにより突然課題を解決すること。見通し。
Things – Generate Data
Insights – Based on Data Generated
Actions – Based on Insights
コアな役割の2つめは、Azure Time Series Insights と Azure Stream Analyticsです。
センサーからのデータは、時間ベースの観測結果を含んでおり、データの利用者は複数データを時系列にみて、相関関係を確認したいことがあります。
例えば、装置に複数のセンサーがついていて、振動、電力消費、温度の複数のデータの時系列の相関関係を見ることで、個別に見る場合と違って、障害の兆候が見えてくるかもしれません。
Azure Time Series Insightsでは、複数のセンサーからのデータの相関を時系列に視覚化します。
デバイスから発生したデータは、クラウドゲートウェイであるAzure IoT Hubを通して、Azure Time Series Insightsに連携されます。
時系列データを必要とするアプリケーションは、Azure Time Series InsightsのクエリAPIを通して時系列データを取得することができます。
Azure Databricksのようなデータ分析基盤で利用することも可能ですし、カスタムアプリケーションからAPIを利用してデータの可視化を行うことも可能です。
Azure Time Series Insights のカスタムアプリケーションを構築するためのJava Scriptのライブラリも提供しています。
カスタムアプリケーションを開発しなくても、Azure Timeseries Insights Explorerを利用すれば、低コストで簡単に時系列データの可視化ができるようになります。
Azure Time Series Insights Explorerはウェブアプリケーションとして提供されています。
Azure Time Series Insights Explorerでは、表示形式と表示するデータを選択して、ブラウザ上でデバイスから送られてきた時系列データを可視化することが可能です。
複数データの時系列データを並べてグラフ化することができるので、視覚的に異常の傾向などが認識しやすいようになります。
Azure Stream Analytics は、デバイスからの大量のデータ ストリームを分析することができるイベント処理エンジンです。 受信データは、デバイス、センサー、Web サイト、ソーシャル メディア フィード、アプリケーションなどから得ることができます。
IoTとの組み合わせでは、テレメトリに基づくリアルタイム分析などに利用されます。
そのほかでは、Webログの分析。高価な資産のリモート監視と予測メンテナンス。販売管理データのリアルタイム分析による在庫管理や異常検出。などにも利用できます。
SQLのようなクエリ言語で時系列データを分析し、ある条件にマッチするデータだけを抽出して他のアプリケーションなどと連携することも可能です。
Power BIなどのダッシュボードと連携すれば、数分でリアルタイムなダッシュボードを作成することができます。
また、フルマネージドなサービスで使った分だけの課金なので、簡単に時系列データの分析を始めることができます。
Source(アプリケーション)、Sink(別のアプリケーション)
https://en.wikipedia.org/wiki/Current_sources_and_sinks
Source
A flow of positive charge from the “invisible” to the “visible” compartment (i.e. toward the eye), or ...
A flow of negative charges from the “visible” to the “invisible”(away from the eye)
Sink
A flow of positive charges “away from the eye”, or ...
A flow of negative charges “toward the eye”.