8. msysGit/Git for Windows(1.9.5以前)
• Git for Windowsの最新版をできるだけ使いましょう
msysGit、Ver. 1.9.5以前のGit for Windowsは開発中止です。今後セキュリティ的な問題も
発生しかねませんし、ssh等もアップデートされませんので、可能な限り最新の2.x環境に
移行してください。
もう使わない。
9. 混ぜるな危険!
• PATHにGit for Windows、msys、msys2、cygwinが混ざるような状況は危険です。
• Ruby InstallerとそのDevKitはmsys2でもなく古いmsysなので、現行のGit for Windowsのbinフォ
ルダやmsys2とPATHが混在していると良くありません。それが原因でGemのインストールに失
敗して悪態をついている人をTLでたまに見掛けます。Rubyの開発環境のPATHには特にmsys2の
各binやGit for Windows SDKの各binのPATHは通すべきではありません。Gitを使いたい場合には
cmdのみPATHに追加します。
• Ruby, Msys2, Git for Windowsを含んだ通常環境と言った具合にそれぞれ別のPATHを通すような
バッチとコンソールアプリの組合せで専用の環境(コンソール)を用意しましょう。
• Cygwinを使いたい人は中途半端にGit for WindowsやRuby Installerは使わずに、それらのツール
は全てCygwinを使うぐらいの気持ちを持ちましょう。PythonやPerl, vim, Emacs等も同様です。
11. Visual Studio Tools for Git
• Microsoft謹製。
• Visual Studio 2013から一応標準Gitでクライアントが付いた
• Git単独のIDE埋め込みクライアントとしてみると、ステージングがない、リベース弱すぎ、 —no-
ffオプションでmergeする手段が無い等の不満。
• あくまでもTFSのクライアントだという割り切り。
• 心を少し入れ替えて、ステージングやチェリーピック等の対応を次期バージョンで行うらしい
• Visual Studio 2015ではCLIツールのGit for Windowsがインストールされる(オプション)
• リリース時はGit for Windows Version 1.9.5がインストールされる。(メディアに同梱)
• 現在(2016/1/23)時点ではネットワーク環境下でUpdate 1インストール時にインストールされるGit
for WindowsのバージョンはVersion 2.7.0。最新版が提供されるようになった。
• Visual Studio 2015ではGitHubクライアントの拡張もインストール出来る
21. Windows 10 Insider Previewな皆様へ
• 1月29日20時時点の情報です。
• 最新のIP(14251)ではGit for Windows 2.x以上を使用するとクラッシュします。
• Git for Windows 1.9.5に戻してください。
• GitHub desktop for Windows付属のポータブル版だと動く場合があるようです。
• どうもクラッシュの原因はcURL(とそのライブラリ)っぽいという話もあり。(2/3取り消し線
追加)
• どっちにしろntdll.dllの内部エラーなので、IPの新ビルドが原因です。ドッグフードを食べ
るとお腹を壊すこともあるという事で。ありがとうございました。
• 2/3追記。MS社内ビルドでは改善している模様