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令和3年長野市市長選挙立候補予定者公開討論会
【日時】令和3年10月18日(月)19:00~21:10
【コーディネーター】小宮山 知紗氏(フリーアナウンサー)
【主催】公益社団法人長野青年会議所 公益社団法人南長野青年会議所
※ ソース: https://www.youtube.com/watch?v=f27r9uqe474
テキスト化: 小泉一真(長野市議)
テキスト化は個人の資格で行なったものであり、
討論会内容について正確性を担保
するものではありません。正確な内容については、必ず上記ソースを参照してくだ
さい。このテキストを引用する場合は、引用元 URL として
https://www.slideshare.net/kazumakoizumi1
を明示してください。
【コーディネーター】
自己紹介の後に、皆様それぞれ拍手お願いいたします。
それではまず土屋様、よろしくお願いいたします。
【土屋自己紹介】
皆さんこんにちは。私の名前は土屋龍一郎です。
よろしくお願いいたします。
1961 年 9 月 16 日生まれです。私は長野市の三笠幼稚園、朝陽小学校に入学し、信州大学教育学部
付属長野小学校を卒業、中学校卒業、その後長野高校第 32 回生として卒業しました。
東京の成蹊大学法学部法律学科を卒業した後、いったん東京で就職しましたが、その後、父の仕事
の関係で長野に戻ってまいりました。
長野では六つに及ぶ職種を経験いたしました。
臨床検査業、それからブティック、ケーキの製造、居酒屋、それから語学学校、そののちに長野市長
の鷲澤市長に請われ、エム・ウェーブの社長に就任いたしました。
私の経歴、この六つの職業を得たことで、広い見地を得ることができたというふうに思います。
その他にも私は長野で社会的な活動に様々関連関係をしてまいりました。
長野パルセイロの設立、信濃グランセローズの設立に関わり、スピードスケートを擁する長野市ス
ケート協会の理事長を務めています。
その他にも、1998 年長野青年会議所理事長を務め、2001 年には日本青年会議所の会頭を務めるに
至りました。
スポーツに限らず様々な文化の分野でも、私は様々な関係を持っています。
茶道裏千家淡交会の役員をする傍ら、古典芸能界の役員また、善光寺木遣りの資格者として今活動
をしております。また災害に関しては防災士として勉強しております。
経歴以外にも様々な社会活動をすることで、私の見地が横に広がるとともに、深く深く広がってき
たことを感じております。
その中で、今長野市こんなもんじゃないぞ、私の育った長野市はもっともっと元気になれる。
そのことを念頭に 2017 年、長野市長選挙に挑戦をいたしました。
残念ながら私の力不足で、当選することはできませんでしたが、今回は 2 回目の挑戦となります。
私のこれまで経験してきたこと全て、それからこの 4 年間の浪人生活の中で学んできたこと全てを
生かして、この長野市長選挙に挑戦し、当選した暁には、長野市が元気になるように活動したいと
いうふうに思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
【コーディネーター】
ありがとうございます。
次に荻原様よろしくお願いいたします。
【荻原自己紹介】
私の名前は、荻原です。今日はよろしくお願い致します。
さて、私荻原健司です。
本日はこちらの討論会に参加させていただき、ありがとうございます。
私、出身は群馬県の草津温泉というところなんですが、この長野市にやってまいりまして、およそ
30 年が過ぎようとしております。
現在は小学校一年生から中学校 3 年生までの子供 4 人、そして妻の母親、おばあちゃん、一緒に家
族 7 人で石渡で暮らしております。
特に長野市では 98 年長野オリンピックを開催していただきました。
あの大きな舞台を長野市の皆さんが作っていただきました。
あの大きな舞台で私は日本選手団の主将を務めることができあの素晴らしい大会で思う存分戦うこ
とができました。
その感謝の気持ちを込めて、そして今度は私が大勢の市民の皆さんを応援したいというそんな気持
ちを大きく持っています。
さて私はこれまで子供の頃からスポーツの舞台で活動してきましたけれども、そのような中、オリ
ンピック選手、そしてオリンピック指導者として指導者としては、オリンピックメダリストを輩出
することもできました。
またつい先日まで、長野県の教育委員を 2 期の途中で辞任をしましたけども、勤めておりました。
その意味で非常にスポーツだけでなく教育行政に大変明るいというふうに自信を持っております。
また少し前に参議院議員、いわゆる国会議員として活動していた時期もありました。当時、経済産
業大臣政務官という内閣の一員としても活動をしました。中小企業、小規模事業者対策などにも取
り組んだ経験がございます。
そういった経験や人との繋がりをフルに生かすことによって、この長野市の未来を絶対に良い未来
に作っていける、そういう自信を持っています。
改めてこの長野市で育てていただいたその感謝を、今度は自分がそのお返しをする番だという思い
で今、気持ちはあふれています。
今日この後、私の思いや政策などについてお話をさせていただきます。本日は皆様、どうぞよろし
くお願い致します。
【コーディネーター】
それでは、これより討論会に入っていきたいと思います。
まずは一つ目のトークテーマ、
「私が描く長野市のビジョン」です。
討論の最初に各立候補予定者がこのまちの未来について、どのようなビジョンを描いているのか、
総論的にお伺いしたいと思います。
そしてお二方発言の際は着席のままで結構です。そしてもし差し支えがなければ、マスクを外して
いただいても大丈夫ということなので、よろしくお願いいたします。
では、テーマ 1 について、まずは土屋様 3 分以内でご発言をお願いいたします。
【土屋「私が描く長野市のビジョン」
】
土屋龍一郎です。
よろしくお願いいたします。
私は 2017 年に第 1 回目に私の市長選挙の挑戦が終わりました。
その後 4 年間浪人生活の中で、長野市内 32 地区を隅々まで歩き回りました。
その中で長野市民住民の皆さんの意見を聞いてまいりました。
それを合わせたものが私の長野市のビジョンです。
今長野市民、長野の住民が感じていること、考えていることは、長野市は変わらなきゃ駄目だ。長野
市は変わっていかなきゃ駄目だという意見が一番多かったことを感じます。
これまで長らく暮らしてきた人も若い人もこれからの夢を見ている学生たちも、今の長野市だけで
は駄目だ、転換を求めているということを感じました。
そこで私は 3 つのビジョンを掲げました。
一つ目、子育てしやすいまちへ転換することで、少子化に歯止めをかけ、人口減少問題に真っ向か
ら立ち向かおう。これが一つ目です。
二つ目には、経済の活気のある街へ。2019 年 19 号災害、それに続くコロナ禍において長野市の経
済は非常にダメージを受けて疲弊しています。この経済を立て直すことがこれからの長野市が元気
になるための二つ目のビジョンです。
三つ目は危機管理の高い街へ。私は 2001 年 9 月 11 日の同時多発テロが起きたときに、不幸なこ
とに、
ニューヨークに在住しておりました。
そのときにニューヨークであのテロに遭ったとき以来、
危機管理という言葉については敏感になっています。危機管理で一番大切なのは情報の収集能力、
それから情報を正確に伝達する能力です。
台風 19 号災害以降、
この危機管理について敏感になって
いる長野市民そして長野市にとって、災害は忘れる前にやってくると言われているこの未曾有の自
然災害が押し寄せてくる時代において、危機管理能力の高いまちにする防災意識の高いまちにする
ことが私の私の三つ目のビジョンです。
加えて最後にこのコロナ禍において、このコロナ禍をどのように私達全員で生き抜いていくのかと
いうテーマが大切だというふうに思います。
私達が幸せな人生を歩めるように、私達の子供たちがより豊かな人生を歩めるように、そして、こ
れから生まれてくる子供たちが豊かで長野市を愛することができるように、私は長野のビジョンを
描いていきたいというふうに思っております。
どうも、ありがとうございました。
【コーディネーター】
ありがとうございます。
(略)
次に荻原様、同じく 3 分以内でご発言お願いいたします。
【荻原「私が描く長野市のビジョン」
】
続いて「私が描く長野市のビジョン」について申し上げたいと思います。私が描く未来の長野市の
姿、ビジョン、それは健幸増進都市長野です。
健康というのは私が作った造語ですけれども、健康、いわゆる健やかですね。そして幸せと書いて
健幸です。健やかに幸せを感じることのできる都市が私の描く長野市のビジョンです。
世界の長野として輝く健幸増進年を実現していきたいと思ってます。
そこでビジョンを現実のものとするために、このたびの私の政策の 3 本の柱は守る、育てる、輝く
としています。
守るは感染症から守る、自然災害から守る、子供・高齢者を守る、です。
育てるは子供たちの夢を育てる、産業文化を育てる、です。
輝くは世界のナガノとして輝く、女性・高齢者全てが輝く、です。
長野市は少子高齢化、人口減少社会にあって、税収の減少、社会保障費の増大など、市政の舵取りが
難しい状況になります。
そのような中、台風災害が発生し、多くの人たちが被災され、普段の生活が取り戻せない中、新型コ
ロナウイルス感染症が猛威を振るい、私達の暮らしは二重の困難にあり、まさに有事のときです。
長野市の将来未来を見据えたときに、今まさに時代の転換期を迎えていると言えます。今後、長野
市を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、デジタル技術の急速な進展や経済のグローバル
化、少子高齢化といったポストコロナの時代に産業構造や雇用形態、就労形態が大きく変わろうと
しています。そのような変化をしっかりと捉えて、的確に対応していくことが、未来の夢や希望、そ
して市民の皆様の健康で幸せを大きく育んでいく、健幸増進都市のまちづくりのために必要となる
と思います。
その上で高齢者の活躍支援、男女共同参画、誰もが輝きを実感できる社会をつくる必要があるとい
うふうに思います。
また、デジタル技術の発展による市民生活の利便性の向上や、新たな産業が生まれることにより、
活気に満ちた経済のもと、若い人たちもまた、このまちで活躍できる環境を整えていくことが必要
です。
今こそみんなで力を合わせて健幸都市長野を作っていきましょう。
ありがとうございました。
【コーディネーター】
ここまででテーマ 1 は閉じさせていただきます。
続きまして、テーマ 2「少子高齢化・人口減少問題」についてです。
長野市においても、少子高齢化、人口減少は他の地方都市と同じく大きな課題となっています。こ
のまちの未来を担う若い世代を街に増やし、
持続可能なまちをつくるためにはどうすればよいのか。
皆様の政策をお聞きしてまいります。
先ほどと同じく発言時間は 3 分間です。
ではテーマ 2 について、今度はまず荻原様ご発言をお願いいたします。
【荻原「少子高齢化・人口減少問題」
】
「少子高齢化・人口減少問題」についてお話を進めていきたいと思います。
少子高齢化、人口減少が進む右肩下がりの時代を迎える中、私の大好きな長野市をもっと元気にし
たいと考えています。人口減少がもたらすものとして懸念される最たるものは、やはり税収の減少
ではないでしょうか。
これは国も同じですけれども、税収が減少する中で、限られた予算をどのように大切に使うかが重
要であるというふうに考えています。
将来世代に負担を先送りすることないような財政運営が求められていくと思います。
少子化を食い止めるためにも、子供が育てやすいまちにしたいと思っています。そこで、育児の悩
み、発達に関すること、様々なこどもをめぐる問題に課題に対して相談が必要な方のために、
「子育
て総合支援センター」といったものを開設したいと考えています。
今子供 4 人を育てているので、保護者の気持ちはよくわかっているつもりです。未満児の保育環境
の改善や保育士の確保などにしっかりと取り組んでいきたいと思ってます。
また、共働き社会にあって児童館であるとか、放課後は子供プラザの環境や質の向上にしっかりと
取り組みたいと思ってます。そのためにも子供総合支援の新組織の立ち上げが必要ではないかとい
うふうに考えています。
高齢化で必要とされる対策は高齢者の体力や維持介護に頼らない健康な体作りだと思います。生き
がい作り、地域包括ケアシステムをはじめ、介護体制の充実に取り組んでいきたいと思います。特
に私の得意分野である運動スポーツを通じてフレイル予防などに取り組んでいきたいと思ってます。
また具体的には、地域コミュニティーの維持を含めて、ラジオ体操なども有益ではないかなという
ふうに考えています。
人口減少については特に中山間地対策、これは大変必要だというふうに思っております。
医療であるとか、公共交通機関が失われないような対策をとることが必要だというふうに思います。
特に里山から人がいなくなってしまうというのは、豊かな自然が失われてしまう。
山が荒れる保水力が低下するということは、災害の危険性も増すということですから、この対策を
しっかりとることが必要だというふうに思います。またさらに観光資源を開発して、関係人口、交
流人口を増やし、移住や定住に繋げていく施策を打つことが必要だと考えています。
