アイディアコンテスト「コトナス」における「消え行くマグネット式ホワイトボードを救え！」の銅賞受賞作品です。

1. 提案： 宅食の弁当のフタに金属を組み込み、マグネット
式ホワイトボードをフタに着脱できるようにする。
弁当のフタに配達員の方から一言あれば印象が良いです
し、連絡事項に使うこともできます。またお客さん側からも
弁当の味付けをこうしてほしいなどの要望や連絡に使えま
す。コミュニケーションをはかることにより、お互いいろい
ろなメリットがありうると思います。
なお、洗浄の際ホワイトボードを取り外せたほうが清潔か
と思い着脱式で考えてみました。また、ホワイトボードは名
刺のような大きさではなく A５サイズ位のほうが書きやす
くてよいのではと思います。

2. 追加課題：サービス提供側とお客さん側のコミュニケーシ
ョンを図るという使い方は斬新な発想だと感じました。
そこで、「コミュニケーションを図る」という用途はそのま
まに、「宅食の弁当」より大きなマーケットが見込まれる活
躍の場を考えてください。マグネット式ホワイトボードの大
きさは変更していただいて構いません。
・病院での活用
病院内の入院患者のベッドの側面にマグネット式ホワイト
ボードを貼っておくことによっていろいろな活用が見込め
るのではないかと思います。看護婦、医者とそれぞれの患者
との連絡用にもなりますし、コミュニケーションの助けにも
なると思います。また血圧、体重などを記入してもよいです
し、個人的なメモ帳としても使えると思います。同じ意味で
介護施設等でも活用できると思います。

3. ・訪問ヘルパーによる活用
高齢化の影響で今後訪問ヘルパーの助けが今以上に必要に
なると思います。マグネット式ホワイトボードの活用方法と
しては、訪問ヘルパーが訪れた時に利用者に連絡事項を伝え
るために使えますし、また利用者側からの連絡や要望を伝え
る際にも使えます。あれを伝えておこうと思っても頭だけだ
と忘れてしまうことも多いと思います。連絡ノートでもよい
のですが、マグネット式ホワイトボードであれば、薬の飲用
等忘れてはいけないことを書いておいて目につくところに
貼って置く等メリットは多いと思います。

4. ・学校、塾での活用
生徒が先生に授業に関して質問したい際に使えるのではな
いかと思います。一般的には質問する際には自分から手を挙
げるか先生が質問を促すかだと思いますが、なかなか手を挙
げるのは勇気が要りますし他の生徒の時間を取ってしまっ
ているのではないかと考えてしまいます。もちろんこの方法
も一人の疑問を皆で共有できるというメリットもあると思
いますが・・。そこでマグネット式ホワイトボードに授業中
に疑問に感じたことを書いておき、授業後に先生に提出する
という形が考えられると思います。ボードは上半分を生徒の
質問欄にし下半分を先生の回答欄にするようなレイアウト
だとよいのではと思います。普段は机の側面の金属部分に貼
っておけばコンパクトです。これをあらかじめ生徒に配布し
ておけば暗黙にいくら質問してもよいですよということを
伝えることができ、生徒は気兼ねなく質問できると思います。
それにより学力向上や学習意欲向上につながるのではと思
います。先生としてもゆっくり質問に答えることができると
いうメリットもあるかと思います。

5. ・美容室、床屋さんでの活用
利用者の散髪後のイメージと実際の仕上がりは多少異なる
場合があると思います。その誤差を減らすのにマグネット式
ホワイトボードが活用できるのではないかと思います。マグ
ネット式ホワイトボードにあらかじめ（マネキンのようにイ
ラスト的に）髪の部分以外の正面の顔をプリントしておきま
す。同じ様に横顔のものも作っておきます。さらにその男性、
女性バージョンを作ります。
美容師（床屋さん）は利用者の髪型の要望に応じてボートに
髪型を描いていきます。イメージと違えば少しずつ修正する
ことにより美容師と利用者のイメージをかなり近づけるこ
とが可能だと思います。また利用者が自分で描いてもよいと
思います。またそのボードを美容師の見やすいところに貼っ
ておけます。