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06_gnash.pdf

  1. 児童に健康⾏動を促す 健康教育プログラム施策 トイレットペーパーによって
  2. 問い あなたの⼤切な⼦供が 病気だと知った時あなたは何を思いますか
  3. ⽣活習慣病発症時の年齢推移【⾃⼰分析】 児童期の⽣活習慣病 1つの発⾒ 1つ⽬の⼭:40~50歳 2つ⽬の⼭:0~20歳
  4. ⽣活習慣病発症時の年齢推移【⾃⼰分析】 1つの発⾒ 児童期の⽣活習慣病 1つ⽬の⼭:40~50歳 2つ⽬の⼭:0~20歳
  5. 児童における健康ヒアリング調査【⾃⼰分析】 学校の先⽣ 学校の調理師 ⼦ども⾷堂職員 健康の乱れを感じる 健康の乱れを感じる ⾷事の⾷べ残しの増加 出会う⼦供の6割は 肥満か痩せ型の児童 ⼦供の健康は家庭に 委ねられてしまう ジャンクフードの利便性 健康の乱れを感じる ⾷⽣活の偏り(偏⾷) 家庭での対応の難しさ (核家族/共働き) 親も⼦供が好きなもので お腹いっぱいになればい いと思う⼈も多いのも課 題かも...。 年齢も低いことで⾷⽣活が 乱れてても病気が⾒えない ので本⼈も家庭も 気にしていないなぁ。 共働きなどにより⾷知識を 得られないので、集団指導 で正しい情報を伝える 必要がありそう!
  6. 児童における疾患の内訳【⾃⼰分析】 健康指導による治療 (⾷事、運動、睡眠など) 児童の⽣活習慣病の 2⼈に1⼈が ⾏動制限の実施 2つの課題 56% 39% 5% ⽣活習慣の関連性が⾼い 先天性 その他 出典:⽣活習慣病にかかった患者の健康診断結果、医療機関受診情報要約(株式会社JMDC)
  7. 児童の⽣活習慣病による⼆次疾患【⾃⼰分析】 合併症の危険性 児童の⽣活習慣病の 12⼈に1⼈が合併症 2つの課題 37% 26% 22% 4% 2% 1% 0% 0% 合併症 ⼼疾患 肝疾患 腎疾患 糖尿病 ⾼⾎圧性疾患 脳⾎管疾患 ガン その他 出典:⽣活習慣病にかかった患者の健康診断結果、医療機関受診情報要約(株式会社JMDC) 8%
  8. 児童の健康意識に関する調査【⾃⼰分析】 3⼈に1⼈が 健康意識を持っていない 1つの課題 52% 27% 15% 6% まぁ注意している あまり注意していない 注意している 注意していない 出典:⾼校⽣の⼼と体の健康に関する意識調査2018(国⽴⻘少年教育振興機構) 1位:まぁしている 2位:あまりしていない 3位:している 4位:していない
  9. 児童の⾷⽣活不安に関する調査【⾃⼰分析】 2⼈に1⼈が ⾷習慣不安を抱えている 1つの課題 出典:⾼校⽣の⼼と体の健康に関する意識調査2018(国⽴⻘少年教育振興機構) 24% 18% 17% 7% 4% 3% 2% 2% 47% ⾷べ過ぎ 不規則な⾷事 偏⾷ ⾷品の安全性 ⾷情報への不信感 その他 拒⾷ ⾷事がない 特にない 1位:特にない 2位:⾷べ過ぎ 3位:不規則な⾷事 4位:偏⾷
  10. 起こる未来 すべての⼦供たちが 「しなければいけない」に縛られる社会
  11. 起こる未来 すべての⼦供たちが 「しなければいけない」に縛られる社会 同じご飯を⾷べたいのに! ⼀緒に旅⾏に⾏きたいのに! サッカー全⼒でしたいのに 休み時間話したいよ みんなとご飯⾷べたかったのに あの洋服を着てみたいのに 遠くに旅してみたいのに 体育祭参加したいのに 普通に⽣きたいよ 放課後出かけたいのに
  12. 欲しい未来 すべての⼦供たちの 「したい」が叶えられる社会
  13. gnashの考える欲しい未来 定性的な ⽬標 定量的な ⽬標 全ての⼦供たちが しなければいけないに縛られない社会 ⼦供が健康意識を持ち病を予防する
  14. アイデア 児童を対象とする トイレットペーパーを⽤いた健康教育プログラム
  15. 児童に健康⾏動を促す 健康教育プログラム施策 トイレットペーパーによって 全ての⼦供たちが「しなければいけない」に 縛られない社会の実現を⽬指します。 ⽇常への⼿軽な導⼊ 健康状態の可視化 ⻑期的な⾏動変⾰