そのヒントは、私が世界中の国や地域に出かけ、そこに暮らす人々の暮らし、産業、経済をたくさん
見てまいりました。その視点こそがヒントだというふうに考えています。
長野市の課題の解決のために生かせる、いうふうに自信を持っています。以上です。
【コーディネーター】
ありがとうございます。
次に土屋様、ご発言をお願いいたします。
【土屋「少子高齢化・人口減少問題」
】
土屋龍一郎です「少子高齢化・人口減少問題」についてお話をさせていただきます。
一言で言うと、人口ピラミッドの再構成です。
今、ひしゃげた形になっている人口の動態、これについてピラミッドをもう一度再構成できるよう
な形での少子化対策をしていくことが必要だと思います。
だいたい人口の 1%ぐらいの赤ちゃんが生まれてくることが一つの目安とされています。
その 1%をキープすることができれば、人口ピラミッドが戻っていくと思われてます。
今 37 万人の長野市の中で 3700 人の赤ちゃんが望まれているわけですが、
1 年間に生まれてきてい
る長野市の赤ちゃんは 2400 人です。6 年前に 3000 人だった赤ちゃんが急激に減少しています。
まず少子化対策については、この具体的な策を出さなければいけません。これまで長野市を歩いて
きて保護者の皆さんにお話を聞いていた中で二つの大きなポイントがあります。
一つは経済的な負担が大きいこと、
二つ目には精神的な負担が大きいこと。
このことで、
2 人目 3 人
目の赤ちゃんを産み育てることを躊躇してしまう。あるいは 1 人目の赤ちゃん産むことでさえ躊躇
してしまう家庭、若い方がいらっしゃるということがわかりました。
ご結婚されない方、また結婚しても、あるいは様々な理由でお子さんを持つことを望まれない方が
いる中では、可能性のある方々には、3 人以上の赤ちゃんを産むことを後押しできるような対策が
必要だと思います。
経済対策として私は三つのゼロという政策を出しています。
一つは、0 歳児の赤ちゃんのオムツ、あるいはその同等品を市が供給すること、負担すること。
二つ目には、18 歳までの医療費を市が負担すること。
三つ目には、小中学生の給食費を段階的に 0 円にしていくこと。
このことで経済的な負担を減らしていけるというふうに思っております。
さらに精神的な負担のケアについては、例えばオムツ代のことについて言いますと、オムツをそれ
ぞれの家庭に配達するとともに、その家のお母さん、それから子供の健康状態を聞いて、それの相
談に乗るといったような仕組みです。この三つの仕組みについては真新しいことのように思われま
すが、日本国内 1718 の自治体の中で 90 の自治体が、これらの政策を打つことで、少子化に歯止め
をかけている前例のある政策です。
長野市はまだ手をつけていませんが、これに手をつけることで、赤ちゃんを産みやすく育てやすい
環境をつくるというふうに信じています。
以上私が考えております少子化の対策です。
ありがとうございました。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
続いて三つ目のトークテーマに参ります。
「長野市経済の再興」についてです。
現在の新型コロナウイルスの影響が続いています。想定外の脅威により疲弊した長野市経済をどの
ように再興、回復させていくのか、お聞きしてまいります。
発言時間はそれぞれ 3 分間です。
では土屋様の発言をお願いいたします。
【土屋「長野市経済の再興」
】
ありがとうございます。土屋龍一郎です。
「長野市経済の再興」についてお話をしたいと思います。
台風 19 号災害による様々な経済的な疲弊は大変大きなものがあります。
まずは観光業に対しては、インバウンドも含め一切の観光が下火になってしまったことによる大打
撃があります。またその影響もあって、長野市内の経済の循環が滞ってしまったということがあり
ます。
これについて対策について私は三つのピラミッドとして捉えて行きたいと思います。
それは何かというと、
いざというときのリスク管理も含めて、
地域循環型経済を確立しておくこと、
地域の中で地域の経済を循環する仕組みを作っている上に観光収入、そしてそれと同時に長野市の
物産特産品などを売買することによる外からの収入を得るこの三つの仕組みで経済を整えることが
大切だというふうに思います。
今回のコロナの中で、買い物に出かけることが億劫になってしまった方々もいらっしゃいましたが、
自給自足をしている人たちの中には、生活がそのまま、まだ困窮に至らないといった人たちもいら
っしゃいました。
つまり自給自足できる地域循環型経済があった上に、観光収入、そのほかに売買ができるというよ
うな仕組みを作ることが長野市の経済の再興だというふうに思います。
今回、コロナ禍において、様々長野市内の飲食業の変化が起きました。どんな変化かというと全国
の展開しているチェーン店の皆さんは、リスク管理のために店舗を縮小し、長野から撤退する業者
さんもいらっしゃいました。その中で長野市の飲食業の経済を支えたのは、地元出身の地元の飲食
業の方が多くいらしたことです。地元に根を張り、地元を愛している人たち、この人たちの中で経
済が回ることは大切です。
これは飲食業だけに限ることではありません。60%を超える長野市のサービス業全体がお互いに助
け合いながら長野市の経済を支えている。
また、農業工業においても、この地域内で経済が回ることで、今後 with コロナあるいは今後起きて
くる災害に対応するためのリスク管理としても、強固な経済を再興することができるのではないか
というふうに思っております。
またこの時代に合わせたこの経済体制というのは、これから時代の変化が起きてくることに合わせ
て、様々対応を送っていくことが必要だと思います。
この件についてはまた後ほどのコーナーでお話をしたいと思います。
以上です。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
次に荻原様、お願いいたします。
【荻原「長野市経済の再興」
】
「長野市経済の再興」喫緊の課題としてはまた短期的に取り組むべきとして長野市の経済はコロナ
災害で大きな打撃を受けていますから、まずは特に飲食店様、観光産業に携わっている皆さん、サ
ービス業に携わる皆さん、本当に苦しい思いをされてます。国、県、市が一体となって様々な支援を
継続的に行って、このまちから商売が消えないようにしなければいけないというふうに考えていま
す。まずそのためにもまずはワクチン接種を、医療関係者の皆さんとの強力なチームワークで、や
り抜くことが必要だというふうに思います。社会経済活動が動き出せるような環境を整えていくと
いうことが必要だというふうに思います。そのためにも感染症対策チームというものを編成して、
医師会などとの、あるいは医療従事者の皆さんと連携強化して、医療面で今後に備えるということ
が、経済活動の基盤になるというふうに考えてます。
そこで経済刺激策の起爆剤としては、やはり来年 1 年ですね、延期されました来年の善光寺さんの
御開帳、そしてまたオリンピックのメダルセレモニーが行われたセントラルスクエアで開催される
日本一の大縁日、これが経済の起爆剤として、私はこの御開帳と大縁日をセットにして、起爆剤と
して取り組む必要があるというふうに思ってます。
これ特に経済界からの大きな期待があることは言うまでもないところだというふうに思ってます。
そして中長期的には、やはりあのスマートシティ推進事業を強力に進めていくということが町の経
済再興の柱になるというふうに考えています。
現在市内企業を中心に 40 社以上の企業が参加していますので、その企業のネットワーク作りが長
野市の未来にかかっているという認識を持っています。
また新たなビジネス展開を支援して、私自身が営業マンとなって、IT 関連企業の誘致促進を図って
いきたいというふうに考えています。トップセールスというのは私の得意分野としていきたいと思
っています。
そしてまた信州 IT バレー構想の推進であるとか、スタートアップ推進事業による IT 関連を中心と
した新規企業の育成を図っていきます。IT 人材の育成を同時に取り組みたいと思います。
そしてトップセールスといえばやはり長野市のおいしいものを世界中に紹介してお買い求めいただ
く、これも長野市の農業発展のために、トップセールスでチャレンジしていきたいというふうに思
ってます。特にこれから長野市、仕事・雇用を増やしていくことをしっかりとチャレンジをしてい
き、県都長野市こそは県内経済界を引っ張っていくという気概で取り組んでいきたいと思っていま
す。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
これにてテーマ 3 を閉じさせていただきます。
ここまでは事前に用意した三つのテーマについて、各候補者のお考えを伺いました。
ここからは複数の討論テーマの中から各候補者に選択をしていただき、そのお考えと、もう 1 人の
候補者への質問、質問へのご回答、そして再度のご主張というクロストークを行っていきます。
用意した討論テーマはこちらです。
「少子高齢化対策」
「長野市経済の再興」
「新型コロナウイスル対策」
「従来市政への評価」
「台風 19
号被害の復興・防災」
「多様性の尊重」
「産業・観光振興」
「スポーツ振興」
「社会インフラ整備」
これらの九つのテーマの中から一つを選択し、まず 2 分間でご発言および他の候補への質問をお願
いいたします。
質問を受けた方は一分間でご回答ください。
最後に質問者から 1 分ご発言をいただき、これを一つのセットとして行い、各候補、3 巡したいと
思います。
それでは初めに荻原様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたしま
す。
【荻原スタート討論「産業・観光振興」
】
ありがとうございます。
まず私は産業観光振興をテーマとして捉えさせていただきます観光振興については、まずこの長野
市だけではなくて、広域で取り組むという必要があるというふうに考えています。
皆さんご承知の通りだと思いますけども、コロナの前、冬の長野駅には海外の旅行者がたくさん溢
れているという状況をご存知だというふうに思ってます。
海外のお客様がですね、パウダースノーを求めて、志賀高原であるとか、野沢温泉、また白馬村とい
ったスキー場にでかけてまいります。
長野駅はハブというふうになっているわけなんですが、そういったスキー場のある自治体と協力し
て、やはりスキーだけでなく、例えば長野市の観光資源をセットにした旅行商品であるとか、旅行
案内を PR すべきではないかなと考えています。
広域で集客を図って、広域を回遊することによって多くの観光客の皆さんが訪れる町・地域にして
いくということが必要だというふうに思っております。またこういった分野は、やはりあの世界中
のウィンターリゾートをたくさん見てきた私だからこそできる施策だというふうに思っております
し、またスキー場を抱える自治体の町長さん、村長さんとも大変なかよくさせていただいてますの
で早急に取り組める課題だというふうに思ってます。
この北信エリアを広域で元気にしていく、例えば山でスキーを楽しんだら、今度は里で長野市でお
いしいものを食べるなど、その可能性の大きさに夢をもって取り組んでいきたいというふうに考え
ています。海外のお客様目線で見れば、日本の文化っていうのは全て魅力的に映りますから、例え
ばお祭りであるとか、
花火大会などというものを PR すれば、
雪のない時期の集客にもなるというふ
うに思ってます。
そこで観光振興についてのお考えをお伺いしたいと思っています。
【コーディネーター】
ではご回答土屋様 1 分間でお願いいたします。
【土屋回答 「産業・観光振興」
】
ありがとうございます土屋龍一郎でございます。産業観光政策についてお話をしたいと思います。
長野市の観光について取り組まなければいけない課題は二次交通です。
今ハブという話もありましたけれども長野駅まで来た後に、どのような交通を、手段をとるかとい
うことです。
例えば戸隠までスキーに行こうと思ったときに、バスで行くといくらかかるか皆さんご存知でしょ
うか。
1500 円から 1600 円かかります。
こういったものを家族 5 人で行ったときに、果たして公共交通を使えるかどうか、そういった意味
では、公共交通二次交通の対策が必要です。
また交通系 IC カードの導入は、長野は遅れているというふうに思っております。
また観光とスポーツのスキーとの融合の商品というふうにおっしゃいましたけども、もう既に随分
いろんなものが長野市では販売されているのではないかというふうに思っております。
以上です。
【コーディネーター】
ありがとうございます。
では荻原様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。
【荻原再討論「産業・観光振興」
】
はい加えてやはり日本の文化というのは、例えばお祭りというのは海外の皆さんに大変好評です。
野沢温泉の火祭りなんていうのは日本人の方も多く見られる、みたいと思わせるものですから、そ
ういったやはり日本の文化伝統をですね、
しっかりと海外の皆さんに PR していく、
その情報発信を
しっかりと進めていくことによって、やはりこのコロナの後の誘客を取り組んでいく。
また長野市というのは自然が大変豊かですからそういった自然のフィールドをフルに使って、例え
ば今キャンプブームというふうなお話もあります。私もキャンプ大好きです。家族みんなでこの長
