『潜る人』
ジャックマイヨールと大崎映晋
著作者:佐藤 嘉尚
発刊日:2006年1月30日
発刊元:文芸春秋
「Book Digest」
[目次]
第1章 水の中の別世界(大崎一族滝壷 ほか)
第2章 夢のゆくえ(一族の食糧確保 ほか)
第3章 大津波(名取洋之助水中写真開眼 ほか)
第4章 出会いと別れ(ボルケーノ島ブルー・オリン
ピック ほか)
第5章 偉大な青(勝山マリーナ二組の兄弟 ほか)
著者紹介:
佐藤嘉尚(サトウヨシナオ)
秋田県山本郡二ツ井町(現在の能代市二ツ井町)に生まれる。
秋田県立秋田高等学校を経て、浪人時代に山下力と知り合う。
1966年に慶應義塾大学文学部国文科を中退して東京新宿の
小出版社である大光社に入社。最初に企画した丸山明宏(後
の美輪明宏)著『紫の履歴書』がベストセラーになったため、
1969年、入社3年目で編集長に昇進。金子光晴の『人非人伝』、
吉行淳之介『生と性』『なんのせいか』、大岡昇平の『戦争』、泉
靖一や西江雅之などの共著『構造主義の世界』、大島渚の『青
春』や、中原弓彦の『笑殺の美学』などを刊行。
3.本の概要:
水中カメラマンの草分け、大崎映晋。彼の数奇な人生と潜水の世界チャンピオン、マイ
ヨールとの知られざる交友を描く異色の評伝
2001年、自ら命を断ったジャック・マイヨール。彼が1970年に伊豆半島でフリー・ダイ
ビングの世界新記録を出したときにサポートしたのが、日本の水中写真家の草分け、大
崎映晋でした。大崎氏は大正9年生まれ。現在80歳半ばですが、その人生はまさに数
奇としか言いようがありません。戦時中、炎の海を潜って九死に一生を得た体験、パー
ル・バック原作の映画『大津波』のアドバイザーを務めたこと、マイヨールとの水中交遊録
ともいえる友情など、波乱万丈の人生です。
ひとりは人生の途中で自ら死を選んだ人、ひとりは90歳になっても病と闘いながらも自
らの人生を貫いている人。人生の生き方を再考させてくれた本でした。
こちらのサイトも参考、願いします
関連サイト:ダイビングファン

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