  16. 予防の段階 • ⽣活習慣の⾒直し • 環境の改善 • 病気の発⽣予防 予防 ⼀次 (初期) ⼆次 (早期) 三次 • 検診などによる病気の早期発⾒/早期治療 • 病気が進⾏しないうちに治す • 適切な治療 • 病気や障害の進⾏防⽌ • リハビリテーション含む 出典:⽣活習慣病の進⾏と⼀次予防・⼆次予防・三次予防の関係(公益財団法⼈⽇本健康栄養⾷品協会)
  17. 予防の段階 • ⽣活習慣の⾒直し • 環境の改善 • 病気の発⽣予防 予防 ⼀次 (初期) ⼆次 (早期) 三次 • 検診などによる病気の早期発⾒/早期治療 • 病気が進⾏しないうちに治す • 適切な治療 • 病気や障害の進⾏防⽌ • リハビリテーション含む 出典:⽣活習慣病の進⾏と⼀次予防・⼆次予防・三次予防の関係(公益財団法⼈⽇本健康栄養⾷品協会)
  18. プロトタイプ検証 Q.ペーパーは何色になったかな? 尿たんぱくが出るって どんな状況? 尿蛋白: 〜病気のリスクを知ろう〜 緑:ビタミン不足…! 青:タンパク質不足…! Q.模様は何色になったかな? 〜不足栄養分が分かるよ〜 黄:食物繊維不足…! 赤:ミネラル不足…! ≪危険≫ 尿糖: 腎臓がたんぱく質 を正常に処理 できなくなる…! 黄 黄緑 薄緑 緑 深緑 紺 青 紫 赤茶 ピンク 実際に作った試作品はこちら! トイレットペーパーのイメージ
  19. ⾊が変化する仕組み 尿検査薬の技術応⽤ 尿栄養検査薬の技術応⽤ 薬液を⽤いて尿に含まれる たんぱく質とブドウ糖を検知/可視化 たんぱく関連の病気 ⾎糖値関連の病気 薬液を⽤いて尿に含まれる ⾜りない栄養素を分析・可視化 (ビタミン・ミネラルなど) 栄養の摂取⽅法の提案 グルコースオキシダーゼ 吸収紙 テトラブロムフェノールブルー ナイロンメッシュ
  20. 商品の導⼊・展開イメージ ②健康意識の体験 健康トイレットペーパーを実際 に利⽤し⽇常で健康を考える。 ①健康意識の発⾒ ⽣活習慣病のことを講義を通じて 理解し⾃⼰との接続を⾏う。 Step1 Learning Step2 Action Step3 Reflection ③健康意識のジブンゴト化 活動を講義を通じて振り返り、 健康意識を定着させる。 全国の学校(⼩学校〜⾼校)の保健教育プログラム(全3回)に組み込み導⼊実施 ただ、使わせるで終わらせない仕掛け作り
  21. 居場所⽀援現場との協働未来 「貧困層の児童に対する健康教育⽀援の可能性」 ⼦ども⾷堂職員 健康の乱れを感じる 出会う⼦供の6割は 肥満か痩せ型の児童 ⼦供の健康は家庭に 委ねられてしまう 年齢も低いことで⾷⽣活が 乱れてても病気が⾒えない ので本⼈も家庭も 気にしていないなぁ。 ただ、使わせるで終わらせない仕掛け作り 貧困層における⽣活習慣の乱れ 家庭と⼦供の⾷⽣活の密接な関係性 短期課題1 ⻑期課題2 要因1 貧困層の将来的な⽣活習慣病リスク 可視化されにくい⼦供の⽣活習慣の乱れ ▶教育プログラム導⼊で解消ができる可能性⼤! 要因2
  22. ⾏動変容のステージ ⾃⼰の再評価 ⾏動置換 援助関係 ①無関⼼期 ③準備期 ②関⼼期 ⑤維持期 ④実⾏期 ⾃⼰の解放 ⾏動置換 強化マネジメント 援助関係 刺激統制 意識の⾼揚 感情的経験 環境の再確認 出典:⾏動変容ステージモデル(厚⽣労働省) Step 1 Step 2 Step 3 ただ、使わせるで終わらせない仕掛け作り
  23. ⾏動変容の具体的な例 Step 1 Step 2 Step 3 ただ、使わせるで終わらせない仕掛け作り 公⽴⼩学校に通うAくんの場合 ⼦ども⾷堂に通うBちゃん ⺟さんが⾔ってたことだ! 健康って気をつけないと 将来病気になるんだなぁ。 今⽇はバランス問 題ないな〜〜! 報告しよう! いつも⼦ども⾷堂でこんなご飯が 出るのにはきちんと理由が あったんだ...。 毎⽇こんなに栄養が偏って たんだ。病気じゃないし 気付かなかった。 今⽇は栄養偏ってる から⾷堂で鉄分 ⾷べよう。 昨⽇⾷べたご飯だとこんな 栄養バランスなんだ。 あいつの家はどうだろ?