野市の自然を使って遊ぶこともあります。
首都圏から多くの人たち、海外から多くの人たちがこの長野市でのんびりゆったりできるような、
そんな観光振興に全力を傾けたいと思っています。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
それでは次に土屋様テーマの選択等ご発言、
そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。
【土屋スタート討論 「従来市政への評価」
】
ありがとうございます土屋龍一郎でございます。
4 番の従来市政への評価についてお伺いしたいというふうに思います。
先般行われた高校生による公開討論会の中で、
「行政の継続性、安定性をしっかり受け継ぎながら、
問題があればアップデート転換が必要」という発言を荻原さんはされています。
これは問題があると思っているのか、そうでないのかといったことがよくわかりません。
行政の継続性安定性と言うからには、今の市政についての継続性を謳ってらっしゃるのかというふ
うに思いますが、後半は違うことをおっしゃっている。
そんな中で一つのテーマについてお話をお伺いしたいと思います。
それは住民自治協議会のあり方についてです。
11 年目を迎える住民自治協議会は都市内分権ということで、考え出された特有の仕組みだというふ
うに思います。
住民自治協議会という言葉自体は、実は長野市以外ではなかなか使われていない仕組みです。長野
市は 32 地区合併の歴史とともに生まれたこの 32 地区に住民自治協議会を設置しています。この住
民自治協議会と、支所それから区長会、この三つの分担について悩んでいる住民自治協議会がたく
さんいることを、私は歩いて感じています。
その住民自治協議会について荻原さんのお考えを聞きたいというふうに思っております。
なぜならば、この住民自治協議会というものについて、今成り手、それから様々な権限について悩
んでいる人たちがいます。
加藤市長はこの 6 月には、これは大変一つの大きくうまくいっているというような市議会では発言
も聞かれましたけれども、この住民自治協議会についてお話を伺いしたいと思います。
【コーディネーター】
では、荻原様ご回答 1 分間でお願いいたします。
【荻原回答 「従来市政への評価」
】
まず加藤市政の評価、現市政の評価。コロナ・災害対策あるいは農業被害がありましたけども、スピ
ード感を持って迅速に取り組まれたのではないかというふうに思っております。
それを私自身は行政の安定性継続性を進めていきたいと思ってます。
「住自協」につきましては、やはり各「住自協」にご関係する皆さんの負担感があるということは承
知をしておりますし、またこれは皆さんがもっぱら「住自協」に従事されているわけではありませ
んから、いろんな意味で権限の問題などについても現場ではあるという認識を持っています。
やはりこういった「住自協」のこれまでの活動あるいは歴史をしっかりと踏まえながら、そして現
在ある問題課題についてしっかりと地域の皆さんと意見交換をして、どういった体制でさらに進め
ていくのがアップデートしていくのがいいのかっていうことを考えていきたいと思います。
【コーディネーター】
では土屋様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。
【土屋再討論 「従来市政への評価」
】
住民自治協議会についての課題というのは具体的にもう幾つもわかっていることがあるというふう
に思います。
財源の問題、それから権限の問題が一番大きな問題であると同時に、この住民自治協議会という仕
組み自体が法人格を持っていないということが問題になっているかというふうに思いますこれはひ
いては地域の公民館の運営をどうするかといったような現実的な問題にも結びついてくる重要な問
題だというふうに思います。
私は住民自治協議会の問題については、真っ先に手をつけてもいいぐらいの地域の課題だというふ
うに考えています。
この 12 年目に入る住民自治協議会のあり方を再構築することが、都市内分権の新しい形であると
いうふうに思います。これが新しい形で示すことができれば、全国でも長野オリジナルモデルとし
て示すことができますし、そうでなければ改善する必要があると思います。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
続いて 2 巡目に入ります。
それでは土屋様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。
入れ替えの順番でやってまいります。
土屋様お願いいたします。
【土屋スタート討論 「長野市経済の再興」
】
それでは二つ目に長野市経済の再興、2 のお話をもう 1 回してもいいんですよね(司会に確認)、に
ついてお話をさせていただきたいと思います。
先ほど冒頭の私のビジョンの中で時代に合わせてというようなお話をさせていただきました。
その中で「長野市経済の再興」の中に、一つお聞きしたいことがあります。
2024 年の春に、須坂にイオンモールが出店するということが発表されています。
このイオンモールが出店されることについては、長野市の経済界も非常に注目をしているところで
す。
特に商業界の皆さんはどんなような波が起きてくるのかということで、これに対抗することをどの
ようにしたらいいか考えている状態だというふうに思っております。
イオンモールが須坂にできる。
このイオンモールというのはですね、
今調べた中では 15 万 8000 平
米です。これがどのぐらいの大きさというかというと、松本のイオンモールが 6 万 2500 平米です
から、この 2 倍強のイオンモールができてくるという中で長野市の経済というのはこれによって、
どのような影響を与えられるのか、またそれをどのように長野市の経済に、再興に当てていくのか
という話を聞きたいというふうに思います。
イオンモール自体については、実は長野市に過去に出店する計画がありましたが、それを長野市は
進行させないまま終わっていた経過があります。
この中で長野市の経済が復興したのかどうか、それともそうでなかったのか、たらればも含めて考
えなければ、このイオンモール須坂市出店についての検討はしにくいというふうに思います。
ぜひともその事について長野市経済と須坂イオンモールの関連についてお考えをお聞かせいただき
たいです。
【コーディネーター】
では荻原様 1 分間でご回答をお願いいたします。
【荻原回答 「長野市経済の再興」
】
イオンモールができるということは私自身、市民の皆さんの大変脅威、そして経済界の皆さんの脅
威であるということを認識として共有しています。
ただ一方で、では同じようなものを対抗して長野市内に作ろうという思いは、私の中にはありませ
ん。それよりも、今市内にある空いた土地などを活用して、企業誘致を進めていく、あるいは民間の
活力によって、産業団地などを増設していくことによって、新たな産業を作る。新たな雇用を作っ
ていく。そんな取り組みをすすめていきたいと思います。
その上で都市計画を見直していくということは喫緊の課題だというふうに思ってます。
またそしてこの長野市っていうのはやはり善光寺中央通りを通じて歩くことで楽しめる街だと思い
ますので、やはりあの中心市街地に人が住み、若い人たちが例えば勉強する学校をつくる、そのよ
うな形で中心市街地への対策も取り組んでいきたいと思います。
【コーディネーター】
では土屋様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。
【土屋再討論 「長野市経済の再興」
】
イオンモールが出店することについて脅威であると感じている方が多いという話でしたけれども私
はイオンモールができることがもう決まったので、脅威ではなくて、それではどのように生かして
いくのかと前向きに考えることが必要だと思います。
エム・ウエーブの先にイオンモール、今ももう造成しているところを見ればものすごく広いところ
です。そこができたときに、長野駅からエム・ウェーブを通ってイオンモールまでの、あのエム・ウ
ェーブ大通りが大きく変わっていく都市化する可能性があるというふうに思います。
私はあの通り沿いにある農業やってる方は、それを、農業を続ければいいんですが、既に荒廃地と
なったところについての土地の活用、農振地の転用など、長野市行政が取り組むべき仕事があると
思います。
それをもってイオンモールとの、できたことによる長野市の経済の復興を促すことができるという
ふうに思っています。
ありがとうございます。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
では続いて荻原様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。
【荻原スタート討論 「社会インフラ整備」
】
9 番の社会インフラ整備でお願いいたします。
市民の生活に密着している施設、例えば公民館であるとか集会場、あるいは地域の皆さんのコミュ
ニケーション作りの場としてそういったものを生かされていますし、地域の皆さんが集まることで
安全確認ができるという意味でも、地域にとって大変重要な場所をです。
また社会体育施設などは地域の健康をつくる上で、そしてまたスポーツ文化を育む上でとても大切
な施設であることは、言うまでもありません。老朽化した施設をアップデートして、市民の皆さん
が使いやすい施設に。その施設によってはこの先に予定されている国民スポーツ大会に対応できる
施設にしていく必要があると思います。
さらにオリンピックを迎えたこの長野市のオリンピック施設について計画的な長寿命化が現在求め
られているところです。
また長野市を拠点とするプロスポーツチームからの要望や時代のニーズに合わせて、機能の充実な
どを通じて健全な維持管理を進める必要があると考えています。それぞれの施設が真に生きる施設
となるように、大規模スポーツ大会やスポーツコンベンション、または大規模コンサートなどを誘
致することを積極的に進めることが求められており、まさにこの分野、私の得意分野だと思ってお
りますし、トップセールスの部分だというふうに思います。まさに私の出番だと考えています。
今後この市内の社会インフラの中で今お話した施設の改善、改築を進めつつ、老朽化した施設や使
い勝手の悪くなった施設の整理も求められてくると思います。そこでオリンピック施設の有効活用
などについて、何か他にいいアイディアがあるか、お伺いしたいと思っております。
【コーディネーター】
土屋様ご回答を 1 分間でお願いいたします。
【土屋回答 「社会インフラ整備」
】
実はこれについて私は最も大得意な分野です。
株式会社エム・ウェーブの社長として、長野市で一番大きな施設であるエム・ウェーブの管理運営
をしてきました。
あの施設は冬においてはスピードスケート、あるいはフィギュア、アイスホッケーの競技場となっ
ています。このときの観客の動員について私はエム・ウェーブの社長として、ワールドカップが行
われたときに 3000 人以上の記録を作りました。
それと同時に、夏においては、様々なイベントを誘致することでエム・ウェーブが活性化するのみ
ならず、エム・ウェーブで行われるコンサートによって、長野市民が経済的効果を得られるような
イベントを誘致することに成功いたしました。
ジャニーズ系の一つのグループがエム・ウェーブでコンサートをやると、長野市内に 4 億円以上の
経済効果があることを証明いたしました。そういう意味では、これからのオリンピック施設につい
ては十分活用の可能性があるというふうに思っています。
【コーディネーター】
では最後に荻原様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。
【荻原再討論 「社会インフラ整備」
】
オリンピック施設についてはやはりこれから長寿命化に伴って市としても大きな負担感が増してい
く施設です。とはいってもやはりこれだけ大きな施設がある都市は他にはないというふうに考えて
います。
この施設をどういうふうに活用していくか加えて更に申し上げますけども、やはりこれから世界的
な大規模スポーツイベントを招致して首都圏から多くのお客様に、あるいは世界中から多くのお客
様に見に来ていただく、いわゆるショービジネスの地点、町としてこの施設はフルに有効活用して
いくということをこれから積極的に進めていきたいと思っておりますし、まさにそういったスポー
ツイベントを誘致するスポーツ関係者、非常に多い私ができるからこそ、この施設を有効活用でき
るというふうに考えてます。
この大規模施設をどれだけ使えるか私のアイディアはたくさん持っています。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
続いて 3 巡目に入ります。
今度は荻原様テーマの選択とご発言、そして質問を 2 分間でお願いいたします。
【荻原スタート討論 「スポーツ振興」
】
はいそれでは 8 番のスポーツ振興をお願いしたいと思います。このスポーツ振興、これこそ私のま
さに真骨頂です。
スポーツを通じた元気で明るいまち作り。これは本当に私にしかできないいう分野だと確信してま
す。国会議員時代にスポーツ振興法という新しい法律をバージョンアップして、スポーツ基本法と
いう新しい法律を作りました。この新しい時代に新しい法律を作るというそのプロジェクトチーム
の一員として活動をして参りました。
現在の政府のスポーツ推進の基礎となっておりますし、
現在スポーツ庁というのがありますけども、
そのスポーツを創設の出発点となった法律を作りました。その経験や法律の概要を熟知している私
の夢が、やはりこの長野市から世界に羽ばたく選手を輩出することです。
やはり 98 年長野オリンピックを迎えた町です。
だからこそこのまちから世界に通用する、
そしてオ
リンピックで通用するそんな選手を輩出していきたいというふうに思ってます。
具体的には少年団活動を活発化させさせていきたいと思っておりますし、
また働き方改革などで今、
学校の部活動がやや停滞気味、鈍り気味々ですので、部活動を総合型地域スポーツクラブへシフト
するあるいはまた外部指導者を導入することによって、この学校の運動部活動を活性化させるとい
うことを推進していきたいというふうに思っています。学校や教育委員会との協力が必要になりま
す。
そしてまた、市内にはプロスポーツチームがあります。そのスポーツチームも本物の選手たちと、
子供たちをつないで夢を大きく膨らませていきたいと思ってます。だからこそプロスポーツチーム
の活躍を後押ししていきたいと思ってます。長野から世界へスポーツで元気な町を作りたい。この
ことについていかがでしょうか。
【コーディネーター】
では土屋様ご回答を 1 分間でお願いいたします。
【土屋回答 「スポーツ振興」
】
ありがとうございます。土屋でございます。スポーツ振興についてお話をさせていただきたいと思
います。
まず、来年行われる北京での冬のオリンピックに、既にスピードスケートでは、長野市出身の選手
がエントリーすることが見込まれています。
既にオリンピック選手が長野から出る、これは 98 年長野オリンピックの以降にスピードスケート
のクラブができて、そこで育った選手が来年ついに花咲くということでございます。これからでは
なくてもう既にそういう選手たちがいるということを長野市の人たちは、なかなかこのことを知り
ませんが、実は小平奈緒選手も今長野市民であります。
既にそういった選手がいるということを認識したいと思います。
また、私は長野市のスポーツ協会の会長を務めていました。長野市の外郭団体であるスポーツ協会
と連携することで、各種のスポーツがこれから活性化することができるというふうに思っておりま
す。
それをもってスポーツ振興は進められると思います。
【コーディネーター】
最後に荻原様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。
【荻原再討論 「スポーツ振興」
】
はい日本オリンピック委員会や長野県のスポーツ協会の理事などを務めた経験も踏まえてですね、
申し上げますが、2030 年に、現在、札幌が冬季オリンピックの招致に向けて活動しています。
この 2030 年の札幌冬季オリンピックが招致された際には長野市にあるそり競技場スパイラルを使
うということが約束されています。私はこのスパイラルを使うだけではなくてやはり他の種目につ
いても、
同時に長野市に招致することによって、
2030 年札幌の冬季オリンピックが招致された際に
は複数の種目がこの長野市で行われる。そしてまた、あの感動が再びこの長野市によみがえるよう
な、そんな取り組みを進めていきたいというふうに思ってます。
やはり子供たちの夢を作るのは私達大人です。町です。皆さんと一緒に夢を作っていきたいと思い
ます。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
続いて土屋様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。
【土屋スタート討論 「台風 19 号災害の復興・防災」
】
土屋龍一郎です。では 5 番の台風 19 号災害の復興・防災についてお伺いしたいというふうに思い
ます。
長野市は最近、復興の公営の住宅についての建設について断念するといった発表しております。こ
れについて私が調べておりましたところ、いろいろな議事録を見る中では、長野市は長野市として
様々なアイディアを提案しているんだけれども、それがなかなか住民に届いていない。住民の皆さ
ん特に被災している方々についての思いが長野市に届いていない、すれ違いの結果、今この状態に
なっているというふうに思っております。
災害の復興、住宅について断念したのであれば、それについての了解、あるいは納得を得るような
次のステップが必要だと思いますけれどもそれはもうすぐにやらなければいけないことになるかと
いうふうに思います。
災害復興住宅についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
なぜならば私は 2019 年 19 号
災害のときに、あの災害が起きた 3 日目から泥かきのボランティアをさせてもらって、あそこにず
っと張り付いていました。
またそれ以降も、被災した皆さんに寄り添っているボランティアの皆さんとともに連携をとって、
この 2 年間を過ごしてまいりました。
その中ではまだまだ台風 19 号災害については復興どころか復旧もままならぬ状態である場所があ
るというふうに思います。
災害復興住宅についてどのようなお考えか、また、これについてどのような政策を持っているのか
お伺いしたいというふうに思っております。
よろしくお願いします。
【コーディネーター】
では荻原様ご回答を 1 分間でお願いいたします。
【荻原回答 「台風 19 号災害の復興・防災」
】
台風 19 号、
大変大きな被害を受けました。
被災された皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思
っています。
私も泥出しの作業ボランティアあるいは流されてしまった写真を洗浄してまた手元にお返しすると
いう洗浄ボランティア活動にも参加をさせていただきました。そのような背景の中で先日、災害公
営住宅の決定が市から出されました。
これまで長くご議論されてきた上での結果だと思いますので、
まず私はその結果については尊重をしたいというふうに考えています。
その上で引き続き被災された皆さん、地域の皆さんの心に寄り添いながら対策を進めていきたいと
いうふうに考えておりますし、今後、長沼には防災ステーションができたり、豊野には交流センタ
ーなどができます。
そういったものを活用しながら、地域コミュニティが絶対に壊れないような、そんな取り組みを進
めていくことが必要だと考えています。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
最後に土屋様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。
【土屋再討論 「台風 19 号災害の復興・防災」
】
私はこの問題については引き続き話をしていく必要がある課題だというふうに思っています。住民
との対話について、再度話し合う場を設けることが必要だというふうに考えています。
結果を尊重することは大切ですけれども、これまでの経緯の中から見ると、すれ違っている部分が
非常に多く感じるのが議事録を見た私の感想です。
また災害の現場に行ったときに、本当にこの現場をどうしていくのかについて、今おっしゃったセ
ンターも含めて、もう一度考え直さなければいけない、そういった時点にあるというふうに思いま
す。
災害に遭った方に寄り添うと同時に、
市の姿勢について理解していただくようなこちらからの、
寄り添っていただけるような、そのようなテーブルをもう一度持つことが必要だと私は思っており
ます。
ありがとうございました。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
これにてクロストークを閉じさせていただきます。
以上でご用意しました討論が全て終了いたしました。
立候補予定者の皆様には、本日取り上げたテーマ以外にも主張したいこと、そしてお考えの政策が
あるものと考えます。そこで、本日最後の発言機会として、各立候補予定者からそれぞれ 3 分以内
で内容を限定しない最終演説の機会を設けさせていただきます。
会場の皆様、それぞれのご発言の最後に拍手をお願いいたします。
ではまず土屋様、最終演説をお願いいたします。
【土屋最終演説】
本日はこの公開討論会の場をいただきましたことを心より感謝を申し上げます。
私は 4 年前にこんなもんじゃない長野市、長野市はもっともっと元気になれる底力があるというこ
とを信じて立候補しました。
残念ながら当選することができませんでしたけれども、今のやっぱり長野市の底力はこんなもんじ
ゃない、もっともっと長野市は強くなれると思っています。そのためには転換が必要だというふう
に私は思っています。変化を求めている市民住民の皆さんの意向を汲むためにも転換の時代だとい
うふうに思っています。
私が考えている転換は、これまで手をつけてきた様々な案件にあるのではなく、これまで手をつけ
られなかった、あるいは積み残してきた案件にこそ答えがあるのではないかというふうに思ってお
ります。
例えば公共交通問題、都市内分権の問題、中山間地域の問題、防災の問題、子育て支援の問題、財政
問題、おそらくそれぞれの長野市内の部局には積み上げられた棚上げされた案件がたくさんあるの
ではないかというふうに思っております。
市民は市庁舎に対して、いろいろやってもらいたいと思っているけどなかなか答えが出ないと言っ
ていることを見れば、やはりそういったことに手をつけることが、私は転換だというふうに思って
おります。継続するべきことはすべきですけれども、転換すべきことをまず転換することが必要な
時代だというふうに思っております。
目指す市政としては、市民、住民の気持ちに寄り添う。事件、あるいは課題は現場で起きている。現
場に行き、市民のお話を聞くとともに、素早く新市政に反映することが必要だというふうに思って
おります。
最後になりますけれども来年の御開帳についての私の考え方をお話しいたします。
来年の御開帳の成功とは何か。賑やかさではなく、安全安心の中で御開帳が行われることが、来年
の御開帳が末永く歴史に残る御開帳になるというふうに思っています。
そのためには大縁日について 1 億 5000 万程度の予算をかけていますけれども、それよりも時代に
合わせた御開帳のコロナ対策、あるいはおそらく来年は自動車で来る方々が増える御開帳になると
思います。そのためには、交通政策として、今一億 8000 万予算を組んでいる交通政策に、さらに
大縁日で使おうとしているものの予算の中から、縮小した分をこちらに当てて、来年の御開帳は大
成功に導きたいというふうに思います。
以上です。ありがとうございました。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
では続きまして荻原様、最終演説をお願いいたします。
【荻原最終演説】
最後に皆さん、青年会議所の皆さん、またこちらご主張をされている皆さんとともに未来を語りた
いというふうに思ってます。
その未来、私は 2046 年に皆さんと一緒に目を向けてみたいなっていうふうに思います。
青年会議所の皆様の中には会社を経営されてもう既に社長さんになられてる方もいらっしゃると思
いますが、
2046 年になれば多くの方々が社長さんあるいは会長さんという、
そういった社内での要
職に就かれているのではないかなというふうに思ってます。
さてでは 2046 年は何が起きているのかということなんですが、これは新幹線が環状線になるとい
うことです。東京、金沢、大阪、名古屋といった大都市圏と結ばれる新幹線が一周するということで
すね。山手線のような状況になる。
そのときに、では長野市が県都の顔としてやはり存在感を増しておくということが大変必要ではな
いかなというふうに思います新幹線が必ず停車してくれるその駅が長野市である。
長野市が長野駅を通過してしまわないようにこの長野市の顔、県都長野市がこの県の顔として存在
意義を増しておく必要があるというふうに思っています。そのためにもこのまちづくり、これから
のまちづくりは、特にその青年会議所の皆さんのような若い皆さんのエネルギーと発想が必要だと
いうふうに考えています。
これからの時代を担う青年会議所の皆さん、皆さんの意見を反映させたまちづくりは必要というふ
うになってくるんじゃないでしょうか。
現在 2021 年ですから 2046 年新幹線が解除環状線になるまで、25 年という歳月はあります。でも
考えてみてください、みなさん。98 年長野オリンピックからもう既に 23 年が経ちました。あっと
いう間です。23 年間、あっという間でした。ですから 25 年というのはあっという間に来ると思い
ます。
そのときこそ長野市がこの県都長野市としてふさわしい街にすべきではないかというふうに思って
おりますし、それこそ皆さんの活力がまさに必要だというふうに思ってます。
私としては先ほどお話した、スマートシティ推進都市をつくっていく、あるいは大都市圏から今度
は多くの学生たちがこの長野市に学びに来る、またその学びを通じて新たな価値が生まれて、また
新たなビジネスが生まれていく。そういった新たな交流や何かが芽生えるような町にしていく、そ
んなことを夢見ていきたいと思ってます。
青年会議所の皆さん、視聴者の皆さんと夢を実現させていきましょう。
【コーディネーター】
ありがとうございました。
以上で本日の公開討論会の全ての内容を終了とさせていただきます。

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令和3年長野市市長選挙立候補予定者公開討論会 (つちや龍一郎 vs おぎわら健司)

  • 1. 令和3年長野市市長選挙立候補予定者公開討論会 【日時】令和3年10月18日(月)19:00~21:10 【コーディネーター】小宮山 知紗氏(フリーアナウンサー) 【主催】公益社団法人長野青年会議所 公益社団法人南長野青年会議所 ※ ソース: https://www.youtube.com/watch?v=f27r9uqe474 テキスト化: 小泉一真(長野市議) テキスト化は個人の資格で行なったものであり、 討論会内容について正確性を担保 するものではありません。正確な内容については、必ず上記ソースを参照してくだ さい。このテキストを引用する場合は、引用元 URL として https://www.slideshare.net/kazumakoizumi1 を明示してください。 【コーディネーター】 自己紹介の後に、皆様それぞれ拍手お願いいたします。 それではまず土屋様、よろしくお願いいたします。 【土屋自己紹介】 皆さんこんにちは。私の名前は土屋龍一郎です。 よろしくお願いいたします。 1961 年 9 月 16 日生まれです。私は長野市の三笠幼稚園、朝陽小学校に入学し、信州大学教育学部 付属長野小学校を卒業、中学校卒業、その後長野高校第 32 回生として卒業しました。 東京の成蹊大学法学部法律学科を卒業した後、いったん東京で就職しましたが、その後、父の仕事 の関係で長野に戻ってまいりました。 長野では六つに及ぶ職種を経験いたしました。 臨床検査業、それからブティック、ケーキの製造、居酒屋、それから語学学校、そののちに長野市長 の鷲澤市長に請われ、エム・ウェーブの社長に就任いたしました。 私の経歴、この六つの職業を得たことで、広い見地を得ることができたというふうに思います。 その他にも私は長野で社会的な活動に様々関連関係をしてまいりました。 長野パルセイロの設立、信濃グランセローズの設立に関わり、スピードスケートを擁する長野市ス ケート協会の理事長を務めています。 その他にも、1998 年長野青年会議所理事長を務め、2001 年には日本青年会議所の会頭を務めるに 至りました。 スポーツに限らず様々な文化の分野でも、私は様々な関係を持っています。 茶道裏千家淡交会の役員をする傍ら、古典芸能界の役員また、善光寺木遣りの資格者として今活動 をしております。また災害に関しては防災士として勉強しております。 経歴以外にも様々な社会活動をすることで、私の見地が横に広がるとともに、深く深く広がってき たことを感じております。 その中で、今長野市こんなもんじゃないぞ、私の育った長野市はもっともっと元気になれる。 そのことを念頭に 2017 年、長野市長選挙に挑戦をいたしました。 残念ながら私の力不足で、当選することはできませんでしたが、今回は 2 回目の挑戦となります。 私のこれまで経験してきたこと全て、それからこの 4 年間の浪人生活の中で学んできたこと全てを 生かして、この長野市長選挙に挑戦し、当選した暁には、長野市が元気になるように活動したいと いうふうに思っております。 どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 【コーディネーター】
  • 2. ありがとうございます。 次に荻原様よろしくお願いいたします。 【荻原自己紹介】 私の名前は、荻原です。今日はよろしくお願い致します。 さて、私荻原健司です。 本日はこちらの討論会に参加させていただき、ありがとうございます。 私、出身は群馬県の草津温泉というところなんですが、この長野市にやってまいりまして、およそ 30 年が過ぎようとしております。 現在は小学校一年生から中学校 3 年生までの子供 4 人、そして妻の母親、おばあちゃん、一緒に家 族 7 人で石渡で暮らしております。 特に長野市では 98 年長野オリンピックを開催していただきました。 あの大きな舞台を長野市の皆さんが作っていただきました。 あの大きな舞台で私は日本選手団の主将を務めることができあの素晴らしい大会で思う存分戦うこ とができました。 その感謝の気持ちを込めて、そして今度は私が大勢の市民の皆さんを応援したいというそんな気持 ちを大きく持っています。 さて私はこれまで子供の頃からスポーツの舞台で活動してきましたけれども、そのような中、オリ ンピック選手、そしてオリンピック指導者として指導者としては、オリンピックメダリストを輩出 することもできました。 またつい先日まで、長野県の教育委員を 2 期の途中で辞任をしましたけども、勤めておりました。 その意味で非常にスポーツだけでなく教育行政に大変明るいというふうに自信を持っております。 また少し前に参議院議員、いわゆる国会議員として活動していた時期もありました。当時、経済産 業大臣政務官という内閣の一員としても活動をしました。中小企業、小規模事業者対策などにも取 り組んだ経験がございます。 そういった経験や人との繋がりをフルに生かすことによって、この長野市の未来を絶対に良い未来 に作っていける、そういう自信を持っています。 改めてこの長野市で育てていただいたその感謝を、今度は自分がそのお返しをする番だという思い で今、気持ちはあふれています。 今日この後、私の思いや政策などについてお話をさせていただきます。本日は皆様、どうぞよろし くお願い致します。 【コーディネーター】 それでは、これより討論会に入っていきたいと思います。 まずは一つ目のトークテーマ、 「私が描く長野市のビジョン」です。 討論の最初に各立候補予定者がこのまちの未来について、どのようなビジョンを描いているのか、 総論的にお伺いしたいと思います。 そしてお二方発言の際は着席のままで結構です。そしてもし差し支えがなければ、マスクを外して いただいても大丈夫ということなので、よろしくお願いいたします。 では、テーマ 1 について、まずは土屋様 3 分以内でご発言をお願いいたします。 【土屋「私が描く長野市のビジョン」 】 土屋龍一郎です。 よろしくお願いいたします。 私は 2017 年に第 1 回目に私の市長選挙の挑戦が終わりました。 その後 4 年間浪人生活の中で、長野市内 32 地区を隅々まで歩き回りました。 その中で長野市民住民の皆さんの意見を聞いてまいりました。 それを合わせたものが私の長野市のビジョンです。 今長野市民、長野の住民が感じていること、考えていることは、長野市は変わらなきゃ駄目だ。長野
  • 3. 市は変わっていかなきゃ駄目だという意見が一番多かったことを感じます。 これまで長らく暮らしてきた人も若い人もこれからの夢を見ている学生たちも、今の長野市だけで は駄目だ、転換を求めているということを感じました。 そこで私は 3 つのビジョンを掲げました。 一つ目、子育てしやすいまちへ転換することで、少子化に歯止めをかけ、人口減少問題に真っ向か ら立ち向かおう。これが一つ目です。 二つ目には、経済の活気のある街へ。2019 年 19 号災害、それに続くコロナ禍において長野市の経 済は非常にダメージを受けて疲弊しています。この経済を立て直すことがこれからの長野市が元気 になるための二つ目のビジョンです。 三つ目は危機管理の高い街へ。私は 2001 年 9 月 11 日の同時多発テロが起きたときに、不幸なこ とに、 ニューヨークに在住しておりました。 そのときにニューヨークであのテロに遭ったとき以来、 危機管理という言葉については敏感になっています。危機管理で一番大切なのは情報の収集能力、 それから情報を正確に伝達する能力です。 台風 19 号災害以降、 この危機管理について敏感になって いる長野市民そして長野市にとって、災害は忘れる前にやってくると言われているこの未曾有の自 然災害が押し寄せてくる時代において、危機管理能力の高いまちにする防災意識の高いまちにする ことが私の私の三つ目のビジョンです。 加えて最後にこのコロナ禍において、このコロナ禍をどのように私達全員で生き抜いていくのかと いうテーマが大切だというふうに思います。 私達が幸せな人生を歩めるように、私達の子供たちがより豊かな人生を歩めるように、そして、こ れから生まれてくる子供たちが豊かで長野市を愛することができるように、私は長野のビジョンを 描いていきたいというふうに思っております。 どうも、ありがとうございました。 【コーディネーター】 ありがとうございます。 (略) 次に荻原様、同じく 3 分以内でご発言お願いいたします。 【荻原「私が描く長野市のビジョン」 】 続いて「私が描く長野市のビジョン」について申し上げたいと思います。私が描く未来の長野市の 姿、ビジョン、それは健幸増進都市長野です。 健康というのは私が作った造語ですけれども、健康、いわゆる健やかですね。そして幸せと書いて 健幸です。健やかに幸せを感じることのできる都市が私の描く長野市のビジョンです。 世界の長野として輝く健幸増進年を実現していきたいと思ってます。 そこでビジョンを現実のものとするために、このたびの私の政策の 3 本の柱は守る、育てる、輝く としています。 守るは感染症から守る、自然災害から守る、子供・高齢者を守る、です。 育てるは子供たちの夢を育てる、産業文化を育てる、です。 輝くは世界のナガノとして輝く、女性・高齢者全てが輝く、です。 長野市は少子高齢化、人口減少社会にあって、税収の減少、社会保障費の増大など、市政の舵取りが 難しい状況になります。 そのような中、台風災害が発生し、多くの人たちが被災され、普段の生活が取り戻せない中、新型コ ロナウイルス感染症が猛威を振るい、私達の暮らしは二重の困難にあり、まさに有事のときです。 長野市の将来未来を見据えたときに、今まさに時代の転換期を迎えていると言えます。今後、長野 市を取り巻く社会経済情勢は大きく変化しており、デジタル技術の急速な進展や経済のグローバル 化、少子高齢化といったポストコロナの時代に産業構造や雇用形態、就労形態が大きく変わろうと しています。そのような変化をしっかりと捉えて、的確に対応していくことが、未来の夢や希望、そ して市民の皆様の健康で幸せを大きく育んでいく、健幸増進都市のまちづくりのために必要となる と思います。
  • 4. その上で高齢者の活躍支援、男女共同参画、誰もが輝きを実感できる社会をつくる必要があるとい うふうに思います。 また、デジタル技術の発展による市民生活の利便性の向上や、新たな産業が生まれることにより、 活気に満ちた経済のもと、若い人たちもまた、このまちで活躍できる環境を整えていくことが必要 です。 今こそみんなで力を合わせて健幸都市長野を作っていきましょう。 ありがとうございました。 【コーディネーター】 ここまででテーマ 1 は閉じさせていただきます。 続きまして、テーマ 2「少子高齢化・人口減少問題」についてです。 長野市においても、少子高齢化、人口減少は他の地方都市と同じく大きな課題となっています。こ のまちの未来を担う若い世代を街に増やし、 持続可能なまちをつくるためにはどうすればよいのか。 皆様の政策をお聞きしてまいります。 先ほどと同じく発言時間は 3 分間です。 ではテーマ 2 について、今度はまず荻原様ご発言をお願いいたします。 【荻原「少子高齢化・人口減少問題」 】 「少子高齢化・人口減少問題」についてお話を進めていきたいと思います。 少子高齢化、人口減少が進む右肩下がりの時代を迎える中、私の大好きな長野市をもっと元気にし たいと考えています。人口減少がもたらすものとして懸念される最たるものは、やはり税収の減少 ではないでしょうか。 これは国も同じですけれども、税収が減少する中で、限られた予算をどのように大切に使うかが重 要であるというふうに考えています。 将来世代に負担を先送りすることないような財政運営が求められていくと思います。 少子化を食い止めるためにも、子供が育てやすいまちにしたいと思っています。そこで、育児の悩 み、発達に関すること、様々なこどもをめぐる問題に課題に対して相談が必要な方のために、 「子育 て総合支援センター」といったものを開設したいと考えています。 今子供 4 人を育てているので、保護者の気持ちはよくわかっているつもりです。未満児の保育環境 の改善や保育士の確保などにしっかりと取り組んでいきたいと思ってます。 また、共働き社会にあって児童館であるとか、放課後は子供プラザの環境や質の向上にしっかりと 取り組みたいと思ってます。そのためにも子供総合支援の新組織の立ち上げが必要ではないかとい うふうに考えています。 高齢化で必要とされる対策は高齢者の体力や維持介護に頼らない健康な体作りだと思います。生き がい作り、地域包括ケアシステムをはじめ、介護体制の充実に取り組んでいきたいと思います。特 に私の得意分野である運動スポーツを通じてフレイル予防などに取り組んでいきたいと思ってます。 また具体的には、地域コミュニティーの維持を含めて、ラジオ体操なども有益ではないかなという ふうに考えています。 人口減少については特に中山間地対策、これは大変必要だというふうに思っております。 医療であるとか、公共交通機関が失われないような対策をとることが必要だというふうに思います。 特に里山から人がいなくなってしまうというのは、豊かな自然が失われてしまう。 山が荒れる保水力が低下するということは、災害の危険性も増すということですから、この対策を しっかりとることが必要だというふうに思います。またさらに観光資源を開発して、関係人口、交 流人口を増やし、移住や定住に繋げていく施策を打つことが必要だと考えています。 そのヒントは、私が世界中の国や地域に出かけ、そこに暮らす人々の暮らし、産業、経済をたくさん 見てまいりました。その視点こそがヒントだというふうに考えています。 長野市の課題の解決のために生かせる、いうふうに自信を持っています。以上です。 【コーディネーター】
  • 5. ありがとうございます。 次に土屋様、ご発言をお願いいたします。 【土屋「少子高齢化・人口減少問題」 】 土屋龍一郎です「少子高齢化・人口減少問題」についてお話をさせていただきます。 一言で言うと、人口ピラミッドの再構成です。 今、ひしゃげた形になっている人口の動態、これについてピラミッドをもう一度再構成できるよう な形での少子化対策をしていくことが必要だと思います。 だいたい人口の 1%ぐらいの赤ちゃんが生まれてくることが一つの目安とされています。 その 1%をキープすることができれば、人口ピラミッドが戻っていくと思われてます。 今 37 万人の長野市の中で 3700 人の赤ちゃんが望まれているわけですが、 1 年間に生まれてきてい る長野市の赤ちゃんは 2400 人です。6 年前に 3000 人だった赤ちゃんが急激に減少しています。 まず少子化対策については、この具体的な策を出さなければいけません。これまで長野市を歩いて きて保護者の皆さんにお話を聞いていた中で二つの大きなポイントがあります。 一つは経済的な負担が大きいこと、 二つ目には精神的な負担が大きいこと。 このことで、 2 人目 3 人 目の赤ちゃんを産み育てることを躊躇してしまう。あるいは 1 人目の赤ちゃん産むことでさえ躊躇 してしまう家庭、若い方がいらっしゃるということがわかりました。 ご結婚されない方、また結婚しても、あるいは様々な理由でお子さんを持つことを望まれない方が いる中では、可能性のある方々には、3 人以上の赤ちゃんを産むことを後押しできるような対策が 必要だと思います。 経済対策として私は三つのゼロという政策を出しています。 一つは、0 歳児の赤ちゃんのオムツ、あるいはその同等品を市が供給すること、負担すること。 二つ目には、18 歳までの医療費を市が負担すること。 三つ目には、小中学生の給食費を段階的に 0 円にしていくこと。 このことで経済的な負担を減らしていけるというふうに思っております。 さらに精神的な負担のケアについては、例えばオムツ代のことについて言いますと、オムツをそれ ぞれの家庭に配達するとともに、その家のお母さん、それから子供の健康状態を聞いて、それの相 談に乗るといったような仕組みです。この三つの仕組みについては真新しいことのように思われま すが、日本国内 1718 の自治体の中で 90 の自治体が、これらの政策を打つことで、少子化に歯止め をかけている前例のある政策です。 長野市はまだ手をつけていませんが、これに手をつけることで、赤ちゃんを産みやすく育てやすい 環境をつくるというふうに信じています。 以上私が考えております少子化の対策です。 ありがとうございました。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 続いて三つ目のトークテーマに参ります。 「長野市経済の再興」についてです。 現在の新型コロナウイルスの影響が続いています。想定外の脅威により疲弊した長野市経済をどの ように再興、回復させていくのか、お聞きしてまいります。 発言時間はそれぞれ 3 分間です。 では土屋様の発言をお願いいたします。 【土屋「長野市経済の再興」 】 ありがとうございます。土屋龍一郎です。 「長野市経済の再興」についてお話をしたいと思います。 台風 19 号災害による様々な経済的な疲弊は大変大きなものがあります。 まずは観光業に対しては、インバウンドも含め一切の観光が下火になってしまったことによる大打 撃があります。またその影響もあって、長野市内の経済の循環が滞ってしまったということがあり
  • 6. ます。 これについて対策について私は三つのピラミッドとして捉えて行きたいと思います。 それは何かというと、 いざというときのリスク管理も含めて、 地域循環型経済を確立しておくこと、 地域の中で地域の経済を循環する仕組みを作っている上に観光収入、そしてそれと同時に長野市の 物産特産品などを売買することによる外からの収入を得るこの三つの仕組みで経済を整えることが 大切だというふうに思います。 今回のコロナの中で、買い物に出かけることが億劫になってしまった方々もいらっしゃいましたが、 自給自足をしている人たちの中には、生活がそのまま、まだ困窮に至らないといった人たちもいら っしゃいました。 つまり自給自足できる地域循環型経済があった上に、観光収入、そのほかに売買ができるというよ うな仕組みを作ることが長野市の経済の再興だというふうに思います。 今回、コロナ禍において、様々長野市内の飲食業の変化が起きました。どんな変化かというと全国 の展開しているチェーン店の皆さんは、リスク管理のために店舗を縮小し、長野から撤退する業者 さんもいらっしゃいました。その中で長野市の飲食業の経済を支えたのは、地元出身の地元の飲食 業の方が多くいらしたことです。地元に根を張り、地元を愛している人たち、この人たちの中で経 済が回ることは大切です。 これは飲食業だけに限ることではありません。60%を超える長野市のサービス業全体がお互いに助 け合いながら長野市の経済を支えている。 また、農業工業においても、この地域内で経済が回ることで、今後 with コロナあるいは今後起きて くる災害に対応するためのリスク管理としても、強固な経済を再興することができるのではないか というふうに思っております。 またこの時代に合わせたこの経済体制というのは、これから時代の変化が起きてくることに合わせ て、様々対応を送っていくことが必要だと思います。 この件についてはまた後ほどのコーナーでお話をしたいと思います。 以上です。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 次に荻原様、お願いいたします。 【荻原「長野市経済の再興」 】 「長野市経済の再興」喫緊の課題としてはまた短期的に取り組むべきとして長野市の経済はコロナ 災害で大きな打撃を受けていますから、まずは特に飲食店様、観光産業に携わっている皆さん、サ ービス業に携わる皆さん、本当に苦しい思いをされてます。国、県、市が一体となって様々な支援を 継続的に行って、このまちから商売が消えないようにしなければいけないというふうに考えていま す。まずそのためにもまずはワクチン接種を、医療関係者の皆さんとの強力なチームワークで、や り抜くことが必要だというふうに思います。社会経済活動が動き出せるような環境を整えていくと いうことが必要だというふうに思います。そのためにも感染症対策チームというものを編成して、 医師会などとの、あるいは医療従事者の皆さんと連携強化して、医療面で今後に備えるということ が、経済活動の基盤になるというふうに考えてます。 そこで経済刺激策の起爆剤としては、やはり来年 1 年ですね、延期されました来年の善光寺さんの 御開帳、そしてまたオリンピックのメダルセレモニーが行われたセントラルスクエアで開催される 日本一の大縁日、これが経済の起爆剤として、私はこの御開帳と大縁日をセットにして、起爆剤と して取り組む必要があるというふうに思ってます。 これ特に経済界からの大きな期待があることは言うまでもないところだというふうに思ってます。 そして中長期的には、やはりあのスマートシティ推進事業を強力に進めていくということが町の経 済再興の柱になるというふうに考えています。 現在市内企業を中心に 40 社以上の企業が参加していますので、その企業のネットワーク作りが長 野市の未来にかかっているという認識を持っています。
  • 7. また新たなビジネス展開を支援して、私自身が営業マンとなって、IT 関連企業の誘致促進を図って いきたいというふうに考えています。トップセールスというのは私の得意分野としていきたいと思 っています。 そしてまた信州 IT バレー構想の推進であるとか、スタートアップ推進事業による IT 関連を中心と した新規企業の育成を図っていきます。IT 人材の育成を同時に取り組みたいと思います。 そしてトップセールスといえばやはり長野市のおいしいものを世界中に紹介してお買い求めいただ く、これも長野市の農業発展のために、トップセールスでチャレンジしていきたいというふうに思 ってます。特にこれから長野市、仕事・雇用を増やしていくことをしっかりとチャレンジをしてい き、県都長野市こそは県内経済界を引っ張っていくという気概で取り組んでいきたいと思っていま す。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 これにてテーマ 3 を閉じさせていただきます。 ここまでは事前に用意した三つのテーマについて、各候補者のお考えを伺いました。 ここからは複数の討論テーマの中から各候補者に選択をしていただき、そのお考えと、もう 1 人の 候補者への質問、質問へのご回答、そして再度のご主張というクロストークを行っていきます。 用意した討論テーマはこちらです。 「少子高齢化対策」 「長野市経済の再興」 「新型コロナウイスル対策」 「従来市政への評価」 「台風 19 号被害の復興・防災」 「多様性の尊重」 「産業・観光振興」 「スポーツ振興」 「社会インフラ整備」 これらの九つのテーマの中から一つを選択し、まず 2 分間でご発言および他の候補への質問をお願 いいたします。 質問を受けた方は一分間でご回答ください。 最後に質問者から 1 分ご発言をいただき、これを一つのセットとして行い、各候補、3 巡したいと 思います。 それでは初めに荻原様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたしま す。 【荻原スタート討論「産業・観光振興」 】 ありがとうございます。 まず私は産業観光振興をテーマとして捉えさせていただきます観光振興については、まずこの長野 市だけではなくて、広域で取り組むという必要があるというふうに考えています。 皆さんご承知の通りだと思いますけども、コロナの前、冬の長野駅には海外の旅行者がたくさん溢 れているという状況をご存知だというふうに思ってます。 海外のお客様がですね、パウダースノーを求めて、志賀高原であるとか、野沢温泉、また白馬村とい ったスキー場にでかけてまいります。 長野駅はハブというふうになっているわけなんですが、そういったスキー場のある自治体と協力し て、やはりスキーだけでなく、例えば長野市の観光資源をセットにした旅行商品であるとか、旅行 案内を PR すべきではないかなと考えています。 広域で集客を図って、広域を回遊することによって多くの観光客の皆さんが訪れる町・地域にして いくということが必要だというふうに思っております。またこういった分野は、やはりあの世界中 のウィンターリゾートをたくさん見てきた私だからこそできる施策だというふうに思っております し、またスキー場を抱える自治体の町長さん、村長さんとも大変なかよくさせていただいてますの で早急に取り組める課題だというふうに思ってます。 この北信エリアを広域で元気にしていく、例えば山でスキーを楽しんだら、今度は里で長野市でお いしいものを食べるなど、その可能性の大きさに夢をもって取り組んでいきたいというふうに考え ています。海外のお客様目線で見れば、日本の文化っていうのは全て魅力的に映りますから、例え ばお祭りであるとか、 花火大会などというものを PR すれば、 雪のない時期の集客にもなるというふ うに思ってます。
  • 8. そこで観光振興についてのお考えをお伺いしたいと思っています。 【コーディネーター】 ではご回答土屋様 1 分間でお願いいたします。 【土屋回答 「産業・観光振興」 】 ありがとうございます土屋龍一郎でございます。産業観光政策についてお話をしたいと思います。 長野市の観光について取り組まなければいけない課題は二次交通です。 今ハブという話もありましたけれども長野駅まで来た後に、どのような交通を、手段をとるかとい うことです。 例えば戸隠までスキーに行こうと思ったときに、バスで行くといくらかかるか皆さんご存知でしょ うか。 1500 円から 1600 円かかります。 こういったものを家族 5 人で行ったときに、果たして公共交通を使えるかどうか、そういった意味 では、公共交通二次交通の対策が必要です。 また交通系 IC カードの導入は、長野は遅れているというふうに思っております。 また観光とスポーツのスキーとの融合の商品というふうにおっしゃいましたけども、もう既に随分 いろんなものが長野市では販売されているのではないかというふうに思っております。 以上です。 【コーディネーター】 ありがとうございます。 では荻原様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。 【荻原再討論「産業・観光振興」 】 はい加えてやはり日本の文化というのは、例えばお祭りというのは海外の皆さんに大変好評です。 野沢温泉の火祭りなんていうのは日本人の方も多く見られる、みたいと思わせるものですから、そ ういったやはり日本の文化伝統をですね、 しっかりと海外の皆さんに PR していく、 その情報発信を しっかりと進めていくことによって、やはりこのコロナの後の誘客を取り組んでいく。 また長野市というのは自然が大変豊かですからそういった自然のフィールドをフルに使って、例え ば今キャンプブームというふうなお話もあります。私もキャンプ大好きです。家族みんなでこの長 野市の自然を使って遊ぶこともあります。 首都圏から多くの人たち、海外から多くの人たちがこの長野市でのんびりゆったりできるような、 そんな観光振興に全力を傾けたいと思っています。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 それでは次に土屋様テーマの選択等ご発言、 そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。 【土屋スタート討論 「従来市政への評価」 】 ありがとうございます土屋龍一郎でございます。 4 番の従来市政への評価についてお伺いしたいというふうに思います。 先般行われた高校生による公開討論会の中で、 「行政の継続性、安定性をしっかり受け継ぎながら、 問題があればアップデート転換が必要」という発言を荻原さんはされています。 これは問題があると思っているのか、そうでないのかといったことがよくわかりません。 行政の継続性安定性と言うからには、今の市政についての継続性を謳ってらっしゃるのかというふ うに思いますが、後半は違うことをおっしゃっている。 そんな中で一つのテーマについてお話をお伺いしたいと思います。 それは住民自治協議会のあり方についてです。
  • 9. 11 年目を迎える住民自治協議会は都市内分権ということで、考え出された特有の仕組みだというふ うに思います。 住民自治協議会という言葉自体は、実は長野市以外ではなかなか使われていない仕組みです。長野 市は 32 地区合併の歴史とともに生まれたこの 32 地区に住民自治協議会を設置しています。この住 民自治協議会と、支所それから区長会、この三つの分担について悩んでいる住民自治協議会がたく さんいることを、私は歩いて感じています。 その住民自治協議会について荻原さんのお考えを聞きたいというふうに思っております。 なぜならば、この住民自治協議会というものについて、今成り手、それから様々な権限について悩 んでいる人たちがいます。 加藤市長はこの 6 月には、これは大変一つの大きくうまくいっているというような市議会では発言 も聞かれましたけれども、この住民自治協議会についてお話を伺いしたいと思います。 【コーディネーター】 では、荻原様ご回答 1 分間でお願いいたします。 【荻原回答 「従来市政への評価」 】 まず加藤市政の評価、現市政の評価。コロナ・災害対策あるいは農業被害がありましたけども、スピ ード感を持って迅速に取り組まれたのではないかというふうに思っております。 それを私自身は行政の安定性継続性を進めていきたいと思ってます。 「住自協」につきましては、やはり各「住自協」にご関係する皆さんの負担感があるということは承 知をしておりますし、またこれは皆さんがもっぱら「住自協」に従事されているわけではありませ んから、いろんな意味で権限の問題などについても現場ではあるという認識を持っています。 やはりこういった「住自協」のこれまでの活動あるいは歴史をしっかりと踏まえながら、そして現 在ある問題課題についてしっかりと地域の皆さんと意見交換をして、どういった体制でさらに進め ていくのがアップデートしていくのがいいのかっていうことを考えていきたいと思います。 【コーディネーター】 では土屋様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。 【土屋再討論 「従来市政への評価」 】 住民自治協議会についての課題というのは具体的にもう幾つもわかっていることがあるというふう に思います。 財源の問題、それから権限の問題が一番大きな問題であると同時に、この住民自治協議会という仕 組み自体が法人格を持っていないということが問題になっているかというふうに思いますこれはひ いては地域の公民館の運営をどうするかといったような現実的な問題にも結びついてくる重要な問 題だというふうに思います。 私は住民自治協議会の問題については、真っ先に手をつけてもいいぐらいの地域の課題だというふ うに考えています。 この 12 年目に入る住民自治協議会のあり方を再構築することが、都市内分権の新しい形であると いうふうに思います。これが新しい形で示すことができれば、全国でも長野オリジナルモデルとし て示すことができますし、そうでなければ改善する必要があると思います。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 続いて 2 巡目に入ります。 それでは土屋様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。 入れ替えの順番でやってまいります。 土屋様お願いいたします。
  • 10. 【土屋スタート討論 「長野市経済の再興」 】 それでは二つ目に長野市経済の再興、2 のお話をもう 1 回してもいいんですよね(司会に確認)、に ついてお話をさせていただきたいと思います。 先ほど冒頭の私のビジョンの中で時代に合わせてというようなお話をさせていただきました。 その中で「長野市経済の再興」の中に、一つお聞きしたいことがあります。 2024 年の春に、須坂にイオンモールが出店するということが発表されています。 このイオンモールが出店されることについては、長野市の経済界も非常に注目をしているところで す。 特に商業界の皆さんはどんなような波が起きてくるのかということで、これに対抗することをどの ようにしたらいいか考えている状態だというふうに思っております。 イオンモールが須坂にできる。 このイオンモールというのはですね、 今調べた中では 15 万 8000 平 米です。これがどのぐらいの大きさというかというと、松本のイオンモールが 6 万 2500 平米です から、この 2 倍強のイオンモールができてくるという中で長野市の経済というのはこれによって、 どのような影響を与えられるのか、またそれをどのように長野市の経済に、再興に当てていくのか という話を聞きたいというふうに思います。 イオンモール自体については、実は長野市に過去に出店する計画がありましたが、それを長野市は 進行させないまま終わっていた経過があります。 この中で長野市の経済が復興したのかどうか、それともそうでなかったのか、たらればも含めて考 えなければ、このイオンモール須坂市出店についての検討はしにくいというふうに思います。 ぜひともその事について長野市経済と須坂イオンモールの関連についてお考えをお聞かせいただき たいです。 【コーディネーター】 では荻原様 1 分間でご回答をお願いいたします。 【荻原回答 「長野市経済の再興」 】 イオンモールができるということは私自身、市民の皆さんの大変脅威、そして経済界の皆さんの脅 威であるということを認識として共有しています。 ただ一方で、では同じようなものを対抗して長野市内に作ろうという思いは、私の中にはありませ ん。それよりも、今市内にある空いた土地などを活用して、企業誘致を進めていく、あるいは民間の 活力によって、産業団地などを増設していくことによって、新たな産業を作る。新たな雇用を作っ ていく。そんな取り組みをすすめていきたいと思います。 その上で都市計画を見直していくということは喫緊の課題だというふうに思ってます。 またそしてこの長野市っていうのはやはり善光寺中央通りを通じて歩くことで楽しめる街だと思い ますので、やはりあの中心市街地に人が住み、若い人たちが例えば勉強する学校をつくる、そのよ うな形で中心市街地への対策も取り組んでいきたいと思います。 【コーディネーター】 では土屋様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。 【土屋再討論 「長野市経済の再興」 】 イオンモールが出店することについて脅威であると感じている方が多いという話でしたけれども私 はイオンモールができることがもう決まったので、脅威ではなくて、それではどのように生かして いくのかと前向きに考えることが必要だと思います。 エム・ウエーブの先にイオンモール、今ももう造成しているところを見ればものすごく広いところ です。そこができたときに、長野駅からエム・ウェーブを通ってイオンモールまでの、あのエム・ウ ェーブ大通りが大きく変わっていく都市化する可能性があるというふうに思います。 私はあの通り沿いにある農業やってる方は、それを、農業を続ければいいんですが、既に荒廃地と なったところについての土地の活用、農振地の転用など、長野市行政が取り組むべき仕事があると
  • 11. 思います。 それをもってイオンモールとの、できたことによる長野市の経済の復興を促すことができるという ふうに思っています。 ありがとうございます。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 では続いて荻原様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。 【荻原スタート討論 「社会インフラ整備」 】 9 番の社会インフラ整備でお願いいたします。 市民の生活に密着している施設、例えば公民館であるとか集会場、あるいは地域の皆さんのコミュ ニケーション作りの場としてそういったものを生かされていますし、地域の皆さんが集まることで 安全確認ができるという意味でも、地域にとって大変重要な場所をです。 また社会体育施設などは地域の健康をつくる上で、そしてまたスポーツ文化を育む上でとても大切 な施設であることは、言うまでもありません。老朽化した施設をアップデートして、市民の皆さん が使いやすい施設に。その施設によってはこの先に予定されている国民スポーツ大会に対応できる 施設にしていく必要があると思います。 さらにオリンピックを迎えたこの長野市のオリンピック施設について計画的な長寿命化が現在求め られているところです。 また長野市を拠点とするプロスポーツチームからの要望や時代のニーズに合わせて、機能の充実な どを通じて健全な維持管理を進める必要があると考えています。それぞれの施設が真に生きる施設 となるように、大規模スポーツ大会やスポーツコンベンション、または大規模コンサートなどを誘 致することを積極的に進めることが求められており、まさにこの分野、私の得意分野だと思ってお りますし、トップセールスの部分だというふうに思います。まさに私の出番だと考えています。 今後この市内の社会インフラの中で今お話した施設の改善、改築を進めつつ、老朽化した施設や使 い勝手の悪くなった施設の整理も求められてくると思います。そこでオリンピック施設の有効活用 などについて、何か他にいいアイディアがあるか、お伺いしたいと思っております。 【コーディネーター】 土屋様ご回答を 1 分間でお願いいたします。 【土屋回答 「社会インフラ整備」 】 実はこれについて私は最も大得意な分野です。 株式会社エム・ウェーブの社長として、長野市で一番大きな施設であるエム・ウェーブの管理運営 をしてきました。 あの施設は冬においてはスピードスケート、あるいはフィギュア、アイスホッケーの競技場となっ ています。このときの観客の動員について私はエム・ウェーブの社長として、ワールドカップが行 われたときに 3000 人以上の記録を作りました。 それと同時に、夏においては、様々なイベントを誘致することでエム・ウェーブが活性化するのみ ならず、エム・ウェーブで行われるコンサートによって、長野市民が経済的効果を得られるような イベントを誘致することに成功いたしました。 ジャニーズ系の一つのグループがエム・ウェーブでコンサートをやると、長野市内に 4 億円以上の 経済効果があることを証明いたしました。そういう意味では、これからのオリンピック施設につい ては十分活用の可能性があるというふうに思っています。 【コーディネーター】 では最後に荻原様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。
  • 12. 【荻原再討論 「社会インフラ整備」 】 オリンピック施設についてはやはりこれから長寿命化に伴って市としても大きな負担感が増してい く施設です。とはいってもやはりこれだけ大きな施設がある都市は他にはないというふうに考えて います。 この施設をどういうふうに活用していくか加えて更に申し上げますけども、やはりこれから世界的 な大規模スポーツイベントを招致して首都圏から多くのお客様に、あるいは世界中から多くのお客 様に見に来ていただく、いわゆるショービジネスの地点、町としてこの施設はフルに有効活用して いくということをこれから積極的に進めていきたいと思っておりますし、まさにそういったスポー ツイベントを誘致するスポーツ関係者、非常に多い私ができるからこそ、この施設を有効活用でき るというふうに考えてます。 この大規模施設をどれだけ使えるか私のアイディアはたくさん持っています。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 続いて 3 巡目に入ります。 今度は荻原様テーマの選択とご発言、そして質問を 2 分間でお願いいたします。 【荻原スタート討論 「スポーツ振興」 】 はいそれでは 8 番のスポーツ振興をお願いしたいと思います。このスポーツ振興、これこそ私のま さに真骨頂です。 スポーツを通じた元気で明るいまち作り。これは本当に私にしかできないいう分野だと確信してま す。国会議員時代にスポーツ振興法という新しい法律をバージョンアップして、スポーツ基本法と いう新しい法律を作りました。この新しい時代に新しい法律を作るというそのプロジェクトチーム の一員として活動をして参りました。 現在の政府のスポーツ推進の基礎となっておりますし、 現在スポーツ庁というのがありますけども、 そのスポーツを創設の出発点となった法律を作りました。その経験や法律の概要を熟知している私 の夢が、やはりこの長野市から世界に羽ばたく選手を輩出することです。 やはり 98 年長野オリンピックを迎えた町です。 だからこそこのまちから世界に通用する、 そしてオ リンピックで通用するそんな選手を輩出していきたいというふうに思ってます。 具体的には少年団活動を活発化させさせていきたいと思っておりますし、 また働き方改革などで今、 学校の部活動がやや停滞気味、鈍り気味々ですので、部活動を総合型地域スポーツクラブへシフト するあるいはまた外部指導者を導入することによって、この学校の運動部活動を活性化させるとい うことを推進していきたいというふうに思っています。学校や教育委員会との協力が必要になりま す。 そしてまた、市内にはプロスポーツチームがあります。そのスポーツチームも本物の選手たちと、 子供たちをつないで夢を大きく膨らませていきたいと思ってます。だからこそプロスポーツチーム の活躍を後押ししていきたいと思ってます。長野から世界へスポーツで元気な町を作りたい。この ことについていかがでしょうか。 【コーディネーター】 では土屋様ご回答を 1 分間でお願いいたします。 【土屋回答 「スポーツ振興」 】 ありがとうございます。土屋でございます。スポーツ振興についてお話をさせていただきたいと思 います。 まず、来年行われる北京での冬のオリンピックに、既にスピードスケートでは、長野市出身の選手 がエントリーすることが見込まれています。 既にオリンピック選手が長野から出る、これは 98 年長野オリンピックの以降にスピードスケート のクラブができて、そこで育った選手が来年ついに花咲くということでございます。これからでは
  • 13. なくてもう既にそういう選手たちがいるということを長野市の人たちは、なかなかこのことを知り ませんが、実は小平奈緒選手も今長野市民であります。 既にそういった選手がいるということを認識したいと思います。 また、私は長野市のスポーツ協会の会長を務めていました。長野市の外郭団体であるスポーツ協会 と連携することで、各種のスポーツがこれから活性化することができるというふうに思っておりま す。 それをもってスポーツ振興は進められると思います。 【コーディネーター】 最後に荻原様ご回答を受けたご発言を 1 分間でお願いいたします。 【荻原再討論 「スポーツ振興」 】 はい日本オリンピック委員会や長野県のスポーツ協会の理事などを務めた経験も踏まえてですね、 申し上げますが、2030 年に、現在、札幌が冬季オリンピックの招致に向けて活動しています。 この 2030 年の札幌冬季オリンピックが招致された際には長野市にあるそり競技場スパイラルを使 うということが約束されています。私はこのスパイラルを使うだけではなくてやはり他の種目につ いても、 同時に長野市に招致することによって、 2030 年札幌の冬季オリンピックが招致された際に は複数の種目がこの長野市で行われる。そしてまた、あの感動が再びこの長野市によみがえるよう な、そんな取り組みを進めていきたいというふうに思ってます。 やはり子供たちの夢を作るのは私達大人です。町です。皆さんと一緒に夢を作っていきたいと思い ます。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 続いて土屋様テーマの選択とご発言、そして他の候補への質問を 2 分間でお願いいたします。 【土屋スタート討論 「台風 19 号災害の復興・防災」 】 土屋龍一郎です。では 5 番の台風 19 号災害の復興・防災についてお伺いしたいというふうに思い ます。 長野市は最近、復興の公営の住宅についての建設について断念するといった発表しております。こ れについて私が調べておりましたところ、いろいろな議事録を見る中では、長野市は長野市として 様々なアイディアを提案しているんだけれども、それがなかなか住民に届いていない。住民の皆さ ん特に被災している方々についての思いが長野市に届いていない、すれ違いの結果、今この状態に なっているというふうに思っております。 災害の復興、住宅について断念したのであれば、それについての了解、あるいは納得を得るような 次のステップが必要だと思いますけれどもそれはもうすぐにやらなければいけないことになるかと いうふうに思います。 災害復興住宅についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 なぜならば私は 2019 年 19 号 災害のときに、あの災害が起きた 3 日目から泥かきのボランティアをさせてもらって、あそこにず っと張り付いていました。 またそれ以降も、被災した皆さんに寄り添っているボランティアの皆さんとともに連携をとって、 この 2 年間を過ごしてまいりました。 その中ではまだまだ台風 19 号災害については復興どころか復旧もままならぬ状態である場所があ るというふうに思います。 災害復興住宅についてどのようなお考えか、また、これについてどのような政策を持っているのか お伺いしたいというふうに思っております。 よろしくお願いします。 【コーディネーター】
  • 14. では荻原様ご回答を 1 分間でお願いいたします。 【荻原回答 「台風 19 号災害の復興・防災」 】 台風 19 号、 大変大きな被害を受けました。 被災された皆様には心からお見舞いを申し上げたいと思 っています。 私も泥出しの作業ボランティアあるいは流されてしまった写真を洗浄してまた手元にお返しすると いう洗浄ボランティア活動にも参加をさせていただきました。そのような背景の中で先日、災害公 営住宅の決定が市から出されました。 これまで長くご議論されてきた上での結果だと思いますので、 まず私はその結果については尊重をしたいというふうに考えています。 その上で引き続き被災された皆さん、地域の皆さんの心に寄り添いながら対策を進めていきたいと いうふうに考えておりますし、今後、長沼には防災ステーションができたり、豊野には交流センタ ーなどができます。 そういったものを活用しながら、地域コミュニティが絶対に壊れないような、そんな取り組みを進 めていくことが必要だと考えています。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 最後に土屋様ご回答を受けたご発言 1 分間でお願いいたします。 【土屋再討論 「台風 19 号災害の復興・防災」 】 私はこの問題については引き続き話をしていく必要がある課題だというふうに思っています。住民 との対話について、再度話し合う場を設けることが必要だというふうに考えています。 結果を尊重することは大切ですけれども、これまでの経緯の中から見ると、すれ違っている部分が 非常に多く感じるのが議事録を見た私の感想です。 また災害の現場に行ったときに、本当にこの現場をどうしていくのかについて、今おっしゃったセ ンターも含めて、もう一度考え直さなければいけない、そういった時点にあるというふうに思いま す。 災害に遭った方に寄り添うと同時に、 市の姿勢について理解していただくようなこちらからの、 寄り添っていただけるような、そのようなテーブルをもう一度持つことが必要だと私は思っており ます。 ありがとうございました。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 これにてクロストークを閉じさせていただきます。 以上でご用意しました討論が全て終了いたしました。 立候補予定者の皆様には、本日取り上げたテーマ以外にも主張したいこと、そしてお考えの政策が あるものと考えます。そこで、本日最後の発言機会として、各立候補予定者からそれぞれ 3 分以内 で内容を限定しない最終演説の機会を設けさせていただきます。 会場の皆様、それぞれのご発言の最後に拍手をお願いいたします。 ではまず土屋様、最終演説をお願いいたします。 【土屋最終演説】 本日はこの公開討論会の場をいただきましたことを心より感謝を申し上げます。 私は 4 年前にこんなもんじゃない長野市、長野市はもっともっと元気になれる底力があるというこ とを信じて立候補しました。 残念ながら当選することができませんでしたけれども、今のやっぱり長野市の底力はこんなもんじ ゃない、もっともっと長野市は強くなれると思っています。そのためには転換が必要だというふう に私は思っています。変化を求めている市民住民の皆さんの意向を汲むためにも転換の時代だとい うふうに思っています。
  • 15. 私が考えている転換は、これまで手をつけてきた様々な案件にあるのではなく、これまで手をつけ られなかった、あるいは積み残してきた案件にこそ答えがあるのではないかというふうに思ってお ります。 例えば公共交通問題、都市内分権の問題、中山間地域の問題、防災の問題、子育て支援の問題、財政 問題、おそらくそれぞれの長野市内の部局には積み上げられた棚上げされた案件がたくさんあるの ではないかというふうに思っております。 市民は市庁舎に対して、いろいろやってもらいたいと思っているけどなかなか答えが出ないと言っ ていることを見れば、やはりそういったことに手をつけることが、私は転換だというふうに思って おります。継続するべきことはすべきですけれども、転換すべきことをまず転換することが必要な 時代だというふうに思っております。 目指す市政としては、市民、住民の気持ちに寄り添う。事件、あるいは課題は現場で起きている。現 場に行き、市民のお話を聞くとともに、素早く新市政に反映することが必要だというふうに思って おります。 最後になりますけれども来年の御開帳についての私の考え方をお話しいたします。 来年の御開帳の成功とは何か。賑やかさではなく、安全安心の中で御開帳が行われることが、来年 の御開帳が末永く歴史に残る御開帳になるというふうに思っています。 そのためには大縁日について 1 億 5000 万程度の予算をかけていますけれども、それよりも時代に 合わせた御開帳のコロナ対策、あるいはおそらく来年は自動車で来る方々が増える御開帳になると 思います。そのためには、交通政策として、今一億 8000 万予算を組んでいる交通政策に、さらに 大縁日で使おうとしているものの予算の中から、縮小した分をこちらに当てて、来年の御開帳は大 成功に導きたいというふうに思います。 以上です。ありがとうございました。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 では続きまして荻原様、最終演説をお願いいたします。 【荻原最終演説】 最後に皆さん、青年会議所の皆さん、またこちらご主張をされている皆さんとともに未来を語りた いというふうに思ってます。 その未来、私は 2046 年に皆さんと一緒に目を向けてみたいなっていうふうに思います。 青年会議所の皆様の中には会社を経営されてもう既に社長さんになられてる方もいらっしゃると思 いますが、 2046 年になれば多くの方々が社長さんあるいは会長さんという、 そういった社内での要 職に就かれているのではないかなというふうに思ってます。 さてでは 2046 年は何が起きているのかということなんですが、これは新幹線が環状線になるとい うことです。東京、金沢、大阪、名古屋といった大都市圏と結ばれる新幹線が一周するということで すね。山手線のような状況になる。 そのときに、では長野市が県都の顔としてやはり存在感を増しておくということが大変必要ではな いかなというふうに思います新幹線が必ず停車してくれるその駅が長野市である。 長野市が長野駅を通過してしまわないようにこの長野市の顔、県都長野市がこの県の顔として存在 意義を増しておく必要があるというふうに思っています。そのためにもこのまちづくり、これから のまちづくりは、特にその青年会議所の皆さんのような若い皆さんのエネルギーと発想が必要だと いうふうに考えています。 これからの時代を担う青年会議所の皆さん、皆さんの意見を反映させたまちづくりは必要というふ うになってくるんじゃないでしょうか。 現在 2021 年ですから 2046 年新幹線が解除環状線になるまで、25 年という歳月はあります。でも 考えてみてください、みなさん。98 年長野オリンピックからもう既に 23 年が経ちました。あっと いう間です。23 年間、あっという間でした。ですから 25 年というのはあっという間に来ると思い ます。
  • 16. そのときこそ長野市がこの県都長野市としてふさわしい街にすべきではないかというふうに思って おりますし、それこそ皆さんの活力がまさに必要だというふうに思ってます。 私としては先ほどお話した、スマートシティ推進都市をつくっていく、あるいは大都市圏から今度 は多くの学生たちがこの長野市に学びに来る、またその学びを通じて新たな価値が生まれて、また 新たなビジネスが生まれていく。そういった新たな交流や何かが芽生えるような町にしていく、そ んなことを夢見ていきたいと思ってます。 青年会議所の皆さん、視聴者の皆さんと夢を実現させていきましょう。 【コーディネーター】 ありがとうございました。 以上で本日の公開討論会の全ての内容を終了とさせていただきます。