天下統一を成し遂げた豊臣秀吉には、 優秀な側近がいました。 竹中半兵衛、黒田官兵衛、石田三成。 彼らの特徴を見ていると、時代によって、 側近に求められたものが違っているようで、 とても興味深いですよ。 ぜひ、ご覧ください。 http://courslide.org/

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2. 天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。
彼を支えた優秀な側近たちの
エピソード

3. 竹中半兵衛
1544-1579

4. （兵庫県）
三木城
の兵糧攻めを考案
兵糧攻めは秀吉が好む戦略となり、
小田原城攻略でも使われた。

5. しかし、
半兵衛自身は、
三木城攻めの最中に病死し、
この作戦は黒田官兵衛に
引き継がれることになる。

6. 黒田官兵衛
1546-1604

7. 「中国大返し」
時の話である。

8. 「中国大返し」
とは、
備中高松城で毛利氏と戦っていた
秀吉が、
本能寺での信長の死を知り、
敵である明智光秀を討つために、
京へ戻ったこと。

9. 「中国大返し」 秀吉の部隊は
時、
かつての敵方を含む混成部隊。

10. 信長が死んだと分かれば、
裏切る者が出てくるかもしれない。

11. そこで官兵衛は、
「秀吉が信長の敵を討てば天下人。
そうなれば、
功名を上げた者は大名に、
足軽でも一軍の将になれる」
と噂を流した。

12. 部隊の士気は上がり、
「中国大返し」
を成功させ、
明智光秀を討つことに成功した。

13. 石田三成
1560-1600

14. 商人を多く生み出した
近江の生まれ。
数字に強く、
事務的処理能力の
高さを評価されていた。

15. 幼少の頃、
修行していた寺に
秀吉が立ち寄った際、
お茶の熱さと茶碗の大きさを変え、
3度提供した
「三杯茶」
という
エピソードがある。

16. 事務的処理能力が高かったため、
民衆の統治、
商工業の育成、
家臣団の統制、
大名家や朝廷との折衝
など広範囲にわたり、
秀吉をサポートした。

17. 秀吉とともに作り上げた
「兵農分離」中央集権」
「
のシステムは、
徳川幕府にも引き継がれていった。

18. 理に合わないと思ったときに、
秀吉にとって耳の痛いことも
直言していたようで、
秀吉に重用された理由でもある。