  24. サービスの実現・継続性(ビジネスモデル) 営利型と⾮営利型を組み合わせたビジネスモデルの構築 【⼯場】 【会社】 【学校】 【⼦ども⾷堂】 より良い社会の実現 ⾮営利型事業 営利型事業
  25. サービスの実現・継続性(ビジネスモデル) 営利型と⾮営利型を組み合わせたビジネスモデルの構築 【⼯場】 【会社】 【学校】 【⼦ども⾷堂】 より良い社会の実現 営利型事業 ⾮営利型事業
  26. サービスの実現・継続性(ビジネスモデル) 営利型と⾮営利型を組み合わせたビジネスモデルの構築 【⼯場】 【会社】 【学校】 【⼦ども⾷堂】 より良い社会の実現 営利型事業 ⾮営利型事業
  27. サービスの実現・継続性(展開イメージ) 参照:⼀般社団法⼈ウィルドア プログラム開発期 プログラム展開期 パートナー期 1年⽬ 2年⽬ 3年⽬ 4年⽬ 5年⽬ 6年⽬ 3校 5校 15校 10校 30校 7年⽬ 8年⽬ 9年⽬ 40校 50校 60校 70校/ヶ所 3ヶ所 10ヶ所 15ヶ所 10ヶ所 40ヶ所 全国の学校数:約40,000校 全国の⾷堂数:約6,000ヶ所 ※参照:学校基本調査報告書(⽂部科学省) ※参照:こども⾷堂全国箇所数調査(NPO法⼈全国⼦供⾷堂⽀援センター) 学校 ⼦ども⾷堂
  28. サービスの実現・継続性(⽀出) トイレットペーパー作成費 (万) トイレットペーパー開発 100 トイレットペーパ制作/印刷 100 プログラム作成費 (万) 学校プログラム開発費 (⽉2回×3ヶ⽉×単価12000円×3⼈) 20/回 合計 220 プログラム開発期 トイレットペーパー作成費 (万) トイレットペーパ制作/印刷 100/年 プログラム運営費 (万) 学校プログラム運営費 (⽉1回×3ヶ⽉×単価12000円×3⼈) 10/回 業務委託費 5/回 無償プログラム運営費 3/回 合計 100~ プログラム展開期 トイレットペーパー作成費 (万) トイレットペーパ制作/印刷 100/年 プログラム運営費 (万) 学校プログラム運営費 (⽉1回×3ヶ⽉×単価12000円×3⼈) 10/回 業務委託費 5/回 無償プログラム運営費 3/回 合計 100~ パートナー期 ※教育プログラム開発組織相談の元価格を決定
  29. サービスの実現・継続性(収⼊) プログラム開発期 プログラム展開期 パートナー期 学校プログラム実施あたり プログラム開発期間利益 25万円 25×8校=200万円 純利益 200-360 = -160万円 学校プログラム実施あたり プログラム開発期間利益 20万円 20×95校=1900万円 純利益 1900-(950+84) = 866万円 866-160-400=306万円 学校プログラム実施あたり プログラム開発期間利益 15万円 15×180校=2700万円 純利益 2700-(1800+360) = 540万円 540-300=240万円 306+240=546万円 ※実際は社会事業のため、助成⾦申請を⾏うことを通じてプログラム価格が15~20万円程度になる
  30. ⼈⽣100年時代に広がる未来のカタチ 定性的な ⽬標 定量的な ⽬標 全ての⼦供たちが しなければいけないに縛られない社会 ⼦供が健康意識を持ち病を予防する
  31. 33% 17% 9% 3% 2% 1% 1% 34% ガン ⼼疾患 脳⾎管疾患 腎不全 糖尿病 肝疾患 ⾼⾎圧 その他 2020年における⽇本の死因順位【⾃⼰分析】 ⼈⽣100年時代 3つの要点 死因7割が⽣活習慣病 早期教育の必要性 出典:令和2年⼈⼝動態統計⽉報年計(厚⽣労働省)
  32. ⽣活習慣病における経済損失 1つの要点 出典:健康経営の推進に向けた取組(経済産業省商務情報制作局) 健康習慣病によって 最⼤90万円の損失 健康状態にあることで 30万円の削減実現 ↔ 0 200,000 400,000 600,000 800,000
  33. 欲しい未来 すべての⼦供たちの 「したい」が叶えられる社会
  34. 児童における⽣活習慣病の内訳(補⾜)